小さくてかわいいのに機能はそのまま！ ミニチュアの調理器具たち

人気調理器具ブランドに、おままごとで使うようなミニサイズがあることをご存知ですか？ 小さくてかわいいビジュアルは、そのまま食卓に出せばインスタ映えもバッチリ。見た目はミニでも機能性は通常サイズと変わらないので、使い勝手も抜群です。

思わず集めたくなるミニサイズ調理器具、その魅力をご紹介します。

洗練されたカラーとフォルムが人気！ ＜バーミキュラ＞の「オーブンポットラウンド」

ホーロー鍋で人気の国内ブランド＜バーミキュラ＞。パステル調のカラー展開豊富な「オーブンポットラウンド」は、どんなキッチンにも映えるかわいらしさです。重さのある鍋の持ちやすさを追求した結果、本体と蓋の両方に持ち手の付いたユニークなデザインとなったそう。蓋がぴったりと閉まるため鍋の密閉度が高く、特に無水料理で真価を発揮します。

「14㎝は、ちょうどたまねぎが1個入るサイズ。ブイヨンやチキンスープと一緒に鍋に入れて火にかければ、たまねぎを洗ったときに付くわずかな水分だけで、甘みやうまみをしっかり感じられるオニオンスープに仕上がります。汁物や煮込み料理などを1人分作るサイズとしてちょうどいいので、一人暮らしの学生さんへのギフトとしても人気です」

これひとつでカフェ風に。見映えも味も引き立つ＜ターク＞の「クラシックグリルパン」

以前FOODIEでも紹介した、ドイツのフライパンブランド＜ターク＞にもミニサイズが。鍛造した鉄板からドイツの職人が一つひとつ手作りしているので、同じ鍋でも少しずつ形が違い、一点モノのような味わいがあります。小さめのステーキやハンバーグはもちろん、ワンプレート風のカフェごはん、パンケーキ、フレンチトーストなどのスイーツを作るのにもぴったり。アウトドアでも気軽に使えるので、男性にも人気です。

「鉄は蓄熱性が高くじわじわと温度が上がるため、焼きムラなく程よい焼き目が付けられます。お好み焼きや餃子など一見おしゃれとは程遠い料理も、『グリルパン』で調理してそのまま食卓に出せば、驚くほどおしゃれに、料理上手に見せられます！」

本場のシェフも愛用！ 小さいのに本格派な＜モヴィエル＞の「ミニフライパン」

三ツ星シェフや一流パティシエからも信頼の厚いフランスの伝統的ブランド＜モヴィエル＞。彼らが愛用している「ミニフライパン」をお皿として使うのがプロのシェフたちの間で最近のトレンドだそう。ごく簡単な料理やデザートもこのミニフライパンに載せるだけで、エレガントで素敵なメニューに早変わりします。

「銅製のため熱伝導率が高く、バターを溶かしたり、ソースを作ったりするのにぴったりのフライパンです。オーブンにも入れられますし、小ぶりのパンケーキを焼いたり、アミューズを載せたりしてもおしゃれ。食卓にそのまま出しても上品に決まる優れものなんです」

ゴールドのハンドルで食卓を華やかに＜バッラリーニ＞の「アルミキャセロール」

真鍮製のゴールドの取っ手がゴージャスな、手のひらサイズの鍋。置くだけでテーブルが華やぎます。＜バッラリーニ＞はイタリア国内で製造することにこだわった1889年創業のクックウェアブランド。小さなボディにその伝統技術が詰まった一品です。

「アルミ製の鍋は軽いのが特徴。熱伝導もよいので野菜、魚介類、などをしっかり煮込めます。11cmのサイズなら1人前にぴったり。アツアツの料理をそのままテーブルに運んで食べられます」

これさえあればアヒージョも簡単！ ＜レガス＞の「パエリア」

日本でもスペイン・バルなどでよく目にする、カスエラと呼ばれる素焼きの鍋や皿で知られる＜レガス＞。この持ち手が付いた「パエリア」は、20cm、17cm、13cmの3サイズ展開。その中でもミニサイズの13cmタイプは、使い勝手が豊富です。バルに出てきそうなタパスや、小皿料理、煮込み料理を調理できて、直火も可能な食器として使えます。

「持ち手がちょこんと付いていてかわいいですよね。アヒージョを作るために買っていかれるお客さまが多いです。保温性もよく、『火を通していいお皿』という感覚で簡単なおつまみを作ったり温めたりするのにも便利ですよ。かさばらないので電子レンジや冷蔵庫に入れるのにも困りません」

小さくても実力派な調理器具たち。かわいい鍋やフライパンをキッチンにそろえておけば、料理のモチベーションも自然と上がってしまいそうです。

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