2017.08.06
話題のティーブランド<クスミ ティ>。絶対に飲むべきフレーバーはこれ!
2017年の春に日本に本格上陸を果たしたフランス発のティーブランド<クスミ ティ>。数年前からジワジワと話題になっていたその名前と、おしゃれなパッケージで気になっている人も多いのではないでしょうか。
その一方で、同ブランドの魅力でもある多彩なフレーバーから「どれを選べばいいのか迷ってしまう」との声も。
今回は、そんなビギナーに向けて「まず<クスミ ティ>を知るなら絶対に押さえるべき」メゾンのアイコン的なフレーバーを紹介します。
ブランドの伝統を宿したアイコン。「アナスタシア」
創業者パヴェル・クスミチョフ自らが考案し、以来、ブランドのアイコンとして愛され続けている「アナスタシア」。ブランドのなかでも、世界で一番飲まれているロングセラーなお茶です。
「<クスミ ティ>とはどんなブランドなのか、と興味を持っていただいたときの入口となるフレーバーです。創業者が考案したレシピを大きく変えることなく、今でも受け継いでいます。一般的なアールグレイティーに使われるベルガモットに加え、レモン、ライム、オレンジといった柑橘系のフルーツフレーバーをプラス。ベルガモットの香りをしっかり感じつつ、フルーティな酸味や甘みもあるのが特徴です。夏はアイスティーもおすすめ」(<クスミ ティ>の日本展開責任者 中山敏之さん)
ストレスフルな現代人のためのフレーバー。「デトックス」
かねてから日本での人気も高いのが、こちらの「デトックス」。10年ほど前に、新しいカテゴリー「Wellness Blends」の象徴として考案されたブレンドです。
「伝統にとらわれず、革新的な挑戦を続けることを表すメゾンの象徴的な存在だと思います。ベースはマテ茶。そこに緑茶とレモングラスをブレンドした、ハーブ感たっぷりの味わいです。ストレスフルな現代人のために、というコンセプトで作られたこのお茶は、今や世界中で愛されるようになり、『アナスタシア』と並んで、ブランドのアイコンとなりました」
「デトックス」の派生形として、よりフルーティで飲みやすいパイナップルフレーバーの「BBデトックス」、さらに昨年にはよりトロピカルな「ブルーデトックス」も登場。特に中山さんが「夏にぴったり」と太鼓判を押す「ブルーデトックス」は、発売されて間もないにも関わらず、かなり人気の高いフレーバーなんだとか。
緑茶をフランス的にアレンジ。「ローズ グリーン ティ」
もうひとつ、ブランドを知る上で欠かせないのが「Classical Green Teas」シリーズの展開です。日本人には馴染みのある緑茶ですが、<クスミ ティ>が手掛けることで、まったく新しいティーに変身するから不思議!
「『Classical Green Teas』シリーズは、ベースが緑茶のためどれも日本人の味覚に非常に馴染むものだと思いますが、逆に日本人にはない発想で作られていることに目新しさが感じられます。なかでも『ローズ グリーン ティ』は、中国緑茶にローズというフランス的な発想で、<クスミ ティ>の醍醐味を感じることができるフレーバーです」
いったい何がすごいの? 3つの魅力をご紹介
<クスミ ティ>はいったいどうしてこれほど注目されているのでしょうか。3つのポイントでまとめてみました。
①約150年の歴史を誇り、その変遷がユニーク
<クスミ ティ>は、1867年、帝政ロシア時代に創業されたという由緒を誇ります。
「独創的なブレンドで当時の皇帝のお気に入りとして名を馳せたものの、ロシア革命の混乱から逃れるために、パリへ移転。その地でさらにブランドの魅力に磨きをかけてきました。『アナスタシア』をはじめ、現在展開されているティーのなかにも長い歴史を持つものが少なくありません」
②革新的なフレーバー
現代人のライフスタイルに合わせた新たなラインアップも新設されるなど、伝統と革新が共存しているのも魅力。また、「紅茶ブランド」ではなく、「ティメゾン」とするには理由があります。
「本国フランスでは、緑茶や中国茶などティー全体を包括的に展開しており、紅茶の枠にとどまらないからです。さまざまな茶葉を自在に使い、従来の常識にとらわれない発想で手がける独創的なフレーバーがブランド最大の魅力だと思います」
③見た目がとってもおしゃれ!
そして、なんといっても女性の心を鷲掴みにするのが、カラフルでかわいい茶缶。フランスを感じさせつつもどこかエキゾチックな佇まいは、そのブランドの数奇な歴史の変遷にも端を発しているのかも?
フォトジェニックな茶缶は、見るだけで気分がアガること間違いなし。紅茶ファンもそうでもない人も、無二のティーブランド<クスミ ティ>から、まったく新しいお茶の世界に足を踏み入れてみてください。
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