2021.09.21
【日本橋三越】ビジネスや結婚の挨拶…手土産の選び方をプロが解説! シーン別にご紹介します
日々のギフト選びの強い味方である日本橋三越本店。同店には、「パーソナルショッピングデスク(以下、日本橋PSD)」と呼ばれるフードコンシェルジュがいることをご存知ですか?
「接待でお渡しするご挨拶の品、何がいいのかな?」といったビジネスシーンでの悩みから、「遠方で暮らす家族へ喜んでもらえるものを贈りたいけど…」といったプライベートの相談まで、最適なギフトを提案してくれる頼れるサービスです。
今回は、そんなギフト選びのプロである日本橋PSDのサービスについてご紹介。さらに実際に相談が多いというお悩みをピックアップ。日本橋PSDの小笠原典子さんに、お悩みシーン別に知っておきたい選び方のポイントと、具体的なおすすめギフトを選んでもらいました。プロならではのギフト選びの視点は必見です!
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。 詳細はこちらをご確認ください。
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ギフト選びのどんなお悩みも一緒に解決! 頼れるサービス「日本橋パーソナルショッピングデスク(PSD)」
日本橋パーソナルショッピングデスク(以下、日本橋PSD)は、日本橋三越本店でフードまわりのお買い物をサポートしてくれるコンシェルジュサービス。日本橋三越本店を知り尽くした専門スタッフが、あらゆるギフト選びのお手伝いをしてくれます。
とはいえ、具体的にどんなことに対応してくれるのか気になりますよね。実際に相談される内容はどのようなものが多いのでしょうか?
「ビジネス、プライベート両方のご相談がございます。ビジネスシーンでは、ご挨拶、送別、社内の褒賞品、記念品などのご相談が、プライベートでは返礼品やお祝いの品などのご相談が多いですね。最近では、コロナ禍で社員旅行やイベントごとが中止になってしまった会社様が、慰労品として社員へ贈るギフトをご相談いただく…というケースも増えています」(小笠原さん)
お客さまの事情に合わせて、あらゆる分野のプロが対応!
ビジネスでもプライベートでもどちらも対応していただけるのですね。
「基本は約30分~1時間での対応を目安に、当日店頭でお声がけいただくことはもちろん、事前に電話予約やオンライン予約(※現在、緊急事態宣言中につきオンライン予約は休止中です)もできるので、ぜひお気軽にご相談ください」
日本橋PSDは現在12名が在籍(2021年9月現在)。それぞれ得意分野をもつメンバーがいるのも、心強いポイントです。
「基本はジャンルを問わず相談できますが、ワインなどの専門性の高い相談は、ソムリエなど資格を持ったものや経験者が担当しますので、ぜひ安心していただければと思います」
知識を持った相手に贈りたいときに、専門家に相談できるのは嬉しいですね!
それでは、実際どのようにお手伝いしてもらえるのか、小笠原さんに、ビジネスシーン、プライベートシーンそれぞれでよくある相談内容から、シーン別に選び方のアドバイスと具体的なおすすめアイテムをご紹介してもらいましょう。
まずはビジネスシーンの相談からご紹介します。
【ビジネスの相談①】仕事関係の方と出先で会う予定です。日ごろのお礼を兼ねて手土産をお渡ししたいのですが…(予算:5,000円程度)
最初のビジネスギフトの相談は、出先で先様と会うシチュエーションでの接待の手土産です。お世話になっている相手だけに喜んでもらえるものをお渡ししたいところ。
「先方も出先となる場合は、お荷物にならないようにする配慮も必要ですね。かさばらず、しっかりと高級感を感じられるもの、常温で持ち歩いても問題ないもの、会社のみなさんでそのまま召し上がっていただけるよう、個包装のものがよろしいかと思います」(小笠原さん)
なるほど! ただおいしそうなもの、高級なものをお渡しすればよいのではなく、相手の立場への配慮も大切なんですね。
【日本橋PSDのご提案】出先でビジネス相手に直接渡す、「かさばらず、高級感がある手土産」はこれ!
小笠原さんが提案するのが、銀座の名店<和光>の5種のケークセット。箱を開けると色とりどりの焼き菓子がぎっしりと並び、思わず歓声が上がりそうな華やかな見た目です!
「<和光>の銀座の自家アトリエで焼き上げられており、彩り、素材の上質さも相まって長く愛されています。銀座の和光アネックス グルメサロンと日本橋三越本店のみでの取り扱いなので、特別感もありますよ」
名店ならではの重厚感もビジネスの手土産として高ポイント。どれにしようか、会社のみなさんでワイワイと選んでいただく楽しさも提供できそうですね。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【ビジネスの相談②】新しく取引を始める地方の会社さまに、ご挨拶の品をお送りしたいです。ただし先方の好みがわかりません…(予算:3,000円程度)
続いてのビジネスギフトの相談は、初めての取引先にご挨拶の品を贈りたいというシチュエーション。コロナ禍で地方にはなかなか足を運べないなかで、直接会えなくても気持ちを伝えられる贈りもの。どのようなものがふさわしいでしょうか?
「地方の会社様ということで、送り主の地元でしか買えない限定品や、歴史やストーリー性などが感じられるアイテムはいかがでしょうか。特に先方のお好みや召し上がる方の年齢・人数がまだわからないということですので、万人受けするもの、ある程度数があり個包装で配りやすいものといった工夫も必要ですね。直接お渡しできないという事情もあるので、常温で日持ちも長めのものをセレクトすると良いでしょう」
たしかに自社がある土地にまつわる品なら、自己紹介にもってこい。先様との会話にも花が咲きそうです。
【日本橋PSDのご提案】地方の取引先へのご挨拶に届ける、「東京でしか手に入らないギフト」はこれ!
今回、小笠原さんが東京の会社から地方へ送ることを想定したギフトとして提案してくれたのは、<赤坂柿山>の上品なおかき。袋を開けると、食欲をそそるかつおだしの風味と、焼海苔の芳ばしさが香り立ちます。
「日本橋三越本店がある日本橋室町の地。そこに根ざす食の老舗<山本海苔店>と<室町砂場>の味をまとったおかきです。小さく焼き上げた『円座』を、強めのかつおだしが効いたそばつゆにくぐらせ、香り高い焼海苔を巻いています。日本橋三越限定品ですので、話題性もあり、年齢を問わず楽しんでいただけると思います」
東京・日本橋ならではの伝統の味わい。特別感もあり、今後お世話になる先様を慮る気持ちも伝えられそうです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【ビジネスの相談③】仕事がひと段落したので、部下にねぎらいの気持ちを伝えたい。さりげなく渡せる差し入れはありますか?(予算:5,000円程度)
3つ目のビジネスギフトの相談は、上司から部署の方々に差し入れをしたいというシチュエーションです。毎日のように顔を合わせる部下たち、彼らの頑張りをねぎらいたいときに贈るアイテムの選定ポイントとは?
「気心の知れた部署の方々に贈るなら、個包装でおひとりずつに配れて、ひとつで満足感のあるものがおすすめです。プロジェクトがひと段落したという区切りでもあるので、パッケージでさりげなく感謝の気持ちを伝えるのも粋です」
普段はちょっと気恥ずかしくて口にしづらい感謝の気持ちですが、パッケージで伝えれば大げさになりすぎないですね。
【日本橋PSDのご提案】上司からの部下へのねぎらいに、「個包装になっていて、特別感のある差し入れ」はこれ!
小笠原さんがおすすめするのは<KITAYA六人衆>のどら焼き。ぱっと目に入る「喜粋」の文字とゴールドに栗の紋様をあしらった遊び心あるパッケージも素敵です。
「商品名の『喜粋』には『喜び』の文字があり、贈る人も受け取る人も嬉しくなる一品です。しっとり口どけの良いどら焼きの中に、熊本県産の栗ペーストを使用した栗餡がたっぷり入っていて満足感もあります。一般的な小豆餡ではないところに、意外性を感じてもらえると思います。こちらも日本橋三越限定品です」
気鋭の職人たちが作り上げるどら焼きは高級感がありつつも、どこかやさしい味わい。個包装になっているので、それぞれ好きなタイミングで開封でき、仕事の合間にほっとひと息つけそうですね。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
続いて、プライベートシーンからよくある相談を例にして、選び方のアドバイスと具体的なおすすめアイテムをご紹介します。
【プライベートの相談①】彼の両親宅へ、結婚のご挨拶にうかがう予定です。手土産を持参するなら、どんなものがふさわしいですか?(予算:5,000円程度)
結婚のご挨拶という特別なシチュエーション。絶対に外せないプレッシャーを、プロはどのように考えるのでしょうか?
「まずは相手のご両親のお好みのものを選ぶのが鉄則です。さらに高級感を感じられるような体裁の良いもの、日持ちするものを用意すると印象が良いと思います。結婚のご挨拶という特別な日ですので、スペシャル感が十分に伝わるアイテムを選びたいですね」
ご両親の好みを予め相手の男性から聞いておくことが大切ですね。特別感のあるものなら印象にも残りそうです。
【日本橋PSDのご提案】結婚のご挨拶に「ひとつでしっかり重みがあり、パッケージにもセンスが光る手土産」はこれ!
「お相手のご両親が甘いものがお好きなようでしたら」と、小笠原さんがおすすめするのが、栗菓子の名店<足立音衛門>の代名詞でもある栗のパウンドケーキ。3種類の栗をケーキ1本に400g以上も使った、栗好きにはたまらない逸品です。
「一本で、栗の重量感がしっかりとあり、厳選された素材の味わいが伝わる名品です。高級感のある木箱入りをご用意していますので、特別感ともに申し分ありません」
個性的なだけでなく高級感もあるので、あらたまった席でも映える一品。特別に選んだことが伝わるアイテムです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【プライベートの相談②】遠方に暮らすおじいちゃん、おばあちゃんとしばらく会えていません。元気だよ、という気持ちを込めて、喜んでもらえるギフトを送りたいです(予算:4,000円程度)
遠方の家族や親族への贈りもの。コロナ禍で気軽に会いに行けないけれど、おじいちゃん、おばあちゃんに元気を伝えて喜んでもらいたい。そんな想いが伝わるアイテムの選び方とは?
「やはり、おじい様、おばあ様が大好きなお菓子を贈るのがいちばん喜ばれると思います。おふたりだけですと、一度にたくさんは召し上がらないかと思いますので、開封したら食べ切れるサイズ、また期限内に食べ切れる量のものを選ぶと良いですね」
好みを知っている相手だからこそ、奇をてらわず好きなものを選ぶというのも大切なんですね。サイズや期限など、ご高齢の方への贈りものならではの気遣いもポイントです。
【日本橋PSDのご提案】祖父母へ通販で届ける「個包装になっていて、食べきりサイズのギフト」はこれ!
小笠原さんがセレクトしたのは、<茶の環>の抹茶をふんだんに使った焼き菓子セット。もみじ饅頭、フィナンシェ、バウムクーヘンの3種類が楽しめます。
「抹茶本来の鮮やかなグリーンが映えるもみじ饅頭、抹茶の味が際立つ甘さ控えめのバウムクーヘンなど、味・色・香りの三拍子が揃った本格抹茶スイーツです。3種類の味が楽しめるので飽きがこず、またそれぞれが個包装になっているので、おじい様、おばあ様のペースでゆっくりと召し上がっていただけます」
抹茶を使ったお菓子は、緑茶との相性も抜群。孫からの贈りものは大事に食べたいという方も多いので、少しずつさまざまな味が楽しめるのも嬉しいですね。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
さすがプロの目線! どれも納得のアイテム選びです。初めてだとちょっと緊張してしまうかもしれませんが、ギフト選びに困ったときはぜひ日本橋PSDを頼ってみてはいかがでしょうか。なお、今回ご紹介したアイテムはすべてひとつのシチュエーションにつき、ひとつのブランドからのセレクトでしたが、予算内でブランドをまたいでオリジナルの詰め合わせのセットを作ってもらうことも可能です。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階=和菓子、洋菓子にてお取扱いがございます。三越伊勢丹オンラインストアはこちら。
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