2016.11.28
まるで魔法のよう。手にぴたりと吸い付く!? <マルナオ>十六角箸
持った瞬間、しっくりと手になじむ。表面がなめらかで、マットですべすべした質感なのに持つ手が滑ることはありません。まるで着心地のいい洋服を見つけたときのようなフィット感です。おまけに、極細の先端が食材をしっかりと捉えるので苦手だった魚の骨取りも簡単。気づけば私がこのお箸に……骨抜きにされていました。
お刺身を口に運んでみると、なぜかお箸の感触がほとんどしないんです! なんだ、このお箸は!
そんな今まで味わったことのないすごいお箸が、<マルナオ>の「極上 十六角箸」なんです。
その魔法のフィット感に秘密あり
持った瞬間、手になじむこの魔法のお箸。その優れた技術で作られた「極上 十六角箸」には3つの秘密がありました。
<秘密その1>八角形と十六角形が交錯する絶妙な設計
まずはお箸全体の形をご覧ください。手が触れる部分が十六角形で、先端が八角形。その境目がなめらかでまったくわかりません!
この設計は使い心地を突き詰めたから。
先端部分は極細の八角形。手が触れる部分は限りなく円に近い十六角形。手のひらが触れる端の部分は八角形ですが、角張ってなく、すこし丸みを帯びています。
極細でありながら八角形の先端はギリギリまで細く研磨されていて、それによって、口に入る箸先が狭くなり、料理の食感と味がダイレクトに伝わります。さらに、角があるから料理が滑りづらいのです。
指の腹が触れる部分は限りなく円に近い十六角形によって持ち心地と滑りにくさを実現。お箸を指に置く後方は八角形なのですべることなく安定感があります。
<秘密その2>すべて職人さんの手作業
実はこの緻密な作りを実現したのはすべて職人さんの手作業。
材料を箸鉋機(はしかんなき)に通して荒削りをしたあと、手作業で丁寧に研磨をかけていきます。1本1本異なる木の癖を見抜き、木目を揃えるので、毎回手作業で磨き分けなくてはなりません。1本のためにこれだけの手間をかける、なんて贅沢なお箸なんでしょう。それを思うと手に持った時に何とも言えない特別感がありますね。
<秘密その3>素材はこの加工に耐えることができる木材界のダイヤモンド
この繊細な加工を受け止められる木材は限られていて、数ある木材のなかでも最高の「かたさ」を誇る縞黒檀(しまこくたん)、もしくは紫檀(したん)なんです。もともと中国から伝来したという木材で、家具や床柱、仏壇の彫刻にも使われる銘木です。
極上の一膳が、毎日の食事を宝物にする
このお箸のルーツは新潟県三条市。マルナオは世界に誇れる金属加工技術の街に根付いたメーカーなのです。
毎日使うものだからこそ、職人の手による優れた技術が詰まった一膳を使いたいですね。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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