2022.04.01
伝統×革新がすごい! 老舗若旦那衆「本和菓衆」が生み出す、和菓子の未来2022が開催
こちらの写真の和菓子、実は山形の伝統的な銘菓「乃し梅」をベースに誕生した、なんとも革新的な焼き菓子なんです!
そんな和菓子の可能性に挑戦し続けているのが、全国の歴史ある和菓子店の若旦那衆10人で結成された「本和菓衆(ほんわかしゅう)」。2013年に日本橋の地に誕生して以来、「伝統×革新」をキーワードに、古くから愛される伝統菓子に現代のエッセンスをプラスした新しい和菓子を生み出してきました。
その磨き抜かれた感性が溢れるお菓子が、日本橋三越本店ほか全国の菓遊庵(かゆうあん)に集結! 菓遊庵とは、厳選した全国の銘菓を豊富なラインアップで紹介している、三越のオリジナルセレクトショップのことです。
開催期間は【Part1】2022年4月1日(金)~15日(金)、【Part2】2022年4月16日(土)~30日(土)の2会期にわたって店頭を賑わせます。なお、三越伊勢丹オンラインストアには店頭よりひと足早く、2022年3月25日(金)~4月25日(月)の期間、一部のアイテムが購入できるので、こちらも見逃せません!
今回はイベントに先駆け、担当バイヤーに特におすすめの革新的な4アイテムを教えてもらいました! その新作アイテムが生まれる原点となった伝統銘菓も併せてご紹介します。
会場:日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵。※全国の菓遊庵でも同時開催
開催期間:
【Part1】2022年4月1日(金)~4月15日(金)
【Part2】2022年4月16日(土)~4月30日(土)
オンラインストア販売期間:2022年3月25日(金)午前10時~4月25日(月)午前10時
※【Part1】の商品は2022年4月10日(日)午前10時まで
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。 詳細はこちらをご確認ください。
【伝統×革新和菓子①】<彩雲堂>よもぎの香りにうっとり。大名茶人が愛した春の茶菓子「若草」
茶の湯の文化が深く根付いた島根県松江市で、明治時代から伝統の味と技を守り続ける名店<彩雲堂>。松江銘菓「若草」は<彩雲堂>を代表する伝統菓子のひとつで、江戸時代を代表する茶人として知られる松江藩七代藩主・松平不昧公(ふまいこう)が、春の茶席に好んで用いたことで知られています。
今回登場する「復刻若草」は、不昧公200年祭を記念し、かつて御用菓子司だった「面高屋(おもだかや)」に伝わる製法で再現したもの。寒梅粉(うるち米を加工した米粉)に練り込まれた、よもぎの芳醇な香りが口いっぱいに広がります。中に包まれたコシのある求肥との食感の妙がたまりません。
春の爽やかな香りとともに、かつての名茶人へ想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵
【伝統×革新和菓子②】<深川屋陸奥大掾>創業から続く伝統菓子「関の戸」を、水出しコーヒーで大胆アレンジ!
東海道五十三次・関宿に380年続く<深川屋陸奥大掾>。赤小豆のこし餡を求肥で包み、阿波特産の和三盆をまぶした「関の戸和三盆」は、創業以来作り続けられている伝統的な餅菓子です。
その伝統の味を、「コーヒーコーディネーター」の資格を持つ第14代当主が「珈琲関の戸」としてアレンジ! 8時間かけて淹れる自慢の水出しコーヒーを使うレシピゆえに、非常に手間がかかるため、現在は本店でも販売されていないという希少なお菓子です。
コーヒーは水出しすることで雑味を抑えつつ、香りを最大限に引き出しています。あんこや和三盆のやさしい甘さが絶妙にマッチしたプレミアムな味わい。革新的なおいしさを、この機会にぜひご堪能あれ!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵
【伝統×革新和菓子③】<田中屋せんべい総本家>名物「みそ入大垣せんべい」をキャラメリゼ! ゲランド塩がアクセントに
<田中屋せんべい総本家>の創業から160余年続く、糀から手作りする特製味噌を使った、伝統的な「みそ入大垣せんべい」。その伝統の味をアップデートした「キャラメル煎餅 まつほ」は、試作を繰り返す中で生まれた運命的なひと品なのだそう。
昔ながらの「みそ入大垣せんべい」の手焼きの魅力はそのままに、キャラメルペーストを塗り、さらにゲランド塩と粉糖を振ってキャラメリゼするという、洋菓子の手法を取り入れて大胆にアレンジ。素朴な味噌の風味に、キャラメルの甘みとほろ苦さが寄り添い、ほのかな塩味がアクセントになっています。
お茶のお供としてはもちろん、深入りのコーヒーや赤ワイン、ウイスキーとも相性抜群。和菓子の新たな楽しみ方が見つかりそうです。
三越伊勢丹オンラインストアで商品を見る(キャラメル煎餅 まつほ)>>
三越伊勢丹オンラインストアで商品を見る(みそ入大垣せんべい)>>
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵
【伝統×革新和菓子④】<乃し梅本舗佐藤屋>山形の銘菓「乃し梅」の甘酸っぱい寒天を活かして、焼き菓子に!
山形で200年の歴史を紡ぐ<乃し梅本舗佐藤屋>。ブランド名にもなっている伝統菓子が、江戸期の薬に由来する完熟梅を寒天で仕立てた「乃し梅」です。
この「乃し梅」をベースに生まれた新作の「美山三山(梅)」は、山形産完熟梅を使った寒天を黄味餡(白餡に卵黄を混ぜて加熱した餡)で巻き、窯で焼き上げました。「乃し梅」から引き継いだ、完熟梅ならではの香りとさわやかな酸味と透明感を活かしつつ、ロール状のユニークなビジュアルに仕立てています。
窯焼きの香ばしさがプラスされた新感覚の味わいは、ダージリンなどの紅茶を合わせて、洋の焼き菓子のように楽しむのもおすすめです。
三越伊勢丹オンラインストアで商品を見る(美山三山(梅))>>
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵
いかがでしたか? 古くから愛されてきた伝統菓子の魅力を引き継ぎながら、華麗な進化を遂げた革新的な和菓子たち。今後の和菓子界を担う「本和菓衆」の活躍からますます目が離せません! 伝統と革新の味わいを食べ比べたり、日本茶以外のペアリングを試してみたり。和菓子の新たな可能性をぜひ体感してみてください。
会場:日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵。※全国の菓遊庵でも同時開催
開催期間:
【Part1】2022年4月1日(金)~4月15日(金)
【Part2】2022年4月16日(土)~4月30日(土)
オンラインストア販売期間:2022年3月25日(金)午前10時~4月25日(月)午前10時
※【Part1】の商品は2022年4月10日(日)午前10時まで
全国の和菓子店の若旦那衆10人で結成された「本和菓衆(ほんわかしゅう)」が、「伝統×革新」をキーワードに手がけた、伝統菓子に現代のエッセンスをプラスした新しい和菓子が大集合します。
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。 詳細はこちらをご確認ください。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵、三越伊勢丹オンラインストアにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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