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2016.10.07

ご当地自慢の新米が今年も届きました! 2016年は新品種の当たり年

新米のイメージ

美味しくて現代人の味覚に合うお米を安定的に生み出すべく、全国の米どころでは今年も凌ぎを削っています。毎年複数の新品種が誕生し、食卓へデビューしますが、今年は特に新品種のレベルが高い模様。米農家が自信をもって打ち出す今年注目の新米を、伊勢丹新宿店 生鮮(農産品)担当のアシスタントバイヤー・池野嘉彦さんに教えてもらいました!

2017年の「こだわりのお米」はこちら

新潟<新之助>フレッシュでもっちりとした食感

新潟の新之助

新之助>(2kg)1,620円、(5kg)3,780円(税込)

2016年10月5日に三越伊勢丹グループ各店舗から先行リリースされる<新之助>は、米どころとして有名な新潟が、田んぼから食卓まで、美味しいお米をしっかりと導くために開発。新潟のトップブランドである「コシヒカリ」と収穫時期をずらすことで安定的に新潟から美味しいお米をお届けできるようにしています。

「<新之助>は品質が劣化しにくいという特長があります。時間が経っても古米化しにくく、しっかりとした粘りと弾力が楽しめるんです」

ほぐれやすいのに粘りがある新之助は、食べやすく、いつまでも食べ飽きない味。ぜひ、おにぎりにして粘りと甘みを楽しんでみて。

岩手<銀河のしずく>和食を引き立てるあっさり味

岩手の銀河のしずく

銀河のしずく>(2kg)1,350円、(5kg)3,240円(税込)

<銀河のしずく>も今年初めてリリースとなった岩手県の新品種。甘みと粘りのバランスがよく、日本穀物検定協会の食味ランキングで、岩手県の独自品種で初めて最高評価である「特A」を獲得したというのにもうなずけます。

「<銀河のしずく>は岩手県のお米のなかでも、ひときわ白いのが特徴です。炊き上がりはつやつやしていてきれいで、香りも豊かです」

この商品名は岩手県出身の文豪・宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を意識して名付けられたのだとか。味はおかずを引き立てるあっさり味なので、和食が好きな方には特におすすめ。しつこくないので、手巻き寿司などにもぴったりです。

青森<青天の霹靂(へきれき)>米の華やかな香りとしっかりとした甘み

青森の青天の霹靂

青天の霹靂>(5kg)3,240円(税込)

一風変わったネーミングのこちらのお米は、青森県が昨年リリースした新品種。銀座三越の店頭では昨年から登場し、大変な人気を博しました。

「<青天の霹靂>は華やかな香りとしっかりとした甘みに特長があり、多少味が濃いおかずと一緒に食べても存在感を保ちます」

こちらも日本穀物検定協会の食味ランキングで、最高評価の「特A」を獲得し、青森県では一大ニュースに。パッケージやネーミングには、晴れ渡った空に突如として現れる稲妻のような鮮烈な存在になりたいという思いが込められています。

古から日本の食生活の基本にあったお米。食の多様化により生産や流通においては厳しい局面を迎えていますが、美味しいお米を食べてもらいたいという生産者の方々の思いは変わりません。少しでも消費者の記憶に残るよう、品種開発を行い、美味しくて丈夫な米を育てているのはそのためなのです。

今年も自然の恵みと生産者の方々の努力に感謝して、美味しい新米をもりもりいただきましょう!

文: 大川祥子

写真:Thinkstock/GettyImages(1枚目)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます

バイヤー・スタイリスト / 池野嘉彦
三越伊勢丹 食品統括部第一商品部 生鮮(農産物)担当のアシスタントバイヤー。趣味はカフェめぐりで、行ったカフェではコーヒーと一緒に、ついつい野菜を使ったメニューを注文してしまうそう。

商品の取扱いについて

記事で紹介している一部商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階、日本橋三越本店本館地下1階、銀座三越本館地下3階にてお取扱いがございます。

記事で紹介している商品のほかにも、いろいろな美味しいお米を下記よりお求めいただけます。

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