2024.02.08
【伊勢丹新宿店】桜餅2024全ラインナップ11品をチェック! 関東風も、関西風も大充実
春の気配を感じ始めるこの時期。2024年も「桜餅」の季節がやってきます! 伊勢丹新宿店の和菓子コーナーでは、各ブランドから個性豊かな「桜餅」が登場。今回は、その全アイテムをバイヤーに教えてもらいました。
そもそも桜餅には「関東風」と「関西風」があることをご存知でしょうか? 「関東風」は小麦粉を薄く伸ばして焼いた餅生地で、「関西風」は道明寺粉を蒸したもの。それぞれの生地の違いはもちろん、包み込む葉や、あんこの違いも紹介します。ぜひお気に入りを見つけてみてください!
関西風と関東風で違う、桜餅の生地と形とは?
そもそも桜餅が東西でどのように違うかを教えてもらいました。
▼関西風の桜餅
道明寺粉を蒸した餅生地で餡を包んだもの。
▼関東風の桜餅
小麦粉を薄く伸ばして焼いた生地で餡を巻いたもの。
それでは、2024年伊勢丹新宿店の桜餅のラインナップを見ていきましょう。まずは関東風の3品紹介します。
【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関東風①】ふくさ包みが印象的なボリューム感満点のひと品<銀座あけぼの>
銀座発祥の和菓子店<銀座あけぼの>の桜餅は、白玉粉を使ったふんわりしっとりの生地で、北海道産小豆を炊いたこし餡をふくさ包みにした関東風。伊豆半島産の桜葉とてっぺんに添えられた小田原産の桜の花の塩気が、味わいにほどよいアクセントを加えます。大ぶりの意匠で、食べ応えも満点です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
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【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関東風②】断面も美しい! 栗1粒丸ごと包み込んだ個性派<小布施堂Shinjuku>
栗の郷として知られる長野県小布施町で、100年以上にわたって栗を使ったお菓子を手掛けている<小布施堂>の伊勢丹新宿店限定ブランド。そんな栗の名店が届ける桜餅は、栗鹿ノ子が丸ごと1粒入った、贅沢な桜餅です。もちっとした食感の生地には蜂蜜を使用。角のないやさしい甘みは、まさに春らしい味わいです。上にちょこんと乗った桜の蕾の塩漬けが、ほどよい塩気で絶妙なアクセントに!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
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【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関東風③】職人の技が光る歴史ある桜餅<とらや>
室町時代後期に京都で創業した和菓子店<とらや>の桜餅は、大正7年(1918年)の記録に残るひと品。薄くのばして焼いた生地で御膳餡(こし餡)を包み、塩漬けした桜の葉で巻いています。熟練の職人が、毎朝一つずつ手作業で仕上げているという桜餅は、なんとも上品な佇まい。目上の方の手土産にしても喜ばれること間違いなしです。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
続いては、関西風の桜餅を8品紹介します。
【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風①】自然素材のやさしい風味を味わう<鈴懸>
博多で創業し100年以上愛され続ける<鈴懸>の「桜葉餅」は、自然な色合いが特徴的。
道明寺粉に使われるもち米は、農薬・化学肥料を減らして育てられた佐賀県産の「ヒヨクモチ」。自然の美味しさを表現するため、着色せずにそのままの色で仕上げているそう。こし餡は北海道十勝産の小豆を、桜の葉は味も形もよい静岡県伊豆大島の「大島桜」をセレクト。もち米と餡のバランスが良く、春を感じるやさしい味わいです。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風②】道明寺でこしあんを包み、桜葉2枚ではさむ<仙太郎>
京都の寺町通仏光寺に本店を構える<仙太郎>。国産の素材を使って、丁寧な和菓子作りを貫いてきた人気の和菓子店です。
桜餅はきめ細かい道明寺の生地でこし餡を包み、塩漬けした二枚の桜の葉で挟んでいます。定番の桜色ではなく美しい白色の見た目は、どこか上品な趣。こし餡は丹波神吉の工場で炊き上げたものを使い、香り高い桜の葉とも好相性です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風③】白餡仕立ての上品な風味<たねや>
2022年10月に伊勢丹新宿店にオープンした<たねや>の桜餅は、薄紅色に染められた白小豆餡を道明寺生地で包んだ、関西風の中でも珍しい仕立て。口に運ぶと塩漬けした桜の葉がふわりと香るさくら餅で、上品な香りとほどよい塩気が、お餅のやさしい甘さを引き立てます。ちょこんと添えられた桜の花に、春の訪れを感じるひと品です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風の道明寺④】餅、餡、桜葉がそれぞれの美味しさを引き立てる<叶 匠壽庵あもや>
滋賀県発祥の和菓子店<叶 匠壽庵あもや>。こちらの桜餅も関西風の道明寺粉を使ったもので、もちもち、つぶつぶとした餅生地の食感が魅力! 生地に包まれた餡は、なめらかで口溶けの良いこし餡。塩漬けの桜の葉が餅とこし餡の甘さを引き立たせ、三位一体となった美味しさを味わえます。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
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【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風⑤】淡い桜の色合いに春を感じる<笹屋伊織>
享保元年(1716年)創業、300年以上の歴史ある京菓子の店<笹屋伊織>。こちらの桜餅は、淡い桜色の道明寺生地で甘さ控えめのこし餡を包み、まんまるに丸めて桜の葉を巻いたかわいい形になっています。桜の葉の塩気がアクセントになって、ちょうど良い甘じょっぱさに手が止まらなくなりそう!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
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【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風⑥】餅のつぶつぶ食感×餡のなめらかな食感を楽しむ<京菓匠 鶴屋吉信>
京都・西陣に本店を構える<京菓匠 鶴屋吉信>の桜餅は、丸い餅を大きな桜の葉で包んだ正統派の意匠。道明寺の生地は、あえて大きめに残した道明寺粉の粒の食感&もっちりとした弾力が魅力で、きめ細やかな舌触りのこし餡とのコントラストも楽しいひと品です。甘さ控えめであっさりしたあと味なので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。
※<京菓匠 鶴屋吉信>の「吉」の正しい文字は「土」の下に「口」です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
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【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風⑦】2枚の桜葉が春の香りを演出<老松>
100年以上の歴史をもつ京都の和菓子店<老松>からは、桜葉を2枚使用した桜餅が登場。餅の生地には通常より細かく砕いたなめらかな道明寺を使い、あっさりと炊き上げたこし餡を包んでいます。ほんのりと香る上下の桜葉と、甘さ控えめのやさしい餡とのバランスがたまりません。幅広い年齢層の方に喜ばれる味わいです。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【伊勢丹新宿店の桜餅2024:関西風⑧】小ぶりなフォルムが美しい道明寺製桜餅<とらや>
<とらや>からは、先に紹介した関東風の「桜餅」のほかに、道明寺製も登場。「桜餅・紅」は、道明寺生地で餡を包み、塩漬けした桜葉で包んだ特別なひと品です。伊勢丹新宿店で買えるのはわずか4日間だけ。この機会に、ぜひ2種類食べ比べてみてはいかが。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
全11種のラインナップは、関西風、関東風だけでなく、見た目、素材、味それぞれに個性が光ります。ぜひこの機会を逃さないよう、チェックしてみてください。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味/たねや、小布施堂Shinjuku、鈴懸、銀座あけぼの、仙太郎、叶 匠寿庵あもや、京菓匠 笹屋伊織、鶴屋吉信、茶の道/とらや、老松にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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