一度は食べてみたい！ 伊勢丹新宿店で見つけた、パーティに華を添えるフルーツ

友人や家族が集まって、美味しいものを囲めばパーティの始まり！ そんなときはせっかくだから、憧れのスペシャルな食材を買ってみてはいかがでしょう？ FOODIE編集部でパーティの主役となるアイテムを探しに伊勢丹新宿店へ行きました。

今回のテーマは、「フルーツ」。全国から新鮮な野菜やフルーツを取り揃える伊勢丹新宿店の青果コーナー＜フレッシュマーケット＞を探索し、パーティに華を添える宝石のようなフルーツに出会いました。

伊勢丹新宿店で憧れのスペシャル食材を探せ！ 肉編はこちら
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優美な香り、とろける甘み。気品溢れる、クラウンメロン

まずは「フルーツの王様」ともいわれるマスクメロン。いざ目の当たりにすると、神々しいビジュアルに思わずため息が……。「見てください、この細かくて美しい編み目を！ これはマスクメロンのなかでも最高峰ブランドの『クラウンメロン』です」と話すのは、フレッシュマーケットの宮間雅子さん。

店頭には様々なメロンが並びますが、網目の違いは素人目にも歴然です。メロンから伸びるT字のツルは1本の木に果実ひとつだけを実らせ、栄養素をたっぷりと注ぎ込んだ証。なかでも「クラウン」は静岡県の限られた農家さんしか作ることができないスペシャルなメロンです。

「シャンパンと一緒にいただくなどいかがでしょう？ 最高級ブランドならではのリッチな食べ方を楽しんでください」（宮間さん）

別次元のジューシーさとコク！ 苺「まりひめ」

続いて、目に飛び込んできたのは真っ赤に熟した苺です。

「この苺は和歌山の＜まりひめ＞という品種です。農家さんのこだわりが強く、甘みや粒の形に満足できないと出荷しないという徹底ぶりなんです」（宮間さん）

顔を近づければそれだけで完熟苺の甘い香りが……。なかでも最高級の苺は1粒1粒個包装され、なんと1粒1,000円以上で販売されるそうです。高価でも別次元のジューシーさとコク、甘みに魅了されるファンがあとを絶たないとか。

「ヘタを取って酸味があるお尻から食べるのがおすすめ。頭に進むにつれてどんどん甘くなり、口の中に芳醇な味わいが広がりますよ」（宮間さん）

洋梨は「ソテー」するのが通の楽しみ？

「友人同士の持ち寄りパーティなら、普段は食べないようなちょっと変わったフルーツもおすすめですよ」と教えてくれたのは、同じく＜フレッシュマーケット＞の鈴木理繒シェフ。

紹介してくれたのは「ル レクチェ」という洋梨です。一般的な洋梨に比べて香りが強く、心地よい甘みとやわらかな食感を楽しめる知る人ぞ知る一品。そのままカットして食べても十分に美味しいのですが、鈴木シェフのおすすめはなんと「ソテー」することだそう。変わったフルーツであることに加え、さらに調理することでスペシャル感がUPしますね。

「スライスした『ル レクチェ』を軽くソテーすると果物の甘みとうまみがより引き立ちます。バルサミコ酢をかけてそのまま、またはベビーリーフとオリーブオイルのサラダに加えても楽しめますよ」（鈴木シェフ）

珍しいフルーツにプロらしいひと手間を加えて振る舞えば、特別感があってパーティで一歩差が付きそうです。

見た目のインパクト大！ フルーツクリスマスツリー

青果コーナーでひと際目を引いたのが、こちらのフルーツクリスマスツリー。

「パーティに参加する人たちで『作る楽しさ』を感じてもらいたいと思って用意しました。カットフルーツを自由に組み立てオリジナルのツリーを作ってください」（宮間さん）

主催者がすべてを用意するのではなく、みんなで一緒に完成させるという発想は今までなかったかも。フルーツは一般的に購入後食べごろまで待つ場合が多いけれど、当日すぐに楽しめます。自分でいちから購入して作るとなると、金額的もかかるし、手間もすごい。でもこうしてカットした状態で販売されているのは百貨店ならではの心憎いサービス。

そしてなにより華やかな存在感でパーティを盛り上げてくれそう。インパクト抜群のクリスマスツリーが、編集部のハートをがっちり掴みました！

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