伊勢丹新宿店のフランス展2023が開催。注目は「カヌレの魔法！」にかかる7日間

伊勢丹新宿店で、2023年4月4日（火）～4月10日（月）（エムアイカード会員さま 特別ご招待日：2023年4月4日（火）1日限り）に「2023伊勢丹フランス展」が開催されます。2023年の注目テーマは「カヌレの魔法！」。いま再び人気となっているフランス・ボルドー地方の歴史あるスイーツ「カヌレ」に注目し、その基礎知識からフランス展おすすめのカヌレまで、担当の浅野さんに紹介してもらいました。

イベントに登場するカヌレは、世界カヌレコンクールで優勝経験のある本場フランスの＜パティスリー・サンニコラ＞や、地元産の素材にこだわった軽井沢発のカヌレ専門店＜カヌレリテ＞の新作をはじめ、東京の人気パティスリーが手掛けるオーソドックスなカヌレなど、カヌレの魔法にかかってしまうラインナップ！

艶々に焼き上げられたバラエティ豊かなカヌレたちに目移りしてしまうこと必至です。この春は伊勢丹新宿店の「フランス展」で、カヌレの魔法にどっぷりとかかってみませんか？

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【カヌレとは？】ボルドー地方の伝統菓子！ 日本では第二次ブーム中のいま「進化系」が続々登場

「カヌレ」とは正式名をカヌレ・ド・ボルドーといい、フランス・ボルドー地方で生まれた伝統菓子です。ボルドー地方の名産品・ワインの澱（おり）を取り除く工程で卵白を使用するため、余った大量の卵黄の利用法として考案された、といわれています。

作り方は、牛乳やバターに小麦粉、砂糖、卵、そしてバニラとラム酒などをしっかりと効かせた生地を、蜜蝋を塗った小さな銅の「カヌレ型」でじっくりと焼き込むというのが基本。

日本では、1990年代後半に＜ピエール・エルメ＞で発売されたことをきっかけにブームが起こり、現在は第二次ブームの真っただ中。その特徴は、フレーバーの豊富なバリエーションです。フルーツや抹茶を練り込んだものから、ケーキのようにデコレーションされたもの、「半熟カヌレ」など、進化系カヌレが続々登場しています。

さっそく「2023伊勢丹フランス展」注目のカヌレをチェックしてみましょう！

＜パティスリー・サンニコラ＞いちご＆ピスタチオの風味を閉じ込めた、春ならではのクリーム入りカヌレ

＜パティスリー・サンニコラ＞は、2016年に世界カヌレコンクールで優勝、製菓コンクールの審査員も多数務めるフランス・ボルドーのシリル・サンニコラ氏のパティスリー。旬のいちごを使ったクリーム入りカヌレは、「日本のお客さまのために」サンニコラ氏が考案した特別なカヌレです。

外はカリカリ＆中はモチっと焼き上げたカヌレの内側をくり抜き、カスタードや生クリームとともにいちごソースとピスタチオペーストを閉じ込めた一品。春らしい華やかなデコレーションを目でも楽しみながら、紅茶やコーヒーとともに召し上がれ♪

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

＜パティスリーパダクシオン＞外はバリッ、中はしっとり。シンプルに味わいたい王道カヌレの味

東京・西池袋の小さなパティスリー＜パティスリーパダクシオン＞から登場するのは、大き目サイズがうれしい「カヌレ・ド・ボルドー」。新鮮な卵と牛乳、フランス産小麦とダークラム、マダガスカル産バニラビーンズというシンプルな組み合わせで作る王道のカヌレです。

バリッと歯ごたえのある外皮と、モッチリ＆みずみずしい生地のコントラストは一度食べたらきっと虜になるはず。つややかに仕上げた表面は程よくキャラメリゼしているため甘すぎず、ワインなどのアルコールとの相性も満点。余計なものを加えないからこそ、時間とともに食感や卵の香りが失われてしまうので、購入日当日にいただくのが鉄則です。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

＜パティスリープレジレイル＞ラム酒やコアントローで大人の味に仕上げたプレーン＆オランジュのカヌレ

数々の受賞歴をもつシェフが2020年にオープンした東京・椎名町のパティスリー＜パティスリープレジレイル＞からは、限界までラム酒を加えた「カヌレ・ド・ボルドー」とコアントローとオレンジピールが芳醇な「カヌレ オランジュ」の2種が登場します。

こだわりは、マダガスカル産バニラビーンズをたっぷりと使用し、超高温と高温の2段階でしっかりと焼き込まれた生地。焼きたてならではの艶の良さとカリカリ＆モチモチ食感は当日だけの贅沢なお楽しみです。お酒をたっぷりと使っているので、お酒好きな方へのプレゼントにもおすすめです！

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

＜リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー＞素材のマリアージュを楽しむ、カラフルでキュートなカヌレ3種

フランス・パリ発、東京・吉祥寺や京都でフランス伝統の味わいを伝える＜リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー＞。イベントではダークラム酒とバニラビーンズを贅沢に使ったシンプルな「カヌレ」に加え、「カヌレ フランボワーズ」「カヌレ ショコラ」が春の新作としてカラフルな装いでお目見えします。

「カヌレ フランボワーズ」はフランボワーズのオードヴィ（蒸留酒）が放つフレッシュな香りと甘酸っぱい風味が魅力。「カヌレ ショコラ」はフランス＜カカオバリー®＞の100％ピュアカカオフルーツから作られたショコラを使用したフルーティーかつコクの深さが特徴です。素材の旨みをバランスよく引き出した洗練された味わいには、カヌレファンも唸らずにはいられません！

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

三越伊勢丹オンラインストアで＜リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー＞の商品をみる＞＞

＜モニカ＞基本に忠実に。1つ星レストラン・ブーランジュリー のこだわりのカヌレ

＜モニカ＞は、東京・表参道でミシュランガイド東京2023にて5年連続1つ星を獲得しているレストラン＜ラチュレ＞が手掛けるレストラン・ブーランジュリー。レストランのシェフとパティシエが監修した「カヌレ・ド・ボルドー」は、表面はカリッと、中はしっとりと仕上げたオーソドックスな一品です。

本場フランス・ボルドー地区に伝わる基本のレシピに忠実に、銅型でしっかりと焼き込むのがこだわり。艶々とした見た目もさることながら、奥深い味わいに引き込まれます。自宅ではトースターで軽くリベイクして、焼きたての風味をご堪能あれ。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

＜カヌレリテ＞桜とりんごがさわやかな春限定フレーバー

＜カヌレリテ＞は2021年にオープンした軽井沢発のカヌレ専門店。信州産の牛乳や地粉、地卵、牧草のみを食べた牛乳から作るグラスフェッドバター、甜菜糖と素焚糖（すだきとう）などこだわりの食材を使い、150種類以上のフレーバーを生み出しています。

桜色のカヌレに桜の花びらをちりばめたその名も「春待ち桜」はこの時期にぴったりの一品。また、グラスフェッドバターと信州産の春紅玉をチーズクリームでサンドした「信州春紅玉のりんごバターサンド」は、りんごの甘酸っぱさが、カヌレのやさしい味わいにさわやかなアクセントをプラスします。

食べる際はトースターやオーブンでリベイクした後、常温に3分ほど置き、さらに冷凍庫で1～2分冷やすと焼きたてのようなカリカリ感が復活するそう。チョコレートがかかったカヌレは、半解凍でひんやりとさせるのもおすすめです。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

＜パティスリー・パロラ＞2日目は別モノ!? ミルキーな風味が印象的なシェフのスペシャリテ

最後にご紹介するのはフランス人パティシエ、アレクシ・パロラ氏による＜パティスリー・パロラ＞。フランスの発酵バターや国産グラスフェッドミルクを惜しげもなく使用した、自慢のカヌレが登場します。

グラスフェッドミルクを使用することで、他のカヌレと比べても特に濃厚でミルキーな味わいを実現。ザクザクとした外皮の食感とほろ苦い甘み、バターの香りに続き、モチモチとした生地の食感と強めのラム酒の香り、グラスフェッドミルクのミルキーさ…。計算された食感と味のハーモニーは何度食べても感動モノです。1日目と2日目以降では、味わいや食感が全く異なるのも＜パロラ＞のカヌレの特徴。ぜひ複数買ってその変化も楽しんでみて！

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

作り手のこだわりをギュッと凝縮した艶々のカヌレは、まるで小さな宝石のよう！ あれこれ食べ比べてみるのもよし、お目当てのブランドの焼きたてをゲットするのもよし。注目のカヌレが一堂に会する貴重な機会をお見逃しなく！

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