2019.06.11
季節の味を楽しもう! 甘酸っぱくてフルーティな「梅」和菓子5選
旬の梅を使ったスイーツが、和菓子店の店頭を彩る季節。<とらや>、<叶匠壽庵>をはじめ、伊勢丹新宿店の人気和菓子ブランドにも、甘酸っぱい青梅、濃厚な完熟梅、熟成果汁、梅酒を使ったものまで、バラエティ豊かな梅スイーツがそろいました。上品でおいしい2019年の梅スイーツを厳選してご紹介します!
<ちん里う本店>完熟梅の味わいを閉じ込めた蜂蜜砂糖漬け
創業から148年、小田原駅前に店を構える梅の専門店<ちん里う本店>。梅の実を丸ごと和菓子に仕立てた「梅納糖」は同店を代表する銘菓です。肉厚な完熟の梅の実を砂糖と蜂蜜でじっくりと漬け込んで干し上げるシンプルな製法で、甘酸っぱさをギュッと凝縮。
ひと口ほおばれば、果肉にたっぷりとしみ込んだ甘みと梅のフレッシュな酸味が広がります。そのままでももちろんおいしいのですが、おすすめのアレンジは刻んでヨーグルトに入れる食べ方。ヨーグルトのまろやかなコクが「梅納糖」の香りを一層引き立てます。
※取扱い:伊勢丹新宿店
<京菓匠 鶴屋吉信>白加賀梅が爽やかに絡む葛きり
<京菓匠 鶴屋吉信>の夏の定番でもある葛きり入りの和風ゼリー「TSURU涼涼」。4種類あるうちのひとつ「青梅」は、肉厚で光沢感のある群馬の白加賀梅を甘露煮に仕立て、吉野本葛を使った葛きりとプルプルの梅ジュレを合わせた、夏にぴったりのひと品です。
器に出してお箸で崩すと、葛きりがほろほろとほどけだすやわらかさ。喉ごしなめらかな葛きりに爽やかな梅の風味が絡み、暑い日でもさっぱりと食べられます。
※取扱い:伊勢丹新宿店
伊勢丹オンラインストアで<京菓匠 鶴屋吉信>の商品を見る>>
<叶匠壽庵>3年熟成の自家製梅酒が優しく香る棹菓子
滋賀県の老舗和菓子ブランド<叶匠壽庵>。求肥を小豆で包んだ人気の棹菓子「あも」に、梅酒を仕込んだ「令月あも」がお目見えしました。使用されているのは、自家農園で収穫された梅を自社の梅蔵で3年間漬け込み、旨みと香りを閉じ込めたこだわりの梅酒。
熟成梅酒の芳醇な香りをやわらかな求肥に練り込み、じっくりと炊いた大納言小豆でぎゅっと包んでいます。梅酒のフルーティな酸味とこだわりのあんの甘みが互いに引き立て合う、上品な味わい。お茶うけとして、冷やしていただくのもおすすめです。
※取扱い:伊勢丹新宿店
<大阪屋>梅の生果汁が涼やかに流れるゼリー
安政5年より新潟の菓子処として愛される<大阪屋>。昭和61年に登場して以来、新潟の夏の風物詩として名高い「流れ梅」は、梅の濃厚な旨みを味わえる果汁に葛きり状のゼリーを合わせた涼菓です。
和歌山県産の皮が薄く果肉がやわらかい梅を1年間熟成させた生果汁の風味が、口当たりのよい葛きり状のゼリーに絡み、爽やかな甘さが広がります。添えられる2粒の青梅は、長野県産のカリカリとした食感の小梅漬。それぞれの産地の梅が持つ、個性の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※取扱い:伊勢丹新宿店
<とらや>きざんだ蜜漬け青梅を入れた爽やかな羊羹
煉羊羹と琥珀羹が生み出すグリーンのコントラストが美しい「青梅の露」。青梅のほのかな香りを楽しめる羊羹です。裏ごしした青梅を煉り込んだ煉羊羹にはきざんだ蜜漬け青梅を加え、ほどよい酸味の効いた爽やかな味わいに。
きざんだ青梅を噛むと梅の風味が口いっぱいに広がり、カリカリの食感がほどよいアクセントに。常温はもちろん、少し冷やせばすっきりとした梅のおいしさが引き立ちます。裏ごしした青梅ときざんだ果肉を使用するからこそ生まれる、梅本来の魅力を堪能してみてください。
※取扱い:伊勢丹新宿店
上品で涼しげなビジュアルの梅のスイーツは贈り物にもぴったり。食欲が減退しがちなこの時期ですが、甘酸っぱい梅のスイーツで夏の元気も届けてみてはいかがでしょうか。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/名匠銘菓、京菓匠 鶴屋吉信、叶匠壽庵、茶の道/とらやにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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