【通販】焼きしゃぶ＆スプリングラム!? 伊勢丹の精肉店が推す肉グルメの新常識！ ギフトにも◎

夏といえばがっつり肉！ おうちではもちろん、アウトドアでも豪快にお肉を焼いて楽しみたいですよね。でも、メニューがいつもマンネリになりがちなのが悩みどころです…。

「新しい肉の楽しみ方として、『焼きしゃぶ』と『スプリングラム』はいかがでしょうか？」

そう提案してくれたのは、国内の銘柄牛を取りそろえる伊勢丹新宿店の精肉店＜I’s MEAT SELECTION＞の水田伸一郎さんと濱本晃司さん。

「焼きしゃぶ」に「スプリングラム」!? 耳慣れない言葉ですが、聞けば同店のこの夏一押しのメニュー＆お肉なのだとか。

今回は、お肉のプロフェッショナルである水田さんと濱本さんに、肉グルメの新常識「焼きしゃぶ」と「スプリングラム」について、調理のコツと、イチオシのお肉を教えてもらいました。ちょっと贅沢なおうちグルメにはもちろん、お肉好きな方へのギフトにも喜ばれること間違いなしです！ ご紹介するお肉は三越伊勢丹オンラインストアから購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

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【肉グルメの新常識①】サーロインを鉄板で豪快に！ 「焼きしゃぶ」

まずは、「焼きしゃぶ」からご紹介。焼き肉としゃぶしゃぶのいいとこどりをしたのが、「焼きしゃぶ」です。ホットプレートやフライパンなどで、しゃぶしゃぶ用の薄切り牛肉を片面5秒、裏返して3秒サッと焼き、サンチュなどお好みの野菜に巻いていただく食べ方だとか。

「しゃぶしゃぶとの大きな違いは、焼くことでメイラード反応が起こって香ばしさや旨みが増すこと。お肉はぜひ霜降り和牛のサーロインを使ってみてください。霜降りと赤身のバランスをベストな状態で楽しんでいただけます」（濱本さん）

薄めにカットされたお肉を使うことで、口溶けのよさも味わえるのが魅力。おすすめはサーロインですが、違う部位を使えばまた違った旨みが楽しめるので、お好きな部位で試してみるのもOKです。

実際にどんな材料を、どのように食べればよいのでしょうか。濱本さんに簡単なレシピを教えてもらいました。

【おすすめレシピ】肉の旨みで野菜もすすむ！ 「焼きしゃぶ」

「用意する野菜は好みのもので構いません。アボカドやきゅうりなど生野菜なら切るだけなので準備が簡単ですよ。たれは和風だれとねぎ塩だれの2種類で、味変を楽しんでください」（濱本さん）

焼き肉にアボカドなんて斬新で驚きましたが、濃厚な味わいが旨みたっぷりな霜降り肉と相性抜群！ 香ばしく焼いた薄切りのお肉をたっぷりの野菜で巻き、和風だれ、ねぎ塩だれと交互につけていただけば、口の中でお肉の脂がとろけ、止まらないおいしさです。

＜材料＞（2人分）

• 牛肉（しゃぶしゃぶ用）…400g
• サンチュ（またはレタス）…1束
• スプラウト…1パック
• 万能ねぎ（小口切り）…適量
• きゅうり（細切り）…1本
• アボカド（スライス）…1個
• 【和風だれの材料】
  酢、醤油…各小さじ2
  ごま油、砂糖、白炒りごま…各小さじ1
  卵黄（好みで）…2個
• 【ねぎ塩だれの材料】
  長ねぎ（みじん切り）…1/2本
  ごま油…80g
  にんにくのすりおろし…大さじ1と1/2
  塩…小さじ1/2
  顆粒鶏がらスープの素…小さじ1弱
  レモンの絞り汁…少々

＜作り方＞

1. 　たれはそれぞれすべての材料を混ぜ合わせる。ホットプレートまたはフライパンにオリーブオイル少量（分量外）を入れて中火で温める。
2. 　牛肉を片面5秒サッと焼き、裏返して3秒焼く。
3. 　サンチュに2をのせて好みの野菜を巻き、たれにつけていただく。

【焼きしゃぶにイチオシの肉】絶妙な厚みにカットされた特別仕様！ 「鹿児島県産薩摩黒牛 サーロイン焼きしゃぶ用」

焼きしゃぶにぴったりなのがこちらのお肉。焼いたときに肉の食感と旨みが楽しめるよう、しゃぶしゃぶ用よりやや厚めにカットされています。

鹿児島県は黒毛和牛の飼養頭数がとても多く、なかでも「薩摩黒牛」は県内の生産者同士が切磋琢磨しながら丹念に育てたブランド牛。ギフトセットには、4等級以上の牛のみを厳選しています。脂に甘みがあり、あと味はさっぱりしているので食べやすいのも魅力のひとつ。

「おいしくいただくためのポイントは、調理する前日に冷蔵庫に移しておくこと。ゆっくり解凍されるので肉の旨みが逃げず、品質が保てますよ」（水田さん）。

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【肉グルメの新常識②】肉厚の赤身に感動！ ラムファン必食の「スプリングラム」

続いてご紹介するのが、「スプリングラム」。野菜と違って肉には旬はないと思っていましたが、その例外がラムなのだそう。スプリングラムはニュージーランドの初夏に生まれ、1～3月に生産された羊を指します。

「旬の羊は栄養価が高いえさを食べて成長しているので、しっかり食べ応えのある肉質になります。また、焼いたときに出るラム特有の香りが少ないので、ラムは苦手という方にもぜひ試していただきたいですね」（水田さん）

今回はハーブやスパイスを使って、香り豊かにスプリングラムを楽しむ2種類のレシピを教えてもらいました。旨み＆コラーゲンをたっぷり含んだ骨付き肉を使うことでおいしさが増し、ラム本来の味わいを堪能できます。

「塩が味の決め手になるので、調理前に肉の両面にまんべんなくふってください。焼き加減は牛肉と同じで好みで大丈夫です。ミディアムでもおいしいですし、ウェルダンに焼いても肉汁は逃げず、香りと旨みが引き出されますよ」（濱本さん）

【おすすめレシピ1】爽やかな香りとにんにくの風味が好相性！ 「ラムのフレッシュハーブソテー」

「フレッシュハーブとにんにくがラムの風味とよく合います。ソースなしでも満足度十分。ラムそのままのおいしさを堪能できますよ」（濱本さん）

材料をフライパンに入れて焼くだけ、の簡単レシピ！ 豪快にかぶりつけば、スプリングラムの旨みがダイレクトに感じられます。

＜材料＞（2人分）

• ラム骨付きロース肉…4本
• 塩…小さじ1/2
• オリーブオイル…大さじ1と1/3
• ローズマリー（生）…1本
• タイム（生）…2本
• にんにく…2片

＜作り方＞

1. 　ラム肉はまんべんなく塩をふっておく。にんにくは皮付きのまま半分に切る。
2. 　冷たいフライパンにオリーブオイル、ローズマリー、タイム、にんにくを入れて弱火で熱し、オイルに香りを移す。
3. 　2に1のラム肉を並べて中火にし、両面をこんがり焼く（にんにくは焦げる前に取り出す）。器に盛り、好みでマスタードを添える。

【おすすめレシピ2】芳醇な風味が食欲そそる！ 「ラムのスパイス焼き」

「ラム特有の風味は、インド風のスパイシーな味付けでも本領を発揮します。ビールが止まらなくなる味わいです！」（濱本さん）

こちらのレシピも焼いてスパイスをふりかけるだけ、という手軽さなのもうれしいポイント。アウトドアシーンにももってこいです！

＜材料＞（2人分）

• ラム骨付きロース肉…4本
• 塩…小さじ1/2
• オリーブオイル…大さじ1と1/3
• 【スパイスの材料】
  クミンパウダー…大さじ1/2
  オレガノ（生・みじん切り）…小さじ1
  粗びき黒こしょう、パプリカパウダー、ガラムマサラ、コリアンダーパウダー…各少々

＜作り方＞

1. 　スパイスの材料は混ぜ合わせておく。ラム肉はまんべんなく塩をふっておく。
2. 　フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、ラム肉を両面焼く。
3. 　両面こんがりと焼いたら1のスパイスを加え、ラム肉に絡めながら炒める。香りが立ったら器に盛る。

【スプリングラムのイチオシ肉】厚みがあり、食べ応え充分！ 「ニュージーランド産スプリングラム骨付きロース肉」

豊かな自然の中で、牧草を食べてのびのびと育ったニュージーランド産のラムは、食べ応えのある肉質で、滋味あふれる味わいです。肉そのものに臭みが少ないですが、＜I’s MEAT SELECTION＞では処理を丁寧に行うことで、特有の臭いをさらに軽減。ラムが苦手な方も、＜I’s MEAT SELECTION＞のものならおいしく食べられるという方が多いのだとか。

「冷凍のラムを調理する際のポイントは、調理する前日に冷蔵庫に移して徐々に解凍し、さらに30分前に常温に置くこと。中まで温度が上がることで、焼いたとき火が通りやすくなります。また、ドリップ（肉から出る赤い水分）があればペーパータオルで拭きとってから調理しましょう。ちょっとしたコツを守るだけで、ご家庭でもおいしいラムが楽しめますよ」（水田さん）

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今回取り上げた肉は、お家でちょっと豪華なディナーを楽しみたいときにはもちろん、日頃お世話になっている人へ感謝の気持ちを表すお中元ギフトにもぴったり。新しい食べ方を試すことで、食卓での会話も弾むこと間違いありません。

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