2016.02.20
直火OKの「VISION GLASS」に注目! 理化学ガラスメーカーから生まれた、スタイリッシュな優れもの
「VISION GLASS」とは、ビーカーやフラスコを製造しているインドの大手理化学ガラスメーカー、BOROSIL社が製造する耐熱ガラスの名前。インドの家庭ではよく使われている一般的なグラスですが、オーブン、レンジ、冷凍、食洗機はもちろん、直火もOKと、実験器具ならではのタフさとシンプルなプロポーションから、料理のプロやインテリア好きの男性から注目を集めています。
大人気のガラスブランドをプロデュースする、フードデザイナーの「モコメシ」こと小沢朋子さんに「VISION GLASS」を使ったフードスタイリングの楽しみ方を教えてもらいました。
STYLE1.アヒージョも直火でコトコト
「直火にかけて使えるので、お湯を湧かしたりジャムを煮込んだりしています。よく作るのは、アヒージョ。焼き網に乗せて5分火にかけるだけ。熱々をそのままカッティングボードに置きパンを添えれば、2人分のおつまみがあっという間に完成します」
ホットワインやスープを温めたり、お米を炊いたり……。直火OKなグラスは汎用性が高く、アイディア次第で色んな料理を楽しめます。1人分をちょこっと調理するのに向いているので、1人暮らしを始める方へのプレゼントにもぴったり。
STYLE2.マフィンやブリュレはグラスごとオーブンへ
お菓子を作るときは、生地を流し込んでグラスごとオーブンで焼き、そのまま食卓へ。ブリュレの仕上げに砂糖を焼き付ける工程も、直接バーナーを当てられます。
STYLE3.サラダやスイーツをエレガントに
人気のジャースイーツやジャーサラダも、「VISION GLASS」を使うとよりおしゃれに。
「ビーカーやフラスコと同じ製法でつくるので、ガラスが側面だけでなく、底まで薄いのもポイント。そのためサラダやデザートを盛りつけると食材が引き立ち、グラスの存在感はスッと消えるんです」
ドリンクはふちギリギリまで注ぐのが、小沢さんのお気に入り。
「インドのお店ではこれが一般的。たっぷり注いだほうが、グラスの美しいフォルムが生きる気がします」
ガラスの薄さとシンプルな形で、ドリンクひとつをとってもなんとも美しい佇まいです。
アクアリウムや多肉の寄せ植えにも!
ご飯はもちろん、小物やカトラリー入れ、花瓶として使う人も。鉢がわりにして、人気の多肉植物の寄せ植えを楽しんだり、水草を入れてデスクにも置ける小さなアクアリウムをつくったり……。何を入れても、「中身」が引き立ちます。
インドの食卓から、日本の食卓へ
小沢さんは新婚旅行でふらりと訪れたインドのカフェでこのグラスに遭遇し、ひとめぼれ。2年間毎日夫婦で使い続け、2013年に輸入を決めました。
「余計な装飾がなく、シンプルで使いやすい。『用の美』が追求されたデザインだから、国を超えて受け入れられるし、楽しみ方も無限に広がっていると思います」
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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