2015.07.21
煮込むだけじゃない! 「圧力鍋」を使って時短クッキング
圧力鍋は「寒い季節に、煮込み料理などで使うもの」と思っている方も少なくないはず。けれど、夏の間は「出番なし」としまいこんでいるんだとしたらもったいない! なぜなら、圧力鍋には「夏こそ活躍する」理由があるのです。
忙しい主婦の味方! 圧力鍋で時短クッキング
教えてくれたのは、伊勢丹新宿店を担当するフィスラージャパンの菊島紀子さん。「圧力鍋はもちろん年中使えるものですが、夏に特にオススメしたいアイテムです」。その理由についてうかがうと、「まず、圧力鍋が他の鍋と大きく違うのは、鍋の中が100℃を超える高温になること。火の通りが早いので、調理時間もガス代も節約できます」。火を使う時間が短いため、エアコンをつけていても汗だくになるような「猛暑のキッチン」からは解放されるんです。
ビールのおつまみや夏メニューもお任せ
夏の食卓に欠かせない枝豆やトウモロコシも、セットの蒸し器でたった3分間加熱すれば食卓に出せるというスピード感。お米も、炊飯器で炊く約3分の1の時間で炊けるのだとか。「もちっとした弾力のある炊き上がりで、『ごはんは圧力鍋で炊くのが一番美味しい!』という人も多いんですよ」と菊島さん。
骨まで柔らかく食べられるようになるので、さっぱりとしたイワシの梅煮などもおすすめ。菊島さんのお気に入りメニューは「夏野菜のラタトゥイユ」。「わが家では、素麺にかけて食べることもあります。ワンパターンになってしまいがちな素麺ですが、彩りも栄養バランスも良くなりますよ」。
圧力鍋初心者も安心、コツは「タイマー」を使うこと
圧力鍋で調理をする際は、「内容量と水の量はそれぞれ基準になるラインがあるので、そこを超えないように入れる」のが重要な注意点だとか。また、火の通りやすさは食材の大きさによって変わるため、時間で調整をします。
「温野菜などは本当にすぐにできてしまうので、別のことに気を取られていたら溶けてしまいます(笑)。キッチンタイマーを使えば、具材が煮くずれたり、溶けてしまったり……という事態を避けられますよ」
個人的には「ピー!」という大きな音が怖かった覚えがあるのですが……。「今の圧力鍋は、もうそんな音はしないんですよ。シューという音がする時は、高温になりすぎて蒸気を抜いている音なので、弱火にするだけで大丈夫です」。
時短でエコな圧力鍋は、まさに主婦の味方。連日の猛暑でキッチンに立つのも億劫……という日にこそ、その真価を遺憾なく発揮してくれそうです。
商品の取扱いについて
記事でご紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館5階=
また伊勢丹オンラインストアでは、<フィスラー>
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Ranking
人気記事ランキング