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2021.06.01

【伊勢丹】2021年東京で買える「水無月」4選。京都の夏越(6月30日)にかかせない和菓子です

<叶匠壽庵>水無月

※この記事は2021年の情報です。2023年の最新情報はこちらをご参照ください。

三角形にかたちどられた真っ白なういろうと、たっぷりの小豆のコントラストが美しい「水無月(みなづき)」。6月末に行われる夏の神事「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせ、古くから京都で食べられてきた生菓子ですが、最近では関東でもよく見かけるようになりました。

今回は、伊勢丹新宿店の人気和菓子店から、2021年おすすめの水無月4ブランドをご紹介。サイズも価格もお手頃で手土産にもおすすめです。期間限定、さらに数量限定のものもあるので、ぜひお早めにチェックを!

そもそも水無月とは、どんな和菓子?

1年の折返しとなる6月30日は12月の大晦日と並ぶ大祓(おおはらえ)の日。旧暦では夏の終わりの日であることから「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれ、半年分の穢れを払う大切な節目の神事となっています。

京都ではこの夏越の祓に合わせて「水無月」というお菓子を食べるのが慣例。「水無月を食べないと夏が来たという気持ちになれない!」という人が多いほど、定番の和菓子なのです。

「水無月」は、邪気を払うとされる赤い色の小豆と、神事に使う祭具や暑さを乗り切れるよう食した氷室の氷に由来するともいわれ、三角形の形が特徴的です。

白いういろう生地に小豆のかのこをのせて蒸し上げたものが一般的ですが、ブランドによってその味や食感はさまざま。

さっそく伊勢丹新宿店に並ぶ個性あふれる水無月を見ていきましょう。なお、<仙太郎>と<小布施堂Shinjuku>は販売がスタートしています。<とらや>と<叶匠壽庵>は6月後半からの短期間での販売となります。

<とらや>伝統を味わう、白と黒の水無月

<とらや>水無月・白水無月

<とらや>左:白水無月・右:水無月(各1個・40g) 238円(税込) ※販売期間:2021年6月25日(金)~6月30日(水)

<とらや>には、1726年「水無月蒸餅」というお菓子を御所に納めた記録があり、現在つくっている「水無月」も由緒ある逸品といえます。<とらや>の水無月は、一般的なういろう生地を使った白色の「白水無月」と、白下糖でコクのある味わいに仕上げた黒色の「水無月」の2種類です。

生地は歯切れがよく、もっちりとした口あたり。丁寧に煮た小豆のふっくらとした食感も楽しめます。やや小ぶりなサイズなので、2種類とも食べたい! という欲張りさんにもぴったり。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

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<叶匠壽庵>しっかり餅生地とたっぷり小豆。食感のハーモニーも楽しい定番の味

<叶匠壽庵>水無月

<叶匠壽庵>水無月(4個入り) 864円(税込) ※販売期間:2021年6月29日(火)~6月30日(水)、各日限定20~30点

もっちりとしたコシの強い餅生地、その餅生地と同じくらいの厚さにたっぷりとのせた小豆が特徴的な<叶匠壽庵>の水無月。小豆は粒の食感がしっかりと楽しめる固さに仕上げられ、餅の弾力とのバランスも絶妙です。

昔ながらの素朴なビジュアルも親しみやすく、カジュアルに食べたいひと品。甘さもスッキリとしているので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。氷を模したパッケージも涼やか! 販売期間が短いので、お見逃しなく。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

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<仙太郎>抹茶味も! もっちり&ボリューム感満点の三兄弟

水無月発祥の地でもある京都に本店を構える<仙太郎>では、いち早く4月から水無月を販売。白のういろう生地に小豆かのこをのせた定番の「白」、黒糖生地の「黒」に加え、6月からは抹茶を生地に練り込んだ「抹茶」がお目見えします。

<仙太郎>みなづき白

<仙太郎>みなづき黒糖

<仙太郎>みなづき抹茶

<仙太郎>みなづき(白、黒糖、抹茶・各1個) 各227円(税込) ※販売期間:2021年4月7日(水)~6月末頃までを予定 ※抹茶は6月1日(火)~6月末頃までを予定(詳しくは販売員へお尋ねください。)

ういろう生地はもっちりと弾力があり、たっぷりとのった丹波大納言小豆のかのこも相まって食べごたえ抜群です。それぞれ、すっきりとしたあと味の「白」、黒糖の濃厚なコクが広がる「黒」、抹茶の苦みが冴え渡る「抹茶」と味わいのバリエーションも楽しめます。3種類の中からぜひお気に入りを見つけてみて!

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

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<小布施堂Shinjuku>ぷるんとなめらか! 栗の風味を閉じ込めた新感覚水無月

<小布施堂Shinjuku>氷室

<小布施堂Shinjuku>氷室(1個) 270円(税込) ※販売期間:2021年6月1日(火)~6月30日(水)

栗菓子の老舗<小布施堂Shinjuku>の「氷室」は、旧暦6月1日に氷室に貯蔵しておいた氷を振る舞い涼をとる「氷室の節句」に由来した生菓子。<小布施堂>の代名詞でもある栗あんを葛で固めた栗羊羹に、蜜栗、小豆を重ね、さらに葛で閉じ込めたという、手間暇かけられたひと品は、透き通った見た目にも涼が感じられます。

なめらかな葛の食感に、ほっくりとした小豆と栗の蜜煮が程よいアクセントに。つるんと口に含めばやさしい栗の風味が口いっぱいに広がります。栗好きにはたまらない、定番とはひと味違う水無月は話題性も抜群です。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

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2021年6月30日の夏越の祓に合わせて、伊勢丹新宿店の和菓子ブランドではさまざまな水無月が店頭に並びます。手土産にするのもよし、お家で名店の味を食べ比べるのも一興。目にも涼やかな水無月を食べて夏も元気に乗り切りましょう!

東京で買える「水無月2022」6選はこちら>>

文:齋藤倫子

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階=甘の味/小布施堂Shinjuku、叶匠壽庵、仙太郎、茶の道/とらやにてにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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