2017.07.31
三ツ星シェフのレシピで作った、フランス産「高級サバ缶」を実食レポート
この色とりどりのスタイリッシュな缶詰は、すべて「サバ缶(さば缶)」! しかもすべて1,400円前後というなかなかのお値段です。作っているのはフランスの老舗サバ缶メーカー<キャプテンクック>。素材や味のクオリティを保つために、手間とコストをかけすぎて、一時は製造中止になったことも……。
「原材料、製造、味つけ」すべてが高品質!
「<キャプテンクック>が製造しているサバ缶の中でも、高品質を追求したのが『ボンジュール!Ça va?サバ缶』シリーズです」と教えてくれたのは、輸入元の有限会社エーイーエスジャポンの白水寿一さん。
そのこだわりは3つ。
①【原料】地元のブルターニュ漁港で水揚げされた、とれたてのサバだけを使用
②【製法】主な加工を昔ながらの手作業で行なう
③【味つけ】地元の三ツ星シェフ監修のフレンチソースで味つけする
「あまりにも手間とコストがかかるため、一時は製造中止になったんです。でもその当時から日本のお客さまから大変評判がよく、あきらめることができませんでした。そこで、私たちがブルゴーニュに出向いて粘り強く交渉を続け、ようやく製造の再開にこぎつけたんです」
「ボンジュール! Ça va?サバ缶」おすすめ5選!
サバ缶のラインアップは全9種。どれも1缶にサバのフィレ1尾分が丸ごと入ってボリューム満点です。
「そのまま食べるのはもちろん、冷たくしても温めても美味しくいただけます。サバのふっくらとした食感とうまみの濃さ、凝ったフレンチソースの味わいに、サバ缶のイメージが払拭されますよ」
まるで魚のミートソース「ナスのオリーブオイルマリネ」
一番売れているのがこれ。ナスのペーストとにんにく、パプリカパウダーなどのスパイスをオリーブオイルに混ぜてサバを漬け込んでいます。
「シンプルにサバの美味しさを感じられる1品。ミートソースのようなコクと野菜の甘みが広がる、やさしい味わいです。チーズをのせてオーブン焼きにしても美味」
さわやかでまろやかなクリーム味「ほうれん草クリーム」
ほうれん草とブラックオリーブが入ったクリームソースに、バジルやにんにくで風味をつけています。
「ほうれん草のクリーム煮をイメージさせるまろやかな味わいが、幅広い世代に人気の商品です。ゆでたじゃが芋やパスタとあえたり、クリーム系でもあっさりとしたさわやかな味なので、冷やしたりしても。軽やかな白ワインによく合います」
粒こしょうがゴロゴロ入った「5種類のペッパークリーム」
コニャックで風味づけしたサバのクリーム煮に、ホワイト、ピンクの3種の粒こしょうと赤、青2種類の唐辛子が入っています。
「サバとホワイトソースはフランスでは王道の組み合わせ。軽くまろやかなソースですが、丸ごと入っている粒こしょうが口の中で弾けると、スパイシーな香りがふわっと広がりアクセントに。白ワインだけでなく赤ワインにも合わせやすいです」
酸っぱさの中に唐辛子の辛みがきいた「カリブ風マリネ」
レモンスライスと唐辛子でサバをマリネした缶詰。角切りのにんじんとピーマン、パセリの具も入っています。
「甘酸っぱくピリ辛なマリネは前菜にうってつけ。酸っぱいものが苦手な方にもフルーティで穏やかなレモンの酸味は好評で、試食人気ナンバー1です。よく冷やすといっそう美味しくなります。レタスやセロリなどと混ぜてボリュームのあるサラダにしても」
酸味しっかり洋風シメサバ「ミュスカデワインのマリネ」
白ワインとワインビネガーでサバをマリネ。玉ねぎ、にんじん、きゅうりの具も入っています。
「フレッシュな酸が特徴のミュスカデ種を使った白ワインは、辛口で魚介との相性も抜群。酸味がしっかりしていて、洋風のシメサバのよう。特に女性に人気です。大きめの野菜はピクルス感覚で食べられます」
どのサバ缶も気になる魚臭さはゼロ。フレンチソースによって「サバの新しい美味しさ」が引き出されていることに驚きました。みんなで集まる家飲みの手土産や、お酒が好きな男性へのギフトにもおすすめです!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=プラ ド エピスリーにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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