2018.03.29
日本橋三越本店で大人気! 生で食べたいブランド卵「ぴよっこ」とは
ここ数年続いている卵ブーム。なかでも特に人気が高いのが、生で食べられるグルメな卵。今回は数ある卵ブランドのなかでも、日本橋三越本店の担当が「一度は食べるべき!」とアツく推す「ぴよっこ」に注目しました! その魅力とこだわりを教えてくれるのは、大の卵好きだという、日本橋三越本店でグロッサリーを担当する加藤慧さんです。
最大の魅力は黄身の甘みと濃厚なコク!
「ぴよっこ」は、熊本県宇城市にある農場<那須ファーム>で飼育されている鶏の卵。その最大の魅力は「黄身の甘さと濃厚なコク」だと加藤さんは言います。
「『ぴよっこ』の黄身には、ほかの卵ではなかなか感じられない甘さ、そして濃厚なコクがあるので、生で食べても美味しいんです。一般的にコクの強いものは、卵特有の臭みも出てしまいがちなのですが、『ぴよっこ』はそれがまったくありません。生の卵が苦手でも『ぴよっこ』なら食べられるとリピートする人も多いですね」
そんな「ぴよっこ」のもう一つの魅力が安心して食べられる卵であること。
美味しさと安心を兼ね揃えた「ぴよっこ」の生産工程には、どのようなこだわりがあるのでしょうか。
【こだわり1】とにかく新鮮! 採卵〜発送を1日で
生食でも安心して食べられるよう、1973年に日本で初めて卵の産地直送を始めたという<那須ファーム>。農場の卵は採卵から1日以内に、洗卵、殺菌、包装、発送されます。さらに5月上旬から10月中旬までの期間は冷蔵便で輸送。新鮮な状態で店頭に並びます。
「流通から店舗到着後の保管、陳列に至るまで農場主導で温度管理を行う徹底ぶり。卵はかなり新鮮でないとどうしても臭みが出てしまうので、鮮度はとても重要なんです。濃厚でコクがありながら臭みのない美味しさは、新鮮さにこだわった『ぴよっこ』ならではの強みですね」
【こだわり2】いい卵はいい親鶏から。丈夫な鶏種と厳選した飼料
鮮度に加えて、卵を生む親鶏の健康状態も卵の美味しさに大きく影響する、と加藤さんは言います。
「『ぴよっこ』を生む親鶏は、貴重な純国産鶏である『もみじ』とアメリカ在来種『ボリスブラウン』と、いずれも抗病性の高い丈夫な鶏種。ヒナから完全無投薬で自家育成され、一羽一羽の健康状態が一貫して管理されています。太陽光や風をふんだんに取り入れた鶏舎で育った鶏は、ストレスのない健康な状態で産卵。そのなかでも産卵開始後1年以内の若鶏が産んだ卵のみが『ぴよっこ』となるのです」
また、より安心して食べられる卵にするため、鶏に与える飼料や水を厳選。すべての原料を把握できる自家配合飼料にこだわり、黄身の色を濃くするための着色料は不使用です。
「親鶏は飼料用の熊本県産米をはじめ、遺伝子組み換えでなく、収穫後農薬を用いないトウモロコシを使うなど、厳選した単味飼料のみが与えられています。水は阿蘇山系の伏流水。卵を買うお客さまのなかには親鶏が何を食べているのかを気にされる方も多いので、飼料の原料や産地などについての情報が明確なのが安心感につながっているようです」
【こだわり3】生産〜流通の全行程で衛生管理を徹底
<那須ファーム>は、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因を低減・除去するため、それらを科学的に分析し、原材料の入荷から商品の出荷までの全行程において衛生管理するシステム「HACCP」を国内の農場でいち早く導入。親鶏の飼育環境や卵の流通施設の防疫衛生管理を徹底し、生産と流通の両方において病原の侵入を防ぎます。
「ここまで衛生管理にこだわっている卵はなかなかありません。『ぴよっこ』は幅広い年齢層に人気がありますが、『子どもに安心できるものを食べさせたい』という若い主婦の方たちからの人気が特に高いんです」
「ぴよっこ」を味わうなら生食がおすすめ!
美味しさの裏に、卵の鮮度維持、健康な親鶏の飼育、農場の衛生管理など並々ならぬこだわりがある「ぴよっこ」。最後に加藤さんにおすすめの食べ方を聞きました。
「ぜひ生で! 気軽に卵かけご飯にして食べたり、すき焼きの具をつけたりして、『ぴよっこ』そのものの美味しさを堪能してみてください」
卵の良さが生きるマヨネーズ
実は「ぴよっこ」の生産農場である那須ファームの厳選卵を使ったマヨネーズがあるんです! その名も「ぴよマヨ」。福岡県庄分酢の有機純米酢、長崎県五島灘・崎戸島周辺の海水塩、オーストラリアで作られる遺伝子組み換えをしていない菜種油を使い、市販のマヨネーズによく含まれているアミノ酸などの化学調味料や添加物は一切不使用。素材にとことんこだわった、卵の甘みが際立つまろやかな味わいです。
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