2015.07.01
夏も輝いていたい女性たちに。真っ青なタイ産ハーブティー「バタフライピー」の秘密
目の覚めるような鮮やかなブルーのハーブティー。これはタイ語で「アンチャン」、英語では「バタフライピー」と呼ばれる、タイではとってもポピュラーなハーブを使ったお茶です。どうやら、このハーブティー、古くから現地の女性に親しまれているそう。
なぜこんなに青いのか? しかも、なぜそんなに女性に人気なのか? 「バタフライピー」の秘密について、三越伊勢丹食品統括部の霞怜子アシスタントバイヤーに教えてもらいました。
美しさを求める女性たちに人気
「バタフライピーはマメ科の植物で、タイでは昔からその青い花びらを、ご飯やお菓子を青く染める天然色素として活用してきたそうです」と霞さん。バタフライピーの美しい青は、花びらの色だったんですね。
「この青色を構成しているのは、『アントシアニン』という成分。赤ワインやブルーベリー、紫キャベツなどにも含まれているポリフェノールの一種です。そのため美しさを求める女性たち、特に若い世代から支持されているんですよ」
さらに、古くから健康な目や髪のためにも愛飲されてきたとのこと。
「ポリフェノールが含まれていることで、目を酷使するパソコンワークのブレイクタイムにぴったりのハーブティー。タイのオフィス街にあるカフェでは、キャリア女性がよく飲んでいるそうですよ。他にも、シャンプーやコンディショナー、石鹸の原材料として幅広く利用されています」
クセがないから、飲み方もいろいろ
そんなバタフライピーですが、気になるのは、そのお味。深い青色の印象が強いせいか、風味も独特なのではと想像してしまいますが……。
「見た目のインパクトとは違って、味自体にクセはほとんどありません。マメ科の植物なので、豆の香りがほのかにする程度で、酸味や苦味も少ないんですよ」と霞さん。はちみつやシロップで甘さを加えれば、より一層、飲みやすくなるそうです。
「これからの季節はアイスティーで飲むのもいいですし、ちょっと濃いめに淹れてソーダで割ってもさわやか。ウォッカなどのスピリッツリキュールを、甘みを加えたバタフライピーのハーブティーで割って、涼やかな色のカクテルとして味わうのもおすすめです。また、レモンを絞るとクエン酸に反応して色が紫に変わるので、色の変化も楽しんでみてください」
タイ王室が設立したブランドのハーブティー
今回、取り扱うバタフライピーの花茶は、106年前にタイ王室が設立した「チャオプラヤ・アバイブーベ国立病院財団」がつくるハーブブランド「アバイブーベ」の一品。
「2,500年前からハーブを医療や美容に役立ててきた歴史を持つ、ハーブ先進国タイの農薬不使用の農園で大切に育てられたハーブなので、安心してお楽しみいただけます」
美しさを求める女性たちに支持される、バタフライピーのハーブティー。見た目の涼しさやタイの女性たちに人気という話題で、夏のティータイムが盛り上がりそうですね。
商品の取扱いについて
記事でご紹介している商品は、2015年7月1日(水)~8月4日(火)まで、日本橋三越本店本館地下1階=グロッサリーにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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