2015.08.04
うな重以外も楽しもう! とっておきの「変わり種」うなぎ料理
「土用の丑の日」が2度ある2015年。前回の7月24日には定番のうな丼やうな重を食べたのなら、今回の8月5日には少し風変わりなうなぎ料理はいかがでしょうか?
伊勢丹新宿店旨の膳(惣菜・弁当)アシスタントセールスマネジャー、般若雄介さんによれば、「万葉集の時代から日本で長く食されてきたうなぎですが、定番が蒲焼となったのは、江戸時代の頃からと言われている」のだそう。そして、「うなぎの味わい方にはもっとたくさんのバリエーションがあるということをお伝えしたいのです」と、アツい想いをお持ちのようです。
今回は、そんな般若さんに「ひと味ちがう、変わり種うなぎメニュー」を3点セレクトしてもらいました。記録的な暑さが続く今年だからこそ、2度目となる土用の丑の日もうなぎで元気に乗り切りましょう!
あっさり上品。銘店の「うなぎのばら散らし」
茶巾寿司やちまき寿司などの茶懐石寿司を得意とする<有職>が、本気でうなぎに取り組んだらどんな味が生まれるのか……? そんな思いから誕生したのが「うなぎのばら散らし」(※販売日:8/4[火]、8/5[水])だそうです。
このメニューについて般若さんは、「常連のお客さまが多い<有職>。老舗ならではの目利きで選んだ愛知県産うなぎを、得意分野であるちらし寿司に見事に一体化させています。すし飯や錦糸玉子と合わさることで、うな丼やうな重よりあっさりと、上品に召し上がっていただけますよ」とコメントしてくれました。
お客さまからの要望が毎年多いなか、良質なうなぎが手に入る年の「土用の丑の日」前後にだけ提供されるという、プレミアム感の高さも人気の秘密です。
夏バテ対策に栄養満点「うなぎ山芋ロール」
新感覚の色鮮やかなロール寿司の<スシアベニューK’s>では、レギュラーメニューの「鰻アボカドROLL」を夏季限定で「うなぎ山芋ロール」(※販売日:8/3[月]〜8/5[水])に変更して提供しています。
「うなぎの生態について詳細がわからなかった頃には、『山芋転じて鰻と化す』という言い伝えがあったほどで、栄養満点のうなぎは同じく栄養価の高い山芋が化けて生まれると考えられていました。どちらもそれだけ滋養のある食材ですから、夏バテ対策にもおすすめです」と般若さん。
栄養たっぷりなのもさることながら、日本の夏らしい季節感と風情とを、おいしく感じられるひと品になっています。
ご飯に、お酒に、ご贈答品にも。「うなぎの山椒煮」
「ピリリとした山椒の風味が適度に効いていて、ご飯にもお酒にも間違いなく合うのが、こちら<鈴波>の「うなぎ山椒煮」(※通年販売)です。原料は白焼きうなぎと砂糖、醤油、山椒だけとシンプルですが、ちょうどいい具合に煮詰まった味わいは絶品です」と、般若さん。
見た目よりも濃すぎない味付けに仕上がっているので、お好みで山椒をからめる量を加減しながら楽しんでほしいとのこと。また、要冷蔵ではありますが3ヵ月以上日持ちするので、贈り物やちょっとした手土産にもぴったりです。
店頭でお客さまの反応を見ていると「日本人はうなぎが好きなんだな」と、強く感じるという般若さん。おすすめのうなぎの楽しみ方について聞いてみると、「やはり栄養のある食べ物ということで、少しお値段は高くても、身内や親戚、家族の健康を気遣ってうなぎを買うというケースが多いと思うんです。そんな思いやりの心も日本人らしさですし、ご家族や大切な人と一緒に楽しく召し上がっていただければ」と、話してくれました。
特別感のあるうなぎ料理、さらにいつもとはちょっと違った変わり種メニューを食卓に並べれば、きっと家族の団欒にも花が咲くに違いありません。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=旨の膳/有職、スシアベニューK’s、鈴波にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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