2017.01.06
サロン・デュ・ショコラ 2017の見どころ&注目ショコラを解説!
2017年で開催15回目を迎えるチョコレートの祭典、「SALON DU CHOCOLAT(サロン・デュ・ショコラ)」。アニバーサリー・イヤーということもあり、会場を東京国際フォーラムに移動。昨シーズンよりも約1.4倍に規模を拡大して開催されます。世界約17カ国、約100ブランドが集うイベントから、2017年の注目ショコラを「最先端」「スタンダート」「スペシャリテ」などのテーマに分けて紹介! お目当てを逃したくないショコラファンは、今のうちにぜひチェックを!
【マストバイ①】4つのセレクションボックス
2017年の「サロショ」のテーマは、《LaLaLa ChocoLat! あなたと、ショコラと、人生と。》。その言葉を体現し、テーマの核である「生きることは、味わうこと」の神髄をひと箱で存分に感じることができる「サロン・デュ・ショコラ限定セレクションボックス」は、今回も大充実。例年通り、趣向の異なる4つのスペシャルボックスが、ショコラとの幸せを運んでくれます。
トップショコラティエ15名による、No.1の味が集結したボックス
サロショの顔ともいうべき15名のトップショコラティエによる、セレクションボックス。個性あふれる新作やスペシャリテがひと粒ずつ味わえます。各シェフの顔がプリントされ、厚さや大きさもひと粒ずつ違うという、まさに「特別」なひと箱。
【15名のシェフ】
ジャン=ポール・エヴァン、クリスティーヌ・フェルベール、フィリップ・ベル、パティスリー・サダハル・アオキ・パリ、フランク・ケストナー、クリスチャン・カンプリニ、パスカル・ル・ガック、セバスチャン・ブイエ、オテル・デュ・キャップ エデン=ロック、ヴァンサン・ゲルレ、オリヴィエ・ヴィダル、ジャン=シャルル・ロシュー、パティシエ エス コヤマ、アンリ・ルルー、ダヴィド・カピィ
郷土菓子や名物デザートをボンボンショコラで表現
各ショコラティエが、リスペクトを込めて郷土の素材をひと粒に閉じ込めたボンボン・アソート。レモンタルトをイメージして作られた、クリスチャン・カンプリニの作をはじめ、スモモの一種でフランス・ロレーヌ地方の甘い果実・ミラベルを使ったフランク・ケストナーの作など、郷土愛あふれる10粒がセットに。
10名のショコラティエが、愛らしいショコラの花を咲かせる
花をテーマに制作されたボックスは、その名も「Fleur」。スミレやローズ、ジャスミン、金木犀といった花々が、キャラメルやフランボワーズなどのガナッシュに溶け込み、ときにエレガントに、ときに斬新な味わいのボンボンに変身!
日本のショコラ魂がここに!
2年に1度開催されていた、世界一のチョコレート職人を決める「ワールド チョコレート マスターズ」歴代の日本代表ショコラティエ7名による、ボンボンショコラの対決。沖縄特産のシークワーサーとホワイトチョコレートのコンビや、大葉を使ったショコラなど、挑戦的かつ個性的な味が集結しています。
【マストバイ②】ワクワクが止まらない! 4人の初登場シェフ
毎年、初登場のショップ&シェフの味が楽しめるのもサロショのポイント。今期は4名のショコラティエが東京に初参加します。
ニコラ・ベルナルデ
2004年にM.O.F(フランス国家最優秀職人賞)を取得した注目シェフ。食感の妙に優れたショコラを多数出品しています。コーティングが薄めで、カリカリとした食感が楽しめるボンボンのほか、ホロホロ&むっちりとした食感が魅力の「クッキーショコラ」が大好評! これを食べずして、今年のサロショは語れません。
ベロ&アンジェリ
シェフとブランドディレクターがいとこ同士というブランド。桜やシナモン風味をはじめとするボンボンは、食感もカカオの産地もショコラの個性に合わせて変えているというバラエティボックス。彼らの代表作が、この一箱に詰め込まれています!
フランソワ・ジメネーズ
若きショコラティエたちが修行を積みたい店としてあげている、注目度No.1のブランド。独自性のある自家製プラリネが高く評価されているほか、16個入りで2,916円というコスパも魅力的。そのほか「グリオットチェリー ショコラ レ」という、サクランボを使ったショコラも絶品!
トーマス・ミュラー
スイス出身の気鋭のショコラティエで、お酒とショコラの組み合わせが彼のスペシャリテ。色使いや見た目もかなり独特で、その世界観に圧倒されること間違いなし。加えて、食べ応えを保証する大きさにもぜひ驚いて。
【マストバイ③】原点回帰! クーベルチュールを味わう
日本のサロショは、今期で15回目。アニバーサリー・イヤーだからこそ「原点回帰」の思いを込めて、クーベルチュールにもぜひ注目を。
※クーベルチュールとは、ボンボンショコラのコーティングなどに使われ、各ブランドのショコラの仕上がりや風味を大きく左右するチョコレートのこと。
ミシェル・クルイゼル
フランス・ノルマンディー地方に拠点を置くショコラティエ兼チョコレートメーカー。特定の産地からチョコレートを作る「シングルオリジンカカオ」のパイオニアとして、現在はそれを深化させた「シングルプランテーションカカオ」を追究。各ショコラティエに、高品質のクーベルチュールを提供しています。
フェルクリン
スイスのクーベルチュールメーカー。カカオ豆のみならず、ミルクの原料まで徹底しているこだわりぶりが、多くのショコラティエに支持されています。外せないのは、スイス中央部にあるユネスコ生物圏保存地域内で育てられた、メドウミルクを使った「オーパスホワイト」。ミルク感がものすごい!
ギタード
フランス系移民の初代が、サンフランシスコで1868年に創業。100年の歴史を持つブレンドから近年に開発したブレンドまで幅広くあり、それらの真髄を楽しめるのが「ギタードチョコレートバー」という6種類のタブレット。また、アイスやドリンクにかけて楽しめるパウダー状のショコラ「ギタードココアルージュパウダー無糖」にも注目を。
アニバーサリー・イヤーのサロショは、規模もさることながら、かつてないラインナップでチョコレートの「今」を感じられるイベントになりそうです。一年に一度、ここでしか味わえないショコラとの幸せを求めて、今期も会場へラッシュ!
催物のご案内/商品の取扱いについて
【催物のご案内】
サロン・デュ・ショコラ 2017
開催期間:2017年2月2日(木)~2月5日(日)(午前10時~午後8時)
会場:東京国際フォーラム ホールE
1995年からパリで始まった世界最大のショコラの祭典。伊勢丹での開催が15回目を迎える今年は会場を「東京国際フォーラム」に移動。「LaLaLa Chocolat!」を掲げ、世界約17ヵ国から集結する約100ブランドをラインナップします。
【商品の取扱いについて】
記事で紹介している商品は、2017年1月13日(金)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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