2016.08.16
シェフのお墨付き! いつもの料理が変身する個性派調味料5選
和食はもちろん、各国の調味料がたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しい伊勢丹新宿店の調味料コーナー。ちょっと目を引く変わりダネほど、「買ってみたい!」と思うけれど、なかなか手がだせないもの。
そこで今回は、伊勢丹新宿店の店頭で食材の美味しい食べ方を提案しているシェフたちに、おすすめの「個性派調味料」を聞きました。料理の印象を変えてくれるものから、ちょっと足すだけで深みをだす隠し味まで。知られざる個性派調味料をご紹介します!
洋食もひと振りで和風な印象に! <Beanus>コクみそ
新鮮な魚を使った料理を鮮魚コーナーで提案している上條八千代シェフがすすめるのは、『コクみそ』。
「味噌を粉末にした調味料で、料理に味噌の風味としっかりしたコクをプラスできるアイテムです。ペースト状の味噌のように溶かす手間もなく、少量からさっとひと振りするだけで使えるからお手軽! 和食はもちろん、あらゆる洋食の隠し味として便利で、白身魚のカルパッチョ、スープやクリーム系のパスタなどコクのある料理、チーズケーキ(!)に合わせれば、いつもの料理の印象をガラリと変えてくれますよ。料理の印象を変えたいときにピッタリです」(上條シェフ)
玉ねぎのうまみがギュッ! <朝岡スパイス>オニオンミンス
旬の野菜を使ったお手軽な家庭料理を紹介してくれる鈴木理繪シェフのイチオシは、みじん切りの玉ねぎを乾燥させた『オニオンミンス』。
「玉ねぎの奥行きのある甘みが、料理にコクを出します。カレーなど煮込み料理がひと味足りないときに加えると美味しさがグンとアップします。乾燥しているので、ヨーグルトで戻してディップソースにすれば、簡単にお酒のおつまみに。ハンバーグのタネに使えば、うまみをプラスできるだけでなく、水分を吸ってくれるのでかたさの調整もできます」(鈴木シェフ)
オレンジが爽やかに香るオイル。<オリオテーカ>ラ・モラッツァ マンダリン
鈴木理繪シェフからはもうひとつ。オレンジの風味を丸ごと含ませたフレッシュな味わいのオリーブオイル『ラ・モラッツァ マンダリン』を教えてもらいました。
「柑橘の香りがしっかりとしているので、サラダにかけて塩を振るだけで十分なドレッシングに。カルパッチョなど白身魚との相性はもちろん、風味がしっかりしているのでクリームパスタのアクセントとしても使えます。炒めても香りが飛ばないのがこのオイルのすごいところ。このオイルでつくる、キャロット・ラペは絶品です!」(鈴木シェフ)
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肉が美味しく感じる塩!? <小笠原フルーツガーデン>小笠原の塩「島塩」
お肉のことなら何でも知っている岩田晴美シェフが愛用するのは、『小笠原の塩「島塩」』です。
透明度の高い小笠原の海水を「登り窯」で煮詰めた塩の結晶は、粗い粒子となりクリスタルのように輝きます。とても甘みが豊かで、より肉の美味しさを感じることができるそう。都内の料亭からも高い支持を得ている「島塩」。肉料理に使わない手はないかも!?
「お客さまがステーキのかざり塩をお求めになっていたら、必ずこの塩をすすめています。お肉の味わいが格段に変わりますよ」(岩田シェフ)
素材の新たな一面を引き出す! <まるはら>鮎醤油
最後は、キッチンステージの柬理美宏(かんりよしひろ)シェフ。伊勢丹新宿店、シェフズセレクションにある調味料を知り尽くしたシェフが勧めるのは、『鮎醤油』です。
「こちらの鮎醤油は鮎で作られた魚醤のこと。魚醤=ナンプラーのイメージがありますが、ナンプラー独特の香りは控えめで苦手な人も使えます。また、醤油よりも香りが残らず、塩よりもコクがある不思議な味で、お吸い物の香り付けや白身魚と合わせるのがおすすめ。ひと振りするだけで、食材の味わいをさらに引き出してくれます。キッチンステージを訪れたシェフからの評判もとっても良かったです」
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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