2024.02.05
初午祭とはいつ? 食べ物「いなり寿司」の意味、日本橋三越で買えるおすすめを紹介
五穀豊穣や商売繁盛など、さまざまなご利益を祈願するために多くの人が稲荷神社を訪れる「初午祭(はつうまさい)」。毎年2月の最初の午(うま)の日である、初午(はつうま)の日に行われ、2024年は2月12日(月・振替休日)が初午の日にあたります。
この日に稲荷神社にお供えしたり、味わったりする食べ物が、キツネの大好物「油揚げ」を使った「いなり寿司」です。今回は日本橋三越本店の総菜担当バイヤーに、いなり寿司の由来をはじめ、日本橋三越本店の銘店による美味しい「いなり寿司」の定番商品と期間限定品をバリエーション豊富に教えてもらいました。
オンライン予約&店頭受け取りできる! 三越伊勢丹のお弁当はこちら>>
目次
「初午祭(はつうまさい)」とは、どんな行事?
初午(はつうま)とは、2月初めの午の日で、穀物の神様が稲荷山(伊奈利山)に降臨したのが和銅4年(711年)の初午であったことから、「お稲荷さん」の名でおなじみの稲荷神社の祭日として親しまれるようになりました。稲荷神社の本社である京都・伏見稲荷大社は、稲荷山の麓にあります。
「稲荷(いなり)」という言葉は「稲生り(いねなり)」に由来し、農村では「稲荷神」を祀(まつ)っていました。この風習と、稲荷神の使いとされるキツネは家を守るという考えが結びつき、稲荷信仰が広がりました。今でも、全国の稲荷神社で豊作、商売繁盛、家内安全などを祈願する初午祭が行われています。その際に稲荷神へ奉納される食べ物が、「いなり寿司」なのです。
東日本は「俵形」。西日本は「三角形」。いなり寿司の形が異なる理由とは?
いなり寿司には「俵形」と「三角形」があります。東日本が俵形、西日本は三角形と、東西に分かれ、それぞれ由来があるようです。
関東の「俵形」については、商売繁盛の神として有名な稲荷神はもともと五穀豊穣の神を祀(まつ)る田の神信仰に由来し、「稲生り(いねなり)の神」とされていることから、米を入れた俵に見立てているとの説があります。
関西の「三角形」については、稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社のある稲荷山の形に見立てた、狐の耳の形に見立てたなどの説があります。
そのほかにも諸説ありますが、いずれにしても稲荷信仰が反映されているといえそうです。
日本橋三越本店で買える「いなり寿司」。定番から変わり種までさまざまに。あなた好みはどれ?
さ、そろそろ「いなり寿司」が食べたくなってきませんか? そんな時は、銘店の美味が揃う日本橋三越本店のデパ地下へ。初午にあわせて登場する期間限定の品から、通年販売している定番品や変わり種まで、多彩な品揃えをご紹介しています。
【日本橋三越の銘店いなり寿司①/期間限定】<古市庵>人気の4つの味わいの詰め合わせ
昔ながらの手作りの味にこだわり、バラエティー豊かなお寿司を提案する<古市庵>のこいなりセット。自社工場で炊き上げたいなり揚げの中には、酢飯のみのプレーン、香ばしい金ごま入り、煮付けた五目の具、爽やかな野沢菜わさび入りなど4種類のシャリ。<古市庵>の人気の味わいを一度に味わえるお得なセットです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
【日本橋三越の銘店いなり寿司②/期間限定】<京料理 美濃吉>懐石の技が光る京風の美味
創業享保元年、京懐石の名店<京料理 美濃吉>からは、西日本ならではの三角形に包んだひと口サイズのおいなりさんを期間限定でご紹介。お揚げは、京都の<服部豆腐>のものを使用。醤油・味醂・だしで味付けしたお揚げで、ごま入りの酢飯を包んでいます。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
三越伊勢丹オンラインストアで<京料理 美濃吉>の商品をみる>>
【日本橋三越の銘店いなり寿司③/期間限定】<肉の壱丁田>肉好きは堪らないボリューム満点の変わり種
<肉の壱丁田>からは、肉好きのための一品が登場。サイコロ状にカットした炙り和牛を甘辛のお揚げで包んだ「和牛いなり」3貫と人気の「和牛握り寿し」2貫の詰め合わせ。お肉は焼肉屋で上カルビとして出される、希少で高品質な部位を使用。とろける旨味が絶品です!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
【日本橋三越の銘店いなり寿司④/通年】弁当セレクション<すしべん>だしが効いた酢飯の旨さも格別
鰹節や昆布のおだしで炊き上げた<すしべん>オリジナルの「だしシャリ」に特製の隠し酢と胡麻を忍ばせて。お揚げは合わせだしで味付けした特製の油揚げを香ばしく焼き上げています。いなりの上には、紀州産練り梅・静岡県産本わさび・国産ゆずをトッピング。3種の味を2貫ずつ楽しめます。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜 弁当セレクション
【日本橋三越の銘店いなり寿司⑤/通年】<人形町志乃多寿司總本店>明治から続く伝統のひと折
明治10年創業の東京<人形町志乃多寿司總本店>。創業当初から続く俵形のおいなりは、今も変わらぬ製法で手作業にこだわり、完成までに3日の時をかけています。油揚げは白ざらめ・赤ざらめ・沖縄の黒糖のブレンド糖、醤油、みりんでしっかり煮込み、冷蔵庫で3〜4日味をしみ込ませてから再度煮るというこだわりよう。口に入れた瞬間にお揚げから煮汁があふれます!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
三越伊勢丹オンラインストアで<人形町志乃多寿司總本店>の商品をみる>>
【日本橋三越の銘店いなり寿司⑥/通年】弁当セレクション<壺屋>大正初期から売られる人気駅弁
愛知県は東海道本線 豊橋駅の駅弁として大正初期には販売を始めたという歴史を持ち、今も多くのファンがいる<壺屋>のいなり寿司。濃いめの色合いで甘じょっぱく炊いて出汁がしっかり染み込んだ油揚げと、さっぱりしたすし飯の相性は抜群です!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜 弁当セレクション
【日本橋三越の銘店いなり寿司⑦/通年】<紅はし>江戸前寿司屋がつくる一品
新鮮で旬のネタを握る江戸前寿司店として知られる<紅はし(くはし)>が作るいなり寿司。永年技を磨いた板前が誠実に仕込んだかんぴょう、煮しいたけなどを混ぜたシャリを、甘く煮上げた油揚げで包んでいます。シャリの中に潜ませた、寿司屋ならではの細かく刻んだガリが、爽やかなアクセントです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
【日本橋三越の銘店いなり寿司⑧/通年】<たもかみ>山海の幸をおこわにのせた、華やかセット
おこわの専門店<たもかみ>が作る宝石箱みたいな6種のおこわいなりの詰め合わせ。カニとびこ、牛肉、鶏玉子、シラスとびこ、ホタテしょうゆ煮、椎茸甘煮と人参のきんぴらの全6種の具材をおこわにトッピングし、お揚げで包んだ変わり種です。ひと口サイズなので、パーティーのフィンガーフードにもおすすめです!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
【おまけ】ご自宅で作るなら豆腐専門店<三之助豆腐>の油揚げがおすすめ!
昭和初期に、東京・日本橋浜町で創業。以来大豆や製法すべてにこだわり抜いて最高のおとうふをお届けしている<三之助豆腐>の油揚げです。風味の良さと、歯切れのよい食感が特長で、良質の菜種油で揚げているので、油抜きせず、油の旨味も楽しめる一品。いなり寿司が作りやすいよう、1枚1枚中を開いてあります。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜
いかがでしたか? 2024年の初午(はつうま)の日。お近くの稲荷神社に参拝して、日本橋三越本店の美味しいいなり寿司を味わえば、きっと、いいことがありそうです♪
オンライン予約&店頭受け取りできる! 三越伊勢丹のお弁当はこちら>>
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜/古市庵、京料理 美濃吉、肉の壱丁田、弁当セレクション(すしべん、壺屋)、人形町志乃多寿司、紅はし、たもかみにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Ranking
人気記事ランキング