2018.03.14
国産バニラビーンズが熱い! 最新スイーツを伊勢丹でチェック
スイーツには欠かせないバニラ。じつは今、九州を中心に国産バニラの栽培が始まっていることをご存知でしょうか? 主に熱帯で育つバニラですが、日本でも徹底した温度管理と独自の発酵・乾燥技術によって高品質のバニラビーンズが作られているんです。そんな国産バニラの盛り上がりと、国産バニラを取り入れた注目の最新スイーツをチェック!
注目度が高まる「久留米バニラ」って?
福岡県久留米市で生産される「久留米バニラ」。<金子植物苑>が2009年に効率的な授粉方法を確立させ、ハウスでの徹底した温度管理によって国内での栽培を実現しました。収穫されたバニラの果実はその後「キュアリング」という発酵・乾燥の過程を経て製菓コーナーで見かけるような「バニラビーンズ」のかたちになります。
国産の一番の強みは水分が残る状態で国内流通できること。生産・流通の過程で飛んでしまう水溶性の香り成分を残すことができ、より繊細で複雑な香りが楽しめます。
そんな久留米バニラの魅力を活かしたスイーツも続々と登場! 香り豊かなフィナンシェやバニラビーンズのさやごと入ったジャムなど、スイーツファン必見の6商品をご紹介します。
ガナッシュの口溶けとバニラの余韻<欧風創作菓子 メゾン・ド・キタガワ>
熊本市の洋菓子店<欧風創作菓子 メゾン・ド・キタガワ>の「ピュイ・ド・ヴァニーユ」は、ヘーゼルナッツを混ぜ込んだ生地に、バニラの香りを効かせたホワイトガナッシュを合わせた上品な香りの焼き菓子です。なめらかなホワイトガナッシュとバニラ、熊本県産の柚子のふわりとした香り。その相性のよさに驚くはず。繊細なバニラの香りを楽しむためには、ストレートのダージリンティーなどと合わせるのがおすすめです。
バニラを効かせたしっとりフィナンシェ<フランス菓子トワ・グリュ>
熊本市のフランス菓子専門店<トワ・グリュ>の「バトン フィナンシェ」は、細長いフィナンシェにバニラをたっぷりと混ぜ込んだ「バニラ」と、ローストアーモンドが香ばしい「ショコラ」の2本入り。「バニラ」はバニラ本来の風味を生かしてしっとりと焼き上げています。カカオの風味豊かな「ショコラ」との味わいの違いを楽しんで。
バニラ尽くしのフールセック<パティスリー オーフィルド ドゥ ジュール>
福岡市の<パティスリー オー フィル ドゥ ジュール>の「レ グラン ヴァニーユ」は、久留米バニラをふんだんに使ったフールセックの詰合せです。ナッツの食感、風味を生かしたサブレやきめ細やかな口溶けのメレンゲにはバニラシュガーを。ピーカンナッツのキャラメリゼにはバニラビーンズと、5種の焼き菓子それぞれにバニラを使用。それぞれのお菓子の美味しさを支えるバニラの使い方を追求しています。
バニラビーンズたっぷりのキャラメル<アン・オー>
宮崎市のパティスリー<アン・オー>からは、看板商品のキャラメルに久留米バニラを採用した「キャラメル・バニーユ」が登場。バニラビーンズをふんだんに使用し、丁寧に練り上げたキャラメルは、やわらかな食感でなめらかな口溶け。バニラの芳醇な香りが口いっぱいに広がります。缶入り&個包装なので、贈り物や手土産にも最適。シンプルながら満足感のあるお菓子です。
バニラを鞘ごとミルクジャムにイン<城山観光ホテル>
バニラビーンズをさやごと瓶に詰めた「国産ヴァニラジャム」は、鹿児島市<城山観光ホテル>のパティスリーが看板商品をアレンジしたもの。バニラビーンズの風味を最大限に引き出すため、ジャムの水分量を調節し香り豊かに仕上げています。とてもなめらかな口当たりで、上品な甘さ。トーストに塗って、さらにトースターで温めてお召しあがりいただくのもおすすめ。
バニラの香りをうつしたリキュールに漬け込んだ栗が贅沢<ボンボンシュシュー>
バニラの香りを大人な焼き菓子で楽しむなら、熊本市のパティスリー<ボンボンシュシュー>の「ヴァニーユ オ マロン」を。バニラの香りを最大限に抽出したリキュールに熊本県産の栗を漬け込み、しっとりとした生地で包んで焼き上げています。かわいらしいひと口サイズですが、バニラの風味はふくよか。ついつい手が伸びてしまいます。
バニラを主役にしたスイーツは実に多彩! バニラの魅力をさまざまな方向から楽しめますね。まだまだ珍しい国産バニラを味わう絶好のチャンス。これまで感じたことのないバニラの繊細な香りを堪能してみてください。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は2018年3月7日(水)~27日(火)の期間中、伊勢丹新宿店本館地下1階=カフェ エ シュクレ/マ・パティスリーにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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