2016.10.03
パリの一流シェフ御用達! フロマジュリー<キャトルオム>が日本初上陸
エッフェル塔のある高級住宅地パリ7区で大人気のフロマジュリー<キャトルオム>。チーズ熟成士として女性初のMOF(フランス国家最優秀職人賞)を受賞した、マリー・キャトルオム自慢のチーズはどれも高品質。「本物のフランスチーズに出会える!」とパリジャンはもちろん、世界中から訪れる観光客にも大人気です。このたび日本初上陸の<キャトルオム>の魅力と、必ずおさえておきたいイチオシ商品5品を紹介します。
味にうるさいパリのマダムも認める<キャトルオム>とは?
<キャトルオム>は創業1953年。グルメなマダムたちが認める名店ひしめくパリ7区のセーブル通りをはじめ、パリの左岸に4店舗を構えています。世界でもっともチーズを消費するというフランスにおいて、『フィガロ』誌が選ぶ、「パリで間違いないフロマジュリー5店」にも選ばれた人気店。
「コンテ」「カマンベール」など食べておきたい5品
パリ市民のスタンダード、紅茶にもワインにも合う「コンテ」
<キャトルオム>でまず食べてほしいのが、ハードタイプのコンテ。フランスとスイスの国境、ジュラ山脈の高地で生産される、フランスでもっともポピュラーなチーズです。
今回おすすめする「コンテ」は2種類あり、写真左が24ヵ月、右が 36ヵ月熟成させたもの。
よく見ると左の24ヵ月熟成のほうが表面がなめらかで、色が濃いのがわかるでしょうか? 食べてみると、驚くほどあっさりとして食べやすいのに深いコクがあります。 臭みはまったくなく、早くもワインのコルクを抜きたい気分に。一般にコンテチーズはシャンパンやワインと一緒に楽しまれる方が多いのですが、キャトルオムの24ヵ月は渋みのあるアールグレイと好相性。お酒を飲まない人にもおすすめです。
36ヵ月熟成のほうは、とにかく希少なもの。口に入れると栗のようなほっくり感と甘みがあります。
やわらかな口あたりに濃厚なミルクの味わい「カマンベールドノルマンディ」
こちらはフランス・ノルマンディー地方で、伝統製法にのっとってつくられた「カマンベールドノルマンディ AOP『ガロンド』」。表皮が白カビで覆われた、やわらかい小型チーズです。ノルマンディー牛100%で作られている「ガロンド」は、30分ほど置いてから常温に戻すことで、芯までとろけるやわらかな口当たりに濃厚なミルクの風味、鼻を抜けていく無殺菌乳のチーズ本来の香りを楽しめます。舌の上で儚くとろけていく前に、本物のカマンベールに出会った感動を噛み締めたいものです。
まるでからすみ!? 噛むほどにうまみ広がる「ミモレット」
「ミモレット エチュベ24ヵ月熟成」。鮮やかなオレンジ色が特徴のハードタイプのチーズ。ミモレットは一般的にとても固く乾いた印象があるかと思いますが、丁寧に管理されたミモレットはしっとりとした食感です。キャトルオムが得意とする長期熟成によって引き出された、からすみに似た濃厚な味わいは、日本酒とのマリアージュがおすすめ。
スモーキーな香りがクセになる「サンネクテール フェルミエ」
「サンネクテール フェルミエ」は、質のよいミルクが取れるフランス・オーベルニュ地方原産のセミハードタイプのチーズで、ライ麦の藁(わら)の上に寝かせて熟成させます。ねっとりやわらかくクリーミーで、ほんのりと漂うナッツの味わいとスモーキーな香りが特徴です。合わせるなら白ワインはもちろん、ミルクティーもおすすめ! 溶かしても美味しく、余ったらチーズトーストにしても。
繊細な味を丁寧に育てる職人、「チーズ熟成士」とは?
チーズ熟成士の技術によって作り上げられた<キャトルオム>のチーズたち。チーズは同じ種類であっても、産地や原料の牛乳の質、乳牛が何を食べて育ったかによって大きく出来が変わるもの。チーズ熟成士は熟成前のチーズの特性を見極めて買い付け、専用の熟成庫(カーブ)でじっくり育てます。徹底した湿度・温度管理のもと、定期的にチーズの表と裏をひっくり返したり、表面に発生したカビの手入れをしたり……。手間暇かけて、チーズのうまみを引き出します。農場でフレッシュなチーズを作る職人が生みの親なら、チーズ熟成士は育ての親。店舗では、チーズを食べたいタイミングに合わせて、ちょうど食べごろのものを教えてくれるなど頼もしい存在なのです。
チーズ大国フランスでトップの実力を誇るフロマジュリー<キャトルオム>。チーズの国家資格を持つ熟成士・マリー・キャトルオムはいわば「チーズの女王」。研ぎ澄まされた繊細な感覚で育て上げられた女王のチーズ、一度味わったらもう他のチーズには戻れないかも?
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