2021.06.08
6月16日「和菓子の日」限定アイテム7選。2021年は<とらや>嘉祥饅頭が復活します!
毎年6月16日は「和菓子の日」。日本では古くから、この日に合わせて16の数にちなんだお菓子、餅などを神前にそなえ、厄除招福を祈願した「嘉祥(かじょう)の行事」があったそう。平安時代から明治時代頃まで続いていたというこの行事を現代に復活させたのが、和菓子の日です。
そんな由緒ある「和菓子の日」には、全国の和菓子店が腕をふるった特別なお菓子が店頭を賑わせます。
今回は、日本橋三越本店で買える「和菓子の日」限定のおまんじゅうや羊羹、大福などバイヤーおすすめの7アイテムをご紹介。たった1日だけしかお目見えしないお菓子もあるので、見逃せません!
なお、すべてのアイテムは店頭での予約、またはお電話(☎03-3241-3311 日本橋三越本店の大代表)にて予約可能です。 ※ただし<森八>のみ、受取希望日の5日前までにご予約が必要です。
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【まんじゅう】縁起のいい意匠がキュート! やさしい色合いの3色まんじゅう<とらや>
まずチェックしたいのは、<とらや>が毎年6月16日の「和菓子の日」にちなんで作るという3色まんじゅう。2020年はコロナウイルスの影響で販売されなかったのですが、2021年に復活を果たしたという貴重なアイテムなんです!
つくね芋(山芋)を使った生地で御膳餡(こし餡)を包んだ「薯蕷(じょうよ)饅頭」、小麦粉生地で小倉餡を包んだ「新饅」、和三盆糖を作るときにできる白下糖(しろしたとう)入りの生地で御膳餡を包んだ「利休饅」と、3種類が楽しめます。
かつての「嘉祥の儀式」に使用されていた嘉定通宝や、縁起のいい小槌、全国和菓子協会のマークが配された愛らしい見た目にも注目! コロンと小ぶりなサイズなので、3種類の食べ比べもおすすめです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【羊羹】大名たちも食べた!? モチモチ食感のコク深い蒸羊羹<とらや>
<とらや>からもうひとつ、蒸羊羹も登場。江戸時代、6月16日に江戸城で行われていた「嘉祥の儀式」では、大広間に2万個を超えるお菓子を並べて大名や旗本に配り、そのお菓子を食べることで厄除招福を願っていたそう。その際のお菓子のひとつを再現し、夏負け防止効果があるとされる黒砂糖を加えて作り上げたのが「嘉祥蒸羊羹」です。
小麦粉と葛粉を使用して蒸しあげた蒸羊羹ならではのモチモチとした食感が特徴で、黒砂糖のコクが味わい深い一品に仕上がっています。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
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【まんじゅう】伝統の紅白まんじゅうで健康祈願<榮太樓總本鋪>
<榮太樓總本鋪>の「嘉祥まんじゅう」は、おめでたい紅白の2個セット。「和菓子の日」のたった1日だけ店頭にお目見えします。紅色にはつぶし餡、白色にはこし餡が包まれた昔ながらのまんじゅうです。小麦粉ベースの生地が餡の風味を引き立たせ、素朴な味わいにほっとします。
こちらも和菓子協会マークの焼印入り! 緑茶や抹茶と合わせて、和菓子のやさしさを堪能しましょう。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
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【まんじゅう】五色の餡を重ねた、めでたさ溢れる上用まんじゅう<森八>
一見すると普通の上用饅頭ですが、割ってみるとその美しい意匠にあっと驚く<森八>の「蓬ヶ島」。吉祥の象徴である鶴・亀・松・竹・梅を表現した5色の餡を包んで重ね、蒸し上げています。そのめでたさから「嫁入饅頭」「子宝饅頭」とも呼ばれ、引き出物などでも人気だとか。
中心にあるコクたっぷりのつぶ餡を、しっとりとした練り切り餡、山芋の風味が広がる生地で包んでおり、口の中で溶け合うとベストバランス! サプライズ感もあり、贈り物としても喜ばれそうです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【まんじゅう】世界的に有名な和菓子店<一幸庵>とコラボした新食感の焼きまんじゅう<赤坂柿山>
おかき専門店<赤坂柿山>の姉妹ブランド<ひょうひょう庵>がお届けする「ひょうひょう満」。完成度の高さから海外でも高く評価されている茗荷谷の和菓子店<一幸庵>が監修した逸品が、和菓子の日に合わせて日本橋三越にも登場します!
しっとりとした皮の中には、水や水飴を使わずに炊き上げたさらし餡がたっぷり。ホロホロと口の中でほどけるさらし餡の、絹のようななめらかな舌触りにきっと驚くはず! 生地には、おかき専門店にちなんでほんのりとしょうゆを効かせ、餡の甘みを引き立てています。表面にまぶした金ごまの香ばしさもアクセントに。
常温はもちろん、冷やすと餡がしっとりとして食感の変化も楽しめます。お茶はもちろん牛乳と合わせても◎。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【大福】たっぷりの小豆で開運を呼び込む! ほのかな塩味があとをひく豆大福<菓匠花見>
魔除けや厄除けの力があるとされる小豆の赤色で開運を願う、<菓匠花見>の「豆大福」。赤えんどう豆を練り込んだコシのある餅生地で、風味豊かな自家製つぶ餡を包んだ、シンプルなおいしさが光る一品です。
餅の甘みと餡の甘みに、赤えんどう豆のほのかな塩加減が三位一体となり、生地の歯切れのよさも相まってぺろりといただけます。たっぷり練り込まれた小豆からパワーをもらって!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【葛まんじゅう】ぷるんと涼やか。2種の餡と鹿の子で厄除け招福<KITAYA六人衆>
<KITAYA六人衆>は、東京・千住<喜田家>の腕利き職人たちの和菓子ブランド。同ブランドが和菓子の日に合わせ、3日間だけの限定販売で提案するのは、見た目も涼やかな葛まんじゅうです。
もっちりとした歯ごたえ&つるんとのどごしのいい葛生地に包まれているのは、大納言鹿の子が入った宇治抹茶餡とこし餡。厄除招福の効果があるといわれる小豆を贅沢に使用しています。こし餡にはごろっと栗が入っていて、葛生地と驚きのハーモニー! 食べる直前に少し冷やすのがおすすめだそう。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
三越伊勢丹オンラインストアで<KITAYA六人衆>の商品をみる>>
手土産としても外さない、この時季だけの特別な和菓子たち。厄除招福を願って食べるという、その風習も大切にしていきたいですね。数量限定品や和菓子の日にしか買えないものもあるので、早めのチェックが吉です!
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商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階=和菓子にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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