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2019.04.28

国産イチゴの母「福羽いちご」を絶品和菓子で味わおう

「福羽いちご」のジャムを使った和菓子たち

国産いちごの母とも言える「福羽いちご」をご存知ですか? 明治時代、国産いちご第1号として認定され、「あまおう」や「とちおとめ」など、現代のいちご市場を彩る人気品種のルーツです。そんな「福羽いちご」のジャムを使った和菓子が、伊勢丹新宿店に登場します!

明治時代、農作物や園芸植物の農事試験場だった新宿御苑。1898年、この農事試験場で国産第一号のいちごとして誕生したのが、生みの親である農学博士・福羽逸人氏の名前を冠した「福羽いちご」です。細長いフォルムと独特の酸味が特徴ですが、実は「あまおう」「とよのか」「とちおとめ」など、現代の人気品種たちのルーツ。そんな福羽いちごを保存栽培し続けているのが、静岡県久能地区にある<常吉いちご園>です。

未来への贈り物として、現代まで大切に受け継がれてきた、貴重な福羽いちご。食べ慣れたいちごとは一味違う酸味の効いた味わいは、和菓子との相性も抜群です! その魅力を堪能できる、絶品和菓子5品をご紹介します。

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<鎌倉豊島屋>いちご餡とジャムのダブル使いで香り高い上生菓子&求肥

鎌倉豊島屋のいちご一会

<鎌倉豊島屋>いちご一会(5個入)1,512円(税込)
※販売期間:2019年5月1日(水)~14日(火)各日限定15個

明治27年創業、「鳩サブレー」でもお馴染みの鎌倉の名店<鎌倉豊島屋>。いちごの形の上生菓子と、ふっくらと丸い羽二重求肥が曲げわっぱに可愛らしく鎮座する「いちご一会」は、春の贈り物にぴったりのひと品です。

それぞれの生地の中は、福羽いちごジャムを練り込んだ餡で福羽いちごのジャムを包んだ二層仕立て。しっとりとした生地の上生菓子となめらかな口どけの求肥に、福羽いちごのフルーティーな風味と味わいが際立ちます。

取扱い:伊勢丹新宿店

<円果天>香り高いいちご風味の白餡月餅

円果天の円果天月餅 福羽いちご

<円果天>円果天月餅 福羽いちご(1個)324円(税込)
※販売期間:2019年5月13日(月)~19日(日)

ひと口サイズにアレンジした月餅が人気の<円果天>から、ファン必見の「円果天月餅 福羽いちご」が1週間限定で登場します。月餅の主役である餡に福羽いちごのジャムを加え、香り高いいちご風味に。

薄皮生地の香ばしさが餡の濃厚な味わいを優しく包みます。小さいながらも餡がぎゅっと詰まっているのでしっかりとした食べごたえ。“苺”の文字の焼印に込められた職人の遊び心に思わず顔がほころびます。

取扱い:伊勢丹新宿店

<御笠山>すっきりいちご味! 上品な白餡どら焼き

御笠山の福羽いちご

<御笠山>福羽いちご(1個)216円(税込)
※販売期間:2019年4月24日(水)~5月28日(火)各日限定30個

約120年の歴史をもつ<文明堂>が手がける伊勢丹新宿店限定ブランド<御笠山>。その名も「福羽いちご」は独特な酸味の福羽いちごのジャムと甘さ控えめの白餡をブレンドし、すっきりとした甘みに仕上げたどら焼きです。

生地の端を閉じることで福羽いちごの繊細な風味が保たれて、割った瞬間にふわりと上品に香ります。実は伊勢丹新宿店から徒歩10分ほどの工房で作られているという<御笠山>のどら焼き。ここでしか買えないできたての味わいは格別です。

取扱い:伊勢丹新宿店

<寒天工房 讃岐屋>いちごジャムとあんみつのマリアージュ

寒天工房 讃岐屋の福羽いちごあんみつ

<寒天工房 讃岐屋>福羽いちごあんみつ(1個)735円(税込)
※販売期間:2019年4月26日(金)~6月30日(日)。毎週金曜日・日曜日入荷となります。(各日限定20個)

1914年より高田馬場で寒天専門店を営んできた<寒天工房 讃岐屋>。定番のこし餡あんみつに福羽いちごを融合した「福羽いちごあんみつ」は、手土産にも喜ばれるスペシャルなカップスイーツです。

厳選した伊豆地方の天草で作る生寒天は、プルプルの食感が格別。甘さを抑えた上品なあんみつに、福羽いちごジャムが甘酸っぱいアクセントを添えています。ジャムは全体に混ぜてもよし、ふかふかの求肥餅に絡めれば新たな魅力が開花します。

取扱い:伊勢丹新宿店

<京菓子司 俵屋吉富>桜モチーフでキュート! いちご味の干菓子

京菓子司 俵屋吉富のいちご琥珀

<京菓子司 俵屋吉富>いちご琥珀(5個入)972円(税込)
※販売期間:2019年4月24日(水)~5月31日(金)

1755年の創業より菓子道を追求してきた京菓子の老舗<京菓子司 俵屋吉富>。桜のかたちが愛らしい「いちご琥珀」は、寒天と砂糖で作る伝統の干菓子「琥珀」を福羽いちごで仕立てたひと品です。

福羽いちごの繊細な酸味と甘み、そして色を引き立てる製法は熟練の職人が為せる技。シャリシャリとした心地よい食感とともに、寒天の中に閉じ込められた福羽いちごジャムの香りが広がります。常温でいただくお菓子ですが、少し冷やしても美味。

取扱い:伊勢丹新宿店

確かな技術で福羽いちごの魅力を引き出した和菓子たちは、新鮮でどこか懐かしくも感じられます。今だけしか味わえない限定アイテムも多いので、ぜひお早めにチェックを。福羽いちごの味を堪能した後は、ルーツとなった新宿御苑に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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文:齋藤倫子

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1=甘の味/豊島屋、円果天、御笠山、名匠銘菓(寒天工房 讃岐屋)、茶の道/茶席菓子(俵屋吉富)にてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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