2018.03.22
空腹時は閲覧注意!? ちょっと驚くハイクオリティな即席ラーメン5選
もはや日本の国民食といえるラーメン。大好物だという方は大勢いらっしゃるでしょう。麺やスープにこだわりぬいた一杯は行列に並んで食べるのもいいけれど、専門店のキットを買ってきて自宅でゆったり賞味するのも悪くないですよ! 手軽にできるのに驚くほどハイクオリティなラーメンを紹介します。
舌の上で弾けるよう! ツルツル食感の麺に感動
<直久>直久らーめん 鶏ガラ正油味
<直久>の創業は大正3年。元は更科の蕎麦店でしたが、支那そばが評判となり銀座でラーメン店として名を馳せるようになりました。創業以来変わらない、昔ながらのラーメンを提供し続けています。
<直久>のラーメンの特長はなんといっても麺。ややちぢれ気味の細切り麺は、コシが強く、舌の上で弾けるような弾力があります。なんでも特注の小麦粉を使用し、直久の製麺所で練り上げ、熟成のうえに打ち込んでいるのだとか。ツルツルとしたのどごしは、最後まで食べ飽きることがありません。鶏ガラ醤油味のスープはあっさりした中にもコクがあり、ナルトやメンマなどのシンプルなトッピングで味わいたい素直な風味です。
屋台の味が自宅で! 女性に人気のとんこつラーメン
<伊之助製麺>とんこつラーメン
とんこつラーメンの元祖といえば、九州の屋台。<伊之助製麺>の担当者が各店を食べ歩き、試行錯誤を重ねてたどり着いたのが、このとんこつラーメンです。とんこつのコクはしっかり感じられつつも、臭みや脂のしつこさは一切なく、驚くほどにあっさりとした味わい。決して辛味を感じるわけではありませんが、どこかスパイシーな風味があり食欲を掻き立てます。
良質なオーストラリア産の小麦を使用した麺は、ほのかに小麦が香り見た目以上にシコシコの歯ざわり。お酒を飲んだ後のシメや夜食にはもちろん、さっぱりしているので意外と朝食にもおすすめ。紅生姜やいりごまと一緒にどうぞ。
自家製醤油が香ばしい。シンプル上品な喜多方ラーメン
<星醸造>蔵々亭 喜多方ラーメン
蔵々亭は明治創業の味噌や醤油の醸造元が直営するラーメン店。スープを一口飲めば、その意味がわかります。始めにこんがりとした香ばしい香りが、後に醸造香を含む柔らかな香りが鼻腔いっぱいに広がり、レンゲを動かす手が止まらなくなるほど。ミネラルをたっぷり含んだ飯豊山の伏流水を使用している醤油の実力が遺憾なく発揮されています。ややちぢれた平打ちの太麺はスープが絡まりやすく、豪快にすすることで自慢のスープを堪能できます。食べ応え抜群。スープの飲み過ぎにはご注意を。
深く豊かな醤油の風味、うどん店が手がける京都ラーメン
<薬師庵> 京風ラーメン
京都のうどん店が手がける独特の食感のラーメン。麺の内側と外側では小麦粉とかんすいの種類を変えているそうで、シコシコともちもちの2重の食感を楽しめます。鶏ガラやとんこつをベースにしつつもあっさりした味わいに仕上げてあるのが京風ラーメンの特長。<薬師庵>のラーメンはしっかりこのセオリーに則っていますが、さらに深い醸造感のある醤油風味も楽しむことができます。国産豚を使ったチャーシュー、かまぼこ、メンマ、ドライネギがついているので、1パックで完結。インスタントとは思えないほど完成度の高いラーメンを簡単に再現できます。
野菜のうまみがたっぷり溶け込んだ、懐の深いラーメン
<西山製麺>本場ラーメン 味噌味
ここまで紹介したラーメンは、麺を湯がき、溶かしたスープと合わせればすぐに食べられる超お手軽ラーメンでしたが、<西山製麺>本場ラーメンはちょっとだけ手間がかかります。お好きな野菜をさっと炒め、液体で添付された鶏ガラスープと調味スープと合わせてから、麺にかけて召し上がれ。面倒なんて言わないで。一度この味に出会えば、そんなことは労だと思っていられなくなります。玉ねぎ、人参、長ネギを大釜でじっくりと炊き出したというスープは野菜のうまみがたっぷり溶け出しており、懐の深い味わい。もやしなどの定番付け合わせ野菜はもちろん、ブロッコリーなど味の濃い野菜でもよく合います。スープがしっかり絡まるちぢれ麺は、茹でているときから小麦の柔らかな香りが広がる逸品。味の基盤がしっかりしているので途中で酢などを足しても元の美味しさが損なわれることはなく、最後まで感激しながら食べられる一杯です。
「即席ラーメンなんてきっと大したことない」なんて偏見を吹き飛ばすようなハイクオリティなラーメン。百聞は一食にしかず、ぜひ一度試してみて!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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