2015.04.10
世界が注目するアートトリエンナーレを先取り! デザインでよみがえる越後妻有の名産品たち
越後妻有地方で長年愛されている名産品が、若手クリエイターたちの手によってリモデル・リデザインされて、新たな魅力を集めているのをご存じですか?これらの生まれ変わったアイテムを4月8日(水)~14日(火)、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクション(プロモーション)にて期間限定でイベント出店し、販売します。その仕掛け人、牧美奈子セールスマネージャー(2015年3月時点)に、今回のイベントへの想いを伺いました。
アートを用いた地域活性
今年の夏、3年に一度の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」が越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)で開催されます。「日本だなぁ」とほっとする棚田や昔話に出てきそうな原風景。越後妻有の里山は、過疎・空洞化により一度は元気を失ったものの、この芸術祭を通じて現代美術と融合し、世界中からたくさんの人々が集まる日本有数のアートスポットとして注目を浴びています。
この芸術祭の一環で、地方の名産品と若手クリエイターがコラボし、持続可能な地域振興に結びつける恊働プロジェクト「Roooots 名産品リデザインプロジェクト」が始動。今では、28点のRooootsアイテムが誕生し、売上が最大20倍に増大、国際的なデザイン賞を受賞……など、大きな成果を生みだしています。
地域が元気になる新しい名産品
「2015年4月の伊勢丹新宿店・食品フロアは『里山未来フード』のテーマでショップづくりをしています。人と自然との共生や、日本各地で脈々と受け継がれてきた文化を取り上げよう、と私自身いろいろとリサーチした結果、このRooootsプロジェクトで生まれた越後妻有の名産品たちに出会いました。もともと越後妻有で愛されてきた名産品という確固たる商品特徴がありながら、見た瞬間、心に強く響くデザイン。これはぜひ多くのお客さまにも知っていただきたいと思いました」と、牧さん。
もともとの商品が持っている「いいもの」が、アートに出会って、今まで商品の存在を知らなかった若者や海外にも、その魅力が伝わっていく大きな力を感じたそうです。
商品から始まる、越後への旅
今回は、さまざまなRooootsプロジェクトの名産品を店舗で手に取って見られるまたとない機会。東日本大震災の後から、地域活性化という観点で商品を買うお客さまも増えているのを、牧さんは実感しているといいます。
「さまざまなアイテムを詰め合わせても、パッケージがかわいらしく引き立つので、ギフトにおすすめです。春らしい色鮮やかな点も、贈られた方に喜んでいただけると思います。私が特に心を射抜かれたデザインは、豚ジャーキーです。妻有ポークの濃厚な味わいも素晴らしいですよ」
夏には芸術祭へ足を運んで
「今回、このイベントや商品をきっかけに、越後妻有に興味をもっていただいて、実際に芸術祭に訪れていただければ成功です。そしてそれが、1度でなく何度も、になれば最高ですね」
これらの商品が生まれた背景や地域に根付く文化を味わったら、今年の夏に開催されるトリエンナーレに足を運んで、その魅力をもっと知ってみませんか?
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、4月8日(水)~14日(火)の期間限定で伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクション(プロモーション)にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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