イメージが一変する美味しさ！ いま売れてる高級ドレッシング５選

いつもよりちょっとリッチ。これまでのカジュアルなイメージが一変する、贅沢な「ドレッシング」の人気が高まっています。かけるだけで野菜がごちそうに変わる深い美味しさに、虜になる人が多いよう。

すりおろし野菜がたっぷり入ったタイプ、素材のうまみがぎゅっと詰まったタイプ、意外な和素材が主役！ など、伊勢丹新宿店で売れ筋のラインナップをご紹介。フードコーディネーターの村井りんごさんと一緒に食べ比べをしました。

肉や魚のソース、料理の味付けなど、サラダ以外の美味しい使い方も提案しているので、「ドレッシングを余らせがち」という方もぜひ。

甘みと香り。ねぎのいいところをぎゅっと凝縮！ ＜あさくら＞葱ドレッシング

濃いグリーンがジェノベーゼソースのような1本。「ねぎくさいのでは……？」と思いきや、独特の香りは強くなく、辛みも穏やか。普段は気付かないねぎのやさしい甘さがグッと全面に出ています。酸味・塩・油がいずれもまろやかな味わい。

【こんな料理・素材に合う】
・白身魚、冷奴、蒸し野菜など、ちょっとコクが欲しいときにかけて
・あさりのパスタなど、味がやさしい料理の味付けに

シャリシャリのごまの食感まで楽しめる！ ＜喜多屋＞kake Vegee　甘口胡麻だれ風味

赤い色のもとはにんじんのすりおろし。にんじん由来の穏やかな甘みに加えて存在感を発揮しているのがすりごま！ シャリシャリと噛めるほどたっぷり入っていて、まさに「ごまを食べてる！」という感覚に。でもねりごまほどのくどさはなく、あくまでやさしくあっさり。食べ続けやすい味のバランスです。

【こんな料理・素材に合う】
・牛肉・豚肉・鶏肉など肉料理のソースに（バンバンジーがおすすめ）
・そら豆、スナップエンドウ、れんこんなど根菜類にかけて

海苔のうまみの濃さに驚く！ ＜林屋＞海苔ドレッシング　ピリッとわさび

思わずごはんにかけたくなる「濃いうまみ」が印象的なこちら。野菜はもちろんですが、そば、かまぼこ、わかめ、きゅうりなど、おそば屋さんにありそうな食材にしっくり合います。味が濃厚なので、かけるだけでなく、食材の下にひく、少量であえるなど使い方を工夫しても。もちろんご飯にもぴったり！

【こんな料理・素材に合う】
・そばサラダ、ゆでた豚、ゆでたほうれん草、ゆでたごぼうにかけて
・クリームチーズと混ぜ合わせて
・卵焼きにディップして

ヨーグルト由来のキリっとした酸味がさわやか。＜セゾンファクトリー＞白いヨーグルト

口に入れた瞬間はヨーグルトらしい酸味、そのあとに深いチーズのコクが広がります。どろっとした濃度で満足感がありながらも、心地よい酸味が好バランス。一見フレンチドレッシングに見えますが、もっと濃厚で、シーザーサラダドレッシングに近い印象の、ヨーグルトの個性が光る１本。

【こんな料理・素材に合う】
・コールスローの味付けに
・ベイクドポテト、ゆで卵、ハムにかけて

肉に野菜にパスタに。何にでもぴたりと合う！ ＜グラッツェミーレ＞トマトのほっぺは真っ赤ぞね

みんなが大好きな、トマトのうまみがぎゅーっと入った美味しさ。余計なものが入っていない、すがすがしい「野菜感」がたまりません。トマトソースやケチャップよりも軽やか、でも、満足感はしっかりあるので、肉のソテーやパスタに使うとぐっとヘルシーに仕上げられます。もちろん野菜との相性もぴったり。ドレッシングの「トマト」とサラダの「野菜」、ダブルで野菜が食べられるのもうれしいですね。

【こんな料理・素材に合う】
・クリームコロッケ、オムレツ、ゆでた海鮮にかけて
・カレー、アンチョビソースのパスタなど、味をさっぱりさせたいときに

食べ比べてみると、その味わいのバラエティーが楽しい！ 1本だけだと飽きてしまいがちですが、2〜3本持っていると目先が変わって、飽きずに美味しく食べきれそう。

調理はシンプルに、でも食卓は豊かにしてくれる高級ドレッシング、まずは1本試してみませんか？

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