そのホスピタリティに納得。人気の親子カフェ「ラッテ チャノママ」をレポート！

伊勢丹新宿店の本館6階に、口コミで大人気の親子カフェがあることをご存知でしょうか。店名は「ラッテ チャノママ（latte chano-mama）」。実は、連日、予約なしでは入れないくらいの盛況ぶりなんです。親子カフェは巷に数あれど、なぜこれほどまでに支持されるんでしょうか……。

その秘密は、どこまでもママ目線で考えられたホスピタリティと、細部まで行き届いたサービスと設備にありました。

【人気の秘密1】 赤ちゃんから小学生まで。広い月齢に対応できるインテリア

店内に入るとすぐ目に飛び込んでくるのが、靴を脱いで上がる「小上がり」のマットレス席。

「こちらは、『ねんねやお座り』などの低月齢の赤ちゃんとママがくつろぐのにぴったりなスペースです。おうちで過ごすように、足を崩してリラックスして過ごしていただけます」とは、店長の北沢千鶴さん。

小上がりのほかにも、ソファ席とテーブル席がありますが、それぞれに席にフィットする子供用チェアを用意。大人向けのシックなスペースに、子供が快適に過ごせるような工夫がさりげなく散りばめられているんです。

テーブル席では、ストッケのハイチェアを準備。座板と足のせ板を調節すれば、『お座りができる1歳程度から小学生まで』のお子さまが座ることができます。

ソファ席にはテーブルの天板をはさむタイプの子供用いすを。『お座りができる1歳程度から2歳くらいのお子さままで』が使用できます。安定感があるので、安心！

カフェやレストランでは、小さな子供連れだと少々気後れしがちですが、ここまで準備されていると、安心して利用できそう。

また、お店の雰囲気も、子供メインではなく、あくまでママ向けに考えていると北沢さん。

「親子向けのカフェというと、どうしても子供が主役になりがち。おもちゃや絵本が置いてあったりしますよね。でもこの店の主役はママ。ママがくつろげることを主眼にナチュラルかつシックなインテリアで統一しているんです」

【人気の秘密2 】体にやさしいだけじゃない、グルメ心も満たすメニュー

ママとこどものシェアプレート　2,380円（税込）

親子で一緒に食べられるメニューというと、どうしても子供の基準になりがちですが、ラッテ チャノママが大事にするのは「ママの満足」。だからこそ、大人が食べて美味しいことはもちろん、ふだん口にしない新品種の野菜を使ったり、手が込んだ盛り付けで「目」でも美味しく楽しませたりと、「グルメ」な気分を満たす心遣いが施されているんです。

写真で紹介しているのは、一番人気の「ママとこどものシェアプレート」。かぼちゃとさつまいものテリーヌや国産鶏ときのこの豆乳クリームソースなどの盛り合わせで、いずれも素材にこだわり、やさしい味つけ。フレッシュサラダには、栗のように甘い小芋「アピオス」や紫の差し色が入ったレタス「カステロフランコ」など、ちょっと珍しい野菜が使われています。

ベベシフォン　果物とジュレ　1,380円（税込）

また、人気スイーツの「ベベシフォン 果物とジュレ」はリング型のふわふわシフォンにゆるく泡立てた生クリームがたっぷり。トッピングはチョコレートコーティングした麩菓子です。予約すれば、メッセージを添えて、子供のバースデーケーキに仕上げてもらうこともできるそう。

国産有機野菜にこだわった、リッチな離乳食も準備

月齢に合わせた離乳食（離乳食２種類＋季節の果物＋もしくはヨーグルト）　1,100円（税込）〜

さらに、ラッテ チャノママでは、赤ちゃんの月齢に合わせた離乳食のメニューも準備しています。

「天然の素材と国産の有機野菜で作った離乳食で、添加物、乳、卵は不使用。手作りの野菜スープや和風だしをベースにしています。もちろん、ご自分でご用意いただいたものを持ち込んでいただいてもかまいません」

【人気の秘密3】照明や音響まで調整できる！ 至れり尽せりのベビー休憩室

お出かけ中のママたちにとって気になるのが、子供と一緒に入る休憩室。ラッテ チャノママのすぐ隣には、昨年の3月にリニューアルしたベビー休憩室がありますが、食事コーナー・おむつ替えエリア・トイレまで、一度訪れたら人に話したくなる工夫が散りばめられていて、「口コミで人気」というのにも納得してしまいます。

まず、入ってすぐにベビーフードや赤ちゃん用おやつの自動販売機。そして、調乳用の浄水された湯が出る専用サーバーと電子レンジを備えたキッチンがあります。その奥には、ママと赤ちゃんが向かい合わせで離乳食を食べさせられるお食事コーナー。その裏側には、おむつ替えの専用台が並び、壁面には使用済みおむつを圧縮して捨てられるボックスが。
トイレは広々としていて、子供用補助便座とステップを常備。お子さまの外出先でのトイレデビューは、このトイレがおすすめです。

さらに、ベビー休憩室の奥のガラス戸を開けると、ベビーピンクのカーテンで仕切られた授乳室が。一つひとつのスペースが広いので、赤ちゃんをベビーカーにのせたまま入れます。照明の明るさ、館内放送のボリュームも調整できるので、赤ちゃんはママのおっぱいを飲みながら、すやすや眠りの中へ。

子供を連れて外出するときは、ついつい子供中心になりがち。ですが、ママも子供と一緒に満たされる空間なら、子連れのお出かけが今よりもっと楽しくなりますね！

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