2016.08.26
やっと出会えたこの美味しさ! 超大粒、黒豆、マスタード入りまで、納豆5品食べ比べ
日本人のソウルフード、納豆。納豆ファンなら、いつも同じパックで満足……なんてもったいない! 実はひと口に納豆といっても素材や製法、パッケージ、付属のタレやからしにまで独自のこだわりを追求したユニークな納豆が続々登場しているんです。今回は、伊勢丹新宿店で買える納豆5品を食べ比べしました。
ご飯にかけてかきこみたい! 存在感のある超大粒
① <天野屋>芝﨑納豆
大きな長方形のパックが目を引く「芝﨑納豆」。老舗<天野屋>が江戸時代からの伝統的な製法でつくる、プレミアム感あふれる一品です。
最大の特徴はなんといっても、およそ15mmという超大粒の豆。口に入れると納豆らしからぬ存在感を発揮し、ほどよい歯ごたえと強めの粘りを感じます。大豆の香りとうまみが濃いので、白いご飯とは抜群の相性。
大きく口を開けて、大粒の豆とご飯を一緒にかきこむのが、もっとも美味しい食べ方です。生卵やネギを加えても◎。
香り・うまみ・コク。バランス抜群な小粒の優等生
②<登喜和食品>遊作納豆
豆のうまみに影響を与えるという国産の松経木(まつきょうぎ)で包むことで、香りを際立たせているのがこちらの「遊作納豆」。豆自体も、契約栽培の小粒大豆というこだわり。さらに、タレのベースには国産の原料のみで仕込んだ醤油、からしには豆の香りをもっとも生かすブラウンマスタードを使用するなど、調味料まで追求。
口に入れると心地いい豆の香りを感じ、バランスのとれた大豆の甘みとコクに調味料が絶妙に混じり合う、完成度の高い味わいです。ご飯はもちろん、パスタや卵焼きに入れるなど幅広い食材に合いそうです。
ふっくらした粒の甘みを、ゆっくりと噛みしめたい
③<菅谷食品>国産大粒つるの子納豆
第20回全国納豆鑑評会で最優秀賞を受賞した「国産大粒つるの子納豆」。北海道の契約農家が育てた大粒大豆「トヨホマレ」を使い、ふっくらと炊き上げています。もっちりとしたやわらかな食感と、噛めば噛むほど感じる自然な豆の甘みが特徴。
うまみ成分不使用のタレで納豆本来の味を楽しめます。ご飯にかけてかきこむというよりも、食感を楽しみながら「甘み」をしっかりと感じたい納豆です。
毎日食べたい、落ち着いた素朴な味わい
④<菅谷食品>国産小粒納豆雪こつぶ
こちらも<菅谷食品>の販売する「国産小粒納豆雪こつぶ」。特別栽培された大豆「鈴丸」を炊き上げた納豆は、数回混ぜただけでもすぐに粘りが出て、ほんのりと大豆の香りが立ちます。ひと口食べれば、ふわふわとしたやわらかめの食感と、主張しすぎない優しい大豆のうまみが。強い個性はありませんが、毎日食べられる、飽きのこない落ち着いた納豆です。
幻の豆を使った個性あふれる黒豆納豆
⑤<あづま食品>黒千石小粒なっとう
最後は、納豆ひと筋66年の<あづま食品>が、一度は生産の途絶えた幻の豆「黒千石大豆」を復活させて作った「黒千石小粒なっとう」。黒豆の芳醇な香りを引き立てるため、調味料として「からし」ではなく「わさび」が付属されています。
豆の表面は歯ごたえがありつつ、内部はホクホクとやわらかで、かなり独特な食感。ねばりは弱めなのでスルスルと食べられますが、豆のコクはしっかりと主張します。普通の納豆に飽きてしまった納豆フリークにこそ、ぜひ。
ご飯のお供として、もっとも身近な食材のひとつでありながら、実は奥深い納豆の世界。いつもとはちょっと違う納豆を選んで、新しい定番を見つけてみませんか?
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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