2016.11.15
茶碗から豪快にはみ出す!<海宝>の辛子明太子は大きさも美味しさも規格外
見てください、長さを半分に切ってもなお、茶碗からはみ出さんばかりの豪快な明太子を! 15㎝以上もある巨大な明太子は<海宝>の「辛子明太子」。そのサイズにもかかわらず、デパ地下の催事では週に500本以上もの数が売れることがある、リピーター続出の人気商品です。インパクトのある大きさもさることながら、ひと粒ひと粒の大きさ、食感、密集具合い、味わいなどすべての条件が納得のクオリティ! この辛子明太子の製造秘話を、<海宝>の代表・下村英次さんに聞きました。
漁獲量の3%しかない、貴重なスケトウダラの卵巣を使用
一般的な明太子の約3倍以上の大きさがある<海宝>の辛子明太子。これは、スケトウダラの中でもわずか3%ほどしか獲れない希少なサイズです。
「卵巣が大きい分、魚卵の粒も大きく、一般的なものに比べて粒が立っていて、プチプチの食感が味わえます。また、中身がギュッと詰まっていて、見た目に美しいのも特徴ですね」
オーストラリア産の岩塩と、氷温熟成の成せる味
一般的な明太子は、スケトウダラの卵巣を塩漬けにし、その後、辛味のある調味液に漬け込んで熟成させるというのが基本的な作り方。ところが、ここまで大きな卵巣だと、塩分や調味液が中心部に浸透するまでかなりの時間がかかり、鮮度が落ちてしまいます。そこで<海宝>では、塩と製造方法に独自の工夫を取り入れているそうです。
「一般的な塩に比べて粒子が細かいオーストラリア産の岩塩を使用しています。この塩のおかげで、素早く、そして全体に均一に浸透させることができるんです。また、氷温と呼ばれる0〜2℃の温度帯で熟成することで鮮度を維持できるので、魚卵本来の味わいが保てます」
こうして完成した「辛子明太子」を口に含むと、プチプチと粒が弾け、魚卵のまろやかで奥深いうまみが広がります。明太子自体の味は濃厚ですが、塩気はあっさりとしているので、飽きずにどんどん食べられます。一切れでお茶碗の半分くらいを一気にかき込んでしまいそうなほど、ご飯がすすむ味わいです。
海宝の明太子を知ったら、ほかのものでは物足りない
そんな<海宝>の「辛子明太子」を求めて、デパ地下の催事に出店する機会を楽しみにするファンは後を絶ちません。
「リピーターのお客さまが多く、『ここの明太子を知ったら、ほかのでは物足りない』『売っているのを見ると、味を思い出して絶対に買っちゃう』といった声をいただきます。お客さまの声を直接聞けるので、店頭販売は楽しいですね」と下村さんは語ります。
最後に食べ方のアレンジを教えてくれました。
「粒がしっかりとしているので、明太子パスタにしても麺によく絡みます。ほかには、冷凍うどんにのせて、辛子明太子とごま、韓国のりをかけても美味しいです。料理のアクセントや調味料としても使っていただきたいですね。ぜひ一度味わってください」
<海宝>
新潟県加茂市に本社を構え、辛子明太子のほかにタラコやいくらなども扱う。伊勢丹新宿店のフードコレクションの常連。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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