2015.06.11
波音を聞きながら ハワイ流コーヒーの楽しみ方
明るく陽気なハワイといえば、いつの時代も日本人が大好きな観光地。アサイーボウルやパンケーキのイメージがありますが、実はコーヒー農園が多く、コーヒー文化が人々の間に根付いていることでも知られています。ハワイの人がどのようにコーヒーライフを楽しんでいるのか、ハワイ発のコーヒーチェーン店「ホノルルコーヒー」の奈良美由季さんにお聞きしました。
身近にコーヒー農園があるコーヒー天国
コーヒー農園がすぐそこ、ということも珍しくないハワイ。特に、おいしいコーヒー作りに適した気候や土壌を持つコナ地域には、「コナコーヒーベルト」といわれる街道もあります。奈良さん自身も、かつて2週間ほど農園で働いた経験があるのだとか。
「コーヒー豆を手作業で一生懸命に収穫していく姿を見て、現地の人がとにかくこだわってコーヒーを作っていることに驚きました。1粒たりとも無駄にしてはいけないなと思いましたね」
農園のすぐ隣には、直営カフェを設けているところも多いのだとか。コーヒー豆はコーヒーチェリーの種子にあたり、言ってみればフルーツのようなもの。つまり、鮮度もおいしくいただくための大事な要素ということ。
「採れたての新鮮な豆を使って淹れるコーヒーは、本当に香りがいい! 新鮮な分、栄養もあるんです」
これは、ハワイならではのコーヒーの楽しみ方といえそうですね。
ビーチサイドでコーヒーブランチも楽しい
「ハワイの人はカフェに行くのが日常的で、みんな行きつけのお店がある。ひとりでフラッと立ち寄ったり、友達とおしゃべりしたり。いろんなシーンで、カフェを有効活用しているんですよ」
ビーチが近いカフェには、サーファーの姿もちらほら。コーヒーやサンドイッチ、アサイーボウルを買って、ビーチサイドでのんびりする人も多いといいます。1991年、ホノルルの街角に誕生したカフェスタンド「ホノルルコーヒー」も、現地の人はもちろん、観光客でも大にぎわいだとか(写真は現在のお店)。
ちなみに、ハワイは大陸から離れた島のせいもあってか、コーヒー文化も独自のペースで育まれているよう。アメリカ本土では90年代後半から三度目のコーヒーブーム、いわゆるサードウェーブが来ていますが、ハワイでも最近少しずつその傾向が見られるようになったと言います。
「品質管理にこだわり、一杯ずつ丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーを出すカフェも増えています。また、コーヒーもホットで飲むのが主流でしたが、最近は観光客の影響もあり、アイスコーヒーも少しずつ浸透しているようです」
ホノルルコーヒーの日本オリジナルメニューに注目
そんなハワイアンのコーヒーライフが、日本にいながら楽しめる「ホノルルコーヒー」。麻布十番や表参道など国内22カ所に店舗を構える同店が、6月10日(水)〜23日(火)伊勢丹新宿店本館5階リビングフロアに出店します。
おすすめメニューは「マカダミアナッツフレーバーコーヒー」。
「実は、日本上陸の際に開発されたオリジナルメニュー。ハワイの焙煎工場で香り付けされたマカダミアナッツフレーバーコーヒーは、ナッツの香ばしさとほのかに甘い香りが魅力。コーヒーは苦手という方も飲みやすいと思います」
コーヒーの味自体は甘くないので、パンケーキなどともよく合うんだそう。
「リラックスしたいとき、集中したいとき……いろいろなシーンで、コーヒーが役立ってくれるはず。ハワイの人のように、生活のなかでカジュアルにコーヒーを楽しんでください」
リビングフロアのカウンターで本格コーヒーをいただけば、ふわりと香るナッツのフレーバーに気分はハワイへひとっ飛び。ハワイアンのようにリラックスしていただくコーヒーは、また格別の幸せを運んできてくれそうです。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、2015年6月10日(水)~23日(火)まで、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングデコール/ワイン用品・コーヒー用品にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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