2017.03.13
人気ブランドの桜餅8種が勢ぞろい! 桜餅コレクション2017
少しずつ暖かくなるにつれて、和菓子店の店頭に並び始めた可愛らしい姿に心をときめかせている人も多いはず。さて、今年はどの桜餅で春の到来を喜びましょうか?
小麦粉を薄く伸ばして焼いたクレープ状の生地が特徴の関東風、道明寺粉を蒸した餅生地を使った関西風、さらには進化形まで、人気ブランドの桜餅8種を一挙紹介!
関東風の元祖<やまもと>「長命寺 桜もち」
一説によると、関東風桜餅が誕生したのは今からちょうど300年前の1717年。<やまもと>初代当主が、向島・隅田川堤の桜葉を塩漬けにして餅を包んだ和菓子を考案したことが始まりだそう。その元祖桜餅がこちらです。餅の乾燥を防ぐ&香りを楽しむ目的で、桜の葉は2~3枚使用。めくると、なかには目にも美しい白色の餅が。厚さ約2mmの薄皮で包んだこしあんは上品な甘さです。
美しい佇まいにため息<とらや>「桜餅」御膳餡入
<とらや>の桜餅は、こしあん「御膳餡」を、薄くのばして焼いた生地で包んだ関東風の一品。小豆の風味がしっかりと感じられる餡と、ほどよく厚みのある生地とのバランスも絶妙。そして桜葉のほのかな香りと見た目の美しさも存分に味わいましょう!
白色に輝く道明寺<仙太郎>「桜もち」
京都発の人気ブランド<仙太郎>の桜餅は、白色の道明寺が新鮮。薄めの生地に、仙太郎丹波工場で炊き上げたこだわりの小豆こしあんを包みました。塩漬けの桜葉は2枚。春を感じさせるふくよかな香りがなんとも贅沢です!
佐賀県産のヒヨクモチを使用<鈴懸>「桜葉餅」
福岡発の和菓子ブランド<鈴懸>からは、佐賀県産のヒヨクモチを使った桜餅がラインアップ。ふっくらと蒸しあげられた餅米を、2枚の桜の葉にサンドし、春が薫るやさしい味わいに。なかのこしあんはなめらかであっさり。ヒヨクモチならではのきめ細かくもちもちとした食感がたまりません!
愛らしさに胸キュン<叶 匠壽庵>「桜もち」
ふくふくと可愛らしい見た目に思わず目尻が下がる<叶 匠壽庵>の道明寺「桜もち」。生地はしっかりと厚めで、道明寺粉ならではのモチモチ感や、つぶつぶの食感が存分に楽しめます。こしあんは口どけのなめらかさが特徴。甘さ控えめなので、ペロリと食べられそうです!
上品サイズの関西風<京菓匠 鶴屋吉信>「桜餅」
京都の老舗<京菓匠 鶴屋吉屋>の桜餅は、小ぶりでコロンとした形が愛らしい関西風。モチモチの道明寺生地のなかには、甘さ控えめのこしあんがたっぷり。やわらかな桜葉の食感も人気です。
まん丸シルエットが可愛い<笹屋伊織>「桜餅」
丸まるした淡い桜色の道明寺生地に、甘さ控えめのこしあんが入った「桜餅」は、京都の老舗<笹屋伊織>から。定番のほか、桜色の大福餅に桜餡を包み、塩漬けの桜花をあしらった「さくらさくら」(1個270円(税込))も。ぜひ食べ比べを!
新しい桜餅の形<かんら>「紅白小巻桜」
「桜餅を現代風に」をコンセプトに、関東風の桜餅を大胆にアレンジした「小巻桜」は、今や<かんら>の春の定番の人気商品となりました。今年はピンクと白の2色セットで登場。生地はモチモチ。こしあんは上品な甘さで、何個でも食べられそうです!
素材はシンプル、だからこそそこにブランドごとの哲学が感じられる桜餅。一つひとつ食べ比べながら、新しい季節の訪れを指折り数えるのも日本の粋な楽しみ方かもしれません。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/名匠銘菓、仙太郎、鈴懸、叶 匠壽庵、笹屋伊織、かんら、茶の道/とらや、京菓匠 鶴屋吉信にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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