2016.05.16
これが100%トマトジュース!? クリアな黄金の液体『トマトクリスタル』
グラスに注がれたクリアな黄金の液体は、カクテル? それともアップルジュース? 答えはなんと「100%トマトジュース」。 真っ赤なトマトジュースの常識を覆す透明感とすっきりとした飲み口ながら、しっかりしたトマトの味が堪能できるのです。見た目からはちょっと想像がつきませんよね。
素材となるトマト選びから製法までとことんこだわった、赤くないトマトジュースの名は『トマトクリスタル』。一体どうやって作っているのでしょうか?
搾らず「滴る」液体を抽出することで透明に
商品企画・販売を行う<ベジターレ>の向後容代さんに話を伺ってみると、一般的なトマトジュースは「トマトをつぶして搾る」という作り方ですが、『トマトクリスタル』は日本酒の大吟醸をつくる「雫取り」という、昔ながらの伝統技術を採用しているそう。木綿の袋にトマトを入れて吊るし、絞らずに「滴る」液体をボトリング。この手間暇かかる製法によって、雑味がなく、色も味わいもクリアな黄金色を実現しています。
1本に大玉トマト約10個分という贅沢さ
その製法に加え、贅沢な素材の使い方もまた驚き。1本300mlに大玉トマト10個分を使用しているんです! 塩や砂糖はもちろん、水さえ加えずに作った添加物を使用しない無着色のトマトジュース。だからこそ、トマトの一番美味しいところ、もっともピュアな部分を存分に味わえるのですね。
トマトジュースといえば、赤くてドロっとした濃さのあるもの…… そんなイメージを覆す『トマトクリスタル』は、見た目ものどごしもすっきりクリア。開発のきっかけは、「飲みやすくて、食事に合うトマトジュースを作りたい」というアイディアからだったんだそう。確かに、食事と一緒にいただくイメージはあまりないですよね。
理想のトマトジュースを作るために、素材のトマト選びにも1年以上をかけ、選ばれたのは「越前トマト」という福井県のブランドトマト。
「最近は甘いトマトも増えているのですが、越前トマトは昔ながらのしっかりした味わいのトマト。甘みと酸味のほどよいバランスとみずみずしさが特徴です」(向後さん)
バリエーション豊かなアレンジ。料理でも楽しめる
ストレートで飲むほか、はちみつを加えてさらに飲みやすくしたり、お酒と組み合わせてカクテルを作ったりと、幅広いアレンジも可能。「ブルーノート東京」地下1階ロビーの「Bar BACKYARD」では、赤くないブラッディマリー、「クリスタルマリー」がいただけるのだそう。
魚介類との相性のよさから、とある高級レストランでは『トマトクリスタル』をジュレにしてお刺身の上に乗せた一皿も登場しているとか。
「ご家庭でアレンジするなら、オリーブオイルと塩を加えてドレッシングに。これからの季節ならミニトマトのコンポートゼリーなど、爽やかなスイーツにするのもオススメです」(向後さん)
作り手のこだわりと、トマト本来の美味しさがギュッと詰まった、まったく新しいトマトジュース。特別なディナーのために用意するのはもちろん、美しいボトルデザインと箱入りのパッケージはギフトにもぴったり。お酒を飲まない方へのお祝いの品としても喜ばれる一品ですよ。
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商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階=プラ ド エピスリーにてお取扱いがございます。
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