2017.08.08
冷凍ピューレで簡単! 手作りフルーツアイスのレシピ。いちご、マンゴー、ピーチなど♡
フレッシュ感あふれる濃厚な香りと甘み。「フルーツそのものを食べているみたい」な美味しさの極上アイスのレシピを、お菓子作りの材料や道具の専門店<クオカ>のスタッフに教えてもらいました。
まるでお店みたいな美味しさなのに、作り方はごく簡単。秘密はプロのパティシエも使っている「魔法のピューレ」にあるんだとか。
※現在、店名を<クオカ>、<クオカ×トミーズ>を改め、<富澤商店>として営業しております。
フレッシュ感がすごい! プロも使っている、フランス製おすすめ「冷凍フルーツピューレ」とは?
そのピューレとは、フランス・ブルターニュ地方のフルーツ加工メーカー<ラ・フルティエール>社の「冷凍フルーツピューレ」シリーズ。
「手がけるのはフルーツ農家からスタートしたメーカーで、フルーツそのものの自然な香り、味わいを活かすためのこだわりがすごい。使うフルーツは産地と品種を厳選し、フルーツを完熟させてから収穫し、すぐに低温殺菌で加工。ナチュラルな味わいのきび砂糖を使用するなど、徹底的に手間をかけた、フルーツピューレなんです」
そう教えてくれたのは、製菓・製パン材料の専門店<クオカ>の郡司麻美さん。
2007年からチューブタイプが登場してぐっと使いやすくなり、じわじわ人気を集めている注目の商品なんだそう。
まるで本物のフルーツ! 3ステップで簡単、手作りフルーツアイスのレシピ
「この『冷凍フルーツピューレ』シリーズは全10種類ありますが、どれを使っても材料と作り方は同じです。練乳でやさしい甘みとねっとりとした口当たりを、ヨーグルトでまろやかさとなめらかさを出しています」
今回はラズベリー味とマンゴー味を使ったレシピを教えてもらいました。
<材料>(作りやすい分量)
- <ラ・フルティエール>冷凍フルーツピューレ(解凍したもの)…1袋(250g)
- グラニュー糖…40~60g
- 練乳…30~40g
- ヨーグルト…100g
作り方
1) すべての材料を混ぜ合わせる
ボウルにすべての材料を入れ、ゴムベラで混ぜ合わせる。
「ピューレの甘みと酸味は、フルーツの種類によって少し違います。味をみながらグラニュー糖と練乳の分量を調整してください。ただし甘みは少なすぎるとなめらかさが出ないので、材料にある最少の分量よりも減らさないこと。また、フルーツ自体の甘みが強いマンゴー味には、レモンの絞り汁を小さじ1くらい加えると美味しいです」
2) 凍らせる
ラップをかけて、冷凍庫に入れて一晩凍らせる。
3) ざっくりほぐしてから、ふんわりかき混ぜる
凍ったら、まずフォークでざっくりとほぐす。
ハンドブレンダーまたはフードプロセッサーで、なめらかになるまでかき混ぜる。
全体が均一になるように、ゴムベラで混ぜ合わせる。
「かき混ぜることで空気がふんわり入り、口溶けがよくなります。でき立てがいちばん美味しいので、食べる直前にかき混ぜるのがおすすめです」
本物のフルーツみたいな香りと果実味が鮮烈!
ラズベリー味は上品な甘酸っぱさと芳醇な香り。マンゴー味はねっとりとした口溶けで、完熟マンゴーのように濃厚な味わい。取材スタッフからは「すごい!」と口々に歓声が!
「私のお気に入りは、2種類のピューレをミックスすること。色味が似ているカシス+ストロベリー、マンゴー+パッション、酸味と甘みのホワイトピーチ×ストロベリー、マンゴー×アプリコットの組み合わせがおすすめです」
アイスのほかにも、ムースやババロア、レアチーズケーキ、チョコレートのガナッシュ作りや、手作りジャムに少しだけ加えるなど、幅広く使えるそうです。
こんなに美味しいフルーツアイスが簡単に作れるなら、暑い時期には常備しておきたくなりました。この感動、ぜひ一度試してみてはいかが?
取材協力/クオカプランニング 郡司麻美さん
2014年より製菓材料・道具を販売する<クオカ>に勤務。フランス留学やル・コルドン・ブルー勤務経験を活かし、クオカスタジオ自由が丘で講師を務め、現在はレシピ開発、製菓製パンの技術開発に携わっている。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店新館地下2階=クオカにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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