2018.05.07
透き通る美しさ。涼やかな和菓子で初夏を楽しむ
汗ばむような陽気が続く5月。夏はもうすぐそこです。アクティブに過ごすことが増えるこの時期、おやつどきは目から癒される涼やかな和菓子を選んでみませんか? 透き通るような見た目が美しいアイテムを紹介します。
とろりと柔らかな食感 <髙橋孫左衛門商店>瑠璃飴
水飴に寒天を加えて作られた柔らかな飴。一つひとつゴムに包まれており、ぷちんと割って取り出します。口に入れるのがもったいないほどの見た目ですが、味もしっかり楽しんで。専門店自慢の風味がふわりと広がります。
手がける<髙橋孫左衛門商店>は寛永元年に創業。かつては高田城主が参勤交代の際にお土産としてこのお店の和菓子を持っていったというエピソードもある、日本で一番歴史がある飴屋と言われています。
喉を潤すさわやかな甘み<本家菊屋>水羊羹 レモン羹
涼しげな寒天ジュレのうえに、レモンスライスがあしらわれた姿は大胆でキュート。ジュレは海藻由来の成分と葛を合わせて作られており、ゼリーのように柔らかさとつるつるの食感が印象的な味わいです。「菊」をモチーフにした和菓子を多数展開している奈良の名店<本家菊屋>の夏の人気アイテムで、よくみるとレモンの上には菊の型が! どこかレトロな佇まいが女性の心をつかみそう。
水と茶葉の贅沢が凝縮<俵屋吉富>露一味
惚れ惚れするような美しい棹菓子を多数手がける京都の名店<俵屋吉富>。素材はもちろん、使用する水にまでこだわりがあります。なんと本社工場近くにわざわざ井戸を掘り、そこから汲みあげた水を使用して和菓子を作っているのだとか。露一味は、国産の茶葉を水出しで丁寧に抽出した旨みのあるお茶を使用。贅沢が沁み入るようなアイテムです。
もちもち食感に笹のさわやかな香り<紫野和久傳>れんこん菓子 西湖
京都の料亭<紫野和久傳>がご紹介する「れんこん菓子 西湖」。他ではほとんど見ることのないオリジナリティ溢れる逸品です。れんこんの根から採れるでんぷんで作った独特の口あたりで、のどごしさわやか。包む笹の葉の清々しい風味もまた一興です。思い出しては何度も食べたくなるアイテムかもしれません。
5月は新茶の季節でもあります。ぜひかわいらしい和菓子と一緒に、さわやかなお茶の時間を楽しんでくださいね!
商品の取扱いについて
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Ranking
人気記事ランキング