パーティの新定番！ 手土産にぴったりのハイレベルな惣菜パン5選

「パン」といえば、1日のスタートにいただきたい「朝ごはん」の定番ですよね。しかし最近、人気ショップがひしめく百貨店のハイレベルな惣菜パンが、パーティや会食の「手土産」として人気急上昇中なのだそうです。

今回話を聞いたのは、伊勢丹新宿店パン・洋惣菜コーナーのセールスマネージャーであり、パンマニアの前田洋太さんです。前田さんが教えるパーティ向け惣菜パン選びのポイントは次の3点。

それでは早速、手土産に最適なちょっと豪華な惣菜パンの世界を紹介します。パーティのヒントにどうぞ。

大人の女子会に！ ワインがすすむ長〜いサンド

まずは、人気ショップ「アンデルセン」が『大人のパン好き』のために展開する伊勢丹限定ブランド「イッツ サンドイッチ マジック」より、長さ30cmの長〜い「マジックステッキサンド」です。

「まずはこのインパクトあるビジュアル、これだけでその場が華やぎますよね。よく見るとサンドしている具材は『ブルーチーズ』『ポークリエット』『オリーブ』に分かれていて、１本で3つの味を楽しめます。どこを食べてもおいしく、赤ワインとの相性がいいんですよ」

1本丸々かじりたいところですが……パーティならば味ごとに1/3〜1/6にカットするのが正解。カナッペのようにひと口ずつ食べ比べたいですね。

みんな大好きな「洋食」のプチバーガーでランチパーティ！

ファミリーで参加するランチパーティなら「3種の洋食プチバーガー」がおすすめ。クリームコロッケ、チキン竜田、ポテトコロッケの「洋食オールスター」がお団子のように連なります。

「これは『懐かしい味を再現しよう』というコンセプトで生まれたアイテム。定番の洋食サンドは、大人から子供まで、みんな大好きな味です」

串を抜いてお皿に並べて、そのまま手でいただきましょう。揚げ物の惣菜パンですが、1口サイズなので女性でもペロッといけそう。

「クリームコロッケにはピザソース、ポテトコロッケにはマンゴーピューレというふうに、ソースにはこだわっています。懐かしさだけではない、現代風の味わいを楽しんでください」

販売は金・土・日曜日のみなのでご注意を。

ふるっふる！ なやわらかさのキッシュは、白ワインとともに！

3品目は、手の平サイズのミニキッシュ。手にした途端、前田さんの目尻がみるみる下がるほど、「大好物！」という一品です。

「キッシュというと大きなサイズを切り分けるイメージがありますが、これは2〜3口で食べられるミニサイズ。少しずついろいろな味を食べたいパーティにうってつけです。僕が知っているどのキッシュよりもやわらかくて……ほんっとうにおいしいんですよ！」

オーブントースターで1〜2分ほど温めれば、崩れてしまいそうなほどふるふるに柔らかくなり、玉子の甘みとサーモンの塩気が口いっぱいに広がります。お酒なら白ワインがおすすめ。どんなシーンでもメインになれる、クオリティの高さが光ります。

もっとカジュアルに！ 王道惣菜パンの底力

高価で特別なものでなくとも、パーティで活躍する惣菜パンはたくさんあります。ここからはよりカジュアルなシーンでおすすめしたい王道の惣菜パンをご紹介。

300円以下のリーズナブルな惣菜パンから前田さんが選んだのが以下の2品です。

月に2,000個を売り上げる大ヒットカレーパン

「『銀座木村家』の『とろけるカレーナン』は、1ヵ月で2,000個も売れている大ヒット商品。カレーパンというと男性が好みそうですが、実際には幅広い層のお客さまに支持されています。揚げていないので手が汚れず、辛さが控えめなためにどんな人にもおすすめできます」

1個でお腹いっぱいになれるほどの重量感ですが、切り分けて数人でシェアすれば、気軽につまむことができます。気になっていた話題の味にも、パーティなら積極的にチャレンジできますね。

ホテル品質のクロワッサンにパンマニアも悶絶！

もうひとつは、名前を聞いただけで心華やぐ、ホテルオークラの「ハムチーズクロワッサン」。

「これも、みんな好きな王道の惣菜パンですが、濃厚なバターの香りに、たっぷりのハムとチーズが感じられて、流石ホテルオークラと言える品質です。特にパン好きな人たちにこそ、食べてほしいアイテムですね」

オーブンで少し温めれば、バターとチーズの香りがより濃厚に！ コスパ抜群、品質にこだわった惣菜パンは、もはや「一品料理」といっても過言ではありません。

デザイン、味ともにハイレベルな商品が充実している惣菜パンの世界。パーティのために普段とは違うワンランク上の惣菜パンを選ぶ。そんな機会が、これからますます増えそうです。

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