2016.11.05
クリスマスまで待ちきれない! 伊勢丹で買えるシュトレン集めました
およそ1ヵ月前からクリスマスを心待ちにするための催し、アドベント。街のイルミネーションがクリスマスムード一色に変わるこの時期に、シュトレンを食べるようになった人も多いでしょう。「伝統的なドイツ菓子」と言われてもピンとこない……そんな方も、シュトレンの歴史を知ることで、楽しみ方が変わるかも。そこでまずは商品のラインナップをチェックする前に、知っておくと楽しめるシュトレン豆知識をお伝えします!
豆知識① 元祖は「ドレスデンシュトレン」
シュトレンの発祥の地はドレスデンであるといわれています。ドレスデンではシュトレン保護協会を中心に原材料の割合から出荷までの保存環境にいたるまで細かい規格を制定し、500年以上オリジナルのシュトレンを守り抜いています。
豆知識② シュトレン作りには定義がある!
ドイツではさまざまな食品の規格を定めており、シュトレンにもさまざまな規格が存在しているそうです。同じ食べ物でも地域ごとに違ったアレンジがなされるのは日本もドイツも同じなのです。
2016年伊勢丹で買えるシュトレンをご紹介
今や日本でもすっかりおなじみとなったシュトレンは、さまざまなパティスリーやブーランジュリーで買うことができます。厳格な規格に則った正統派から、アレンジを加えたオリジナリティあふれるアイテムまで、幅広い種類のシュトレンを紹介します。
<エミール・ライマン>ストイックなゲルマン魂が詰まった正統派
<エミール・ライマン>はシュトレンの発祥地ドレスデンで500年以上続く老舗。非常に厳しい規格をクリアし、伝統を守り続けたどっしりとした重さのシュトレン。正統派を味わうならここできまり!
<ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ>バウムクーヘンとおなじく「しっとり」した食感
日本ではしっとりとろけるような食感のバウムクーヘンでおなじみ、<ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ>。クリスマス限定のシュトーレンもしっとりとした食感が魅力。生地にはナッツとフルーツが贅沢に散りばめられています。
<ラビーン>はるか昔、授業で習ったドイツ史を思い出しながら
ドイツがまだプロイセンなどに分かれていた時代にポツダムで創業し、宮廷御用達店として名を馳せた<ラビーン>。宮廷の王族以外にも、政治家や小説家、映画スターなどに愛されていたそうです。山脈のような形が美しいシュトレンは、バターしっとりの味わいを楽しめます。
<ノワ・ドゥ・ブール>焼きたてフィナンシェの名店が手がけるのは栗仕立て
焼きたてフィナンシェが大人気の<ノワ・ドゥ・ブール>。この時期はシュトーレンにも手を出してみてはいかが。ほかとは一味違う、珍しい栗のフレーバーで、クルミ、洋酒漬けレーズンを練り込んだ生地でマロンペーストを巻き込んでいます。
<メゾンカイザー>フルーツ感たっぷりのシュトーレン、それがフランス流
フランスの食文化に根ざしたブーランジェリー<メゾンカイザー>によるシュトーレンは、食べると甘みの奥でほのかにさわやかな味わいが。その秘密はリンゴの蒸留酒「カルヴァドス」を使った自家製マジパンやリンゴなどのドライフルーツをたっぷりと生地に入れているから。ドイツの伝統菓子をフランス流にアレンジしています。
<シュクレリーナード>初心者向けのお手頃サイズ
焼き菓子を得意とする<シュクレリーナード>のシュトーレンには、イチジクなど大粒のドライフルーツがごろごろ。長さ約13㎝と小ぶりなので、余ってしまうと心配な方や、このクリスマスにシュトレンデビューしたい、初めて食べる方におすすめです。
<アンデルセン>チョコレート好きに贈る、大人味シュトレン
これぞチョコレート好きのためのオリジナリティ溢れる一品。チョコレート、マカダミアナッツ、いちじくに加え、ラム酒に漬け込んだレーズンやクランベリー、数種類のスパイスを入れた濃厚さは、やみつきになる美味しさ。
日に日に寒さが増すこれからの季節も、シュトレンがあれば明日が来るのが楽しみになりそう。クリスマスまで、さまざまなシュトレンを食べ比べしてみてはいかがでしょうか。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=カフェ エ シュクレ/マ・パティスリー、ノワ・ドゥ・ブール、グランアルチザン/ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ、デリ エ ブーランジュリー/メゾンカイザー、アンデルセンにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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