2022.12.22
日本橋三越「大歳の市2022」のおすすめ単品おせちをチェック!
日本橋三越本店の年末恒例イベント「大歳の市」。今年も2022年12月26日(月)~12月31日(土)に、日本橋三越本店 本館、新館の食品フロアにて開催されます。単品で購入できるおせちや年越しそばなど、お正月の集まりに欠かせないアイテムが勢ぞろい!
そこで今回は単品おせちを中心に、担当バイヤーの小川さんがおすすめする8ブランドからご紹介します。
開催場所:日本橋三越本店 本館・新館 各階
開催期間: 2022年12月26日(月)~12月31日(土)※最終日は午後6時終了
まずは名店の職人が腕を振るって作る、単品おせちから見ていきましょう!
【単品おせち:かまぼこ】高級魚グチ使用! 魚の旨みと強い弾力がたまらない<竹徳かまぼこ>
半月形が初日の出を表すことから、お正月に欠かせない食材の一つとされている、かまぼこ。特に紅白かまぼこは紅が慶び、白が神聖さを象徴していることから、美味しい縁起物とされてきました。
新潟のかまぼこ専門店<竹徳かまぼこ>が年末限定で販売する「柳都(りゅうと)」は、高級魚グチを使って作られたもの。職人がグチを石臼で引いて一本ずつ丁寧に作るからこその、魚の強い旨みと弾力が楽しめます。風味のいいかまぼこは、酒の肴にもぴったり!
そんなこだわりのかまぼこを期間限定で購入できるチャンスをお見逃しなく。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
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【単品おせち:黒豆】東北で愛される雁喰豆を使用。豆の味と甘さが調和した優しい味わい<日本橋弁松総本店>
おせち料理の定番、黒豆の煮物。「まめ」は元気、丈夫、健康という意味をもち、「まめに働く」という語呂合わせからも無病息災を願う食材として知られています。1850年創業の弁当店<日本橋弁松総本店>が作る黒豆は、豆本来の味わいを引き出す、調和のとれた甘さに定評があります。
使用している豆は、東北地方で親しまれている雁喰豆(がんくいまめ)。深みのある味わいが特徴で、平たい形で中央にシワがあり、雁がついばんだ様子に見えることが名前の由来です。一般的によく知られる京都・丹波の黒豆と比べて、皮が薄く、破れやすいため、職人が細心の注意を払い、日数をかけて煮仕上げるのだそう。丁寧に作られた優しい味の黒豆に、箸が止まらなくなること間違いなしです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
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【単品おせち:えびの鬼がら焼き】明治創業から変わらぬ味付け。甘辛味でお酒が進む!<海老屋總本舗>
えびのような長いひげが生えるまで、腰が曲がるまでずっと長生きできるようにと願いを込めて長年おせち料理に加えられてきたえび。
東京の下町に本店を構える<海老屋總本舗>で1869年の創業当時に考案され、看板商品となっている「鬼がら焼き」は、今も変わらぬしょうゆベースの甘辛い味付けで多くの人から愛されています。
やわらかい川えびを秘伝の甘辛いタレにつけて焼き上げているので、お酒とも相性もばっちりです。味付けがシンプルな分、えび自体の旨みとサクサクとした食感を楽しめます。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
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【単品おせち:紅白なます】甘味と酸味のバランスが絶妙! リピート必至のまろやかな味わい<銀座若菜>
紅白の色合いがおめでたいなますは、祝いごとの際に使われる水引きにも通じており、おせち料理の定番。根菜のように「まっすぐ根を張る」という意味でも縁起物とされています。
東京・銀座に店舗を構える漬物専門店<銀座若菜>が年末限定で販売する紅白なますは、甘みが強い旬の大根を使っており、控えめな酸味でまろやかな味わいが特徴。米酢とりんご酢を配合することで、絶妙な酸味と甘みのバランスに仕上がっています。
味にムラが出ないよう漬けた後、天地を返したり混ぜたりと労力を惜しまないその手間暇が、一度食べたらリピートする人が多いという美味しさにつながっています。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【単品おせち:玉子焼】三つ葉入り&おめでたい扇形がお正月ムードを盛り上げる<つきぢ松露>
つややかに焼き上げた黄金色の玉子焼(卵焼き)は、お正月や祝いの席を華やかに彩ってくれる一品です。バイヤーのおすすめは、毎年「大歳の市」でも行列が絶えない出汁巻き玉子の人気店、1924年に築地で創業した<つきぢ松露>からご紹介。
年末限定の人気アイテム「扇」は、定番商品「松露」に三つ葉を入れ、職人が一本ずつ手作業で、お正月らしくおめでたい扇形に焼き上げています。三つ葉が加わることで、卵と出汁の濃厚な味が広がったあと、三つ葉の香りが鼻に抜け、軽やかな仕上がりに。箸休めにもぴったりです。目にも鮮やかで、お正月ムードをいっそう盛り上げてくれそうですね。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【単品おせち:昆布巻】キングサーモンの中骨を北海道産昆布で巻き、骨までやわらかく煮込んだ一品<加島屋>
新潟の郷土料理でもある「鮭の昆布巻」。昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて正月飾りに用いられ、子生という当て字から子孫繁栄への願いも込められています。
<加島屋>の看板商品「さけ茶漬」に使用されているキングサーモンの中骨を巻いた昆布巻は、しょうゆ、酒、みりん等シンプルな調味で、塩分控えめの味付けが魅力。身がたっぷりついた中骨を北海道産の昆布で巻き、釜でコトコトじっくりと骨までやわらかく煮込み仕上げています。
鮭と昆布の素材の旨みがしっかり引き出されており、しみじみと美味しい一品。上質な味わいで、日本酒もすすみそうです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
続いては、店頭に並ぶ単品料理の中から好きなものを選んでオリジナルおせちが作れるという、新しい提案をご紹介。予約不要で、料亭ブランドの味を気軽に楽しめます!
【組み合わせ単品おせち①】料亭のこだわり! 伊達巻、黒豆、栗きんとんの基本3点セットもあり<なだ万厨房>
<なだ万厨房>の店頭組み合わせおせち。約40種類の単品料理から、好みのものを組み合わせることができるという、充実の内容が魅力です。
丹波産の黒豆を使用した、ふっくら艶やかな「黒豆(写真左)」(1,458円・税込)、合鴨の胸肉をしっとりとやわらかな食感に仕上げた「合鴨燻製(写真右)」(2,565円・税込)など、おせち料理の定番はもちろん、お雑煮やおそばまで揃っています。
どれを選べばいいか迷ってしまう、という方のために「伊達巻」、「黒豆」、「栗きんとん」の人気おせち3点が単品価格よりもお得に買える「基本3点セット」(4,320円・税込)も登場。名料亭の料理で、ワンランク上のお正月を楽しみましょう。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【組み合わせ単品おせち②】お雑煮、棒だら、紅白なます…京都の味を気軽に楽しむ<京料理 美濃吉>
京料理の名店<美濃吉>の店頭にも、約40種類の料理が勢ぞろい。
特にバイヤーがおすすめするのは、白みそ仕立ての「お雑煮(写真左)」(1,491円・税込)、甘辛く煮詰めた「棒だら(写真右)」(1,944円・税込)、京野菜の金時にんじんを使って華やかに仕上げた「紅白なます」(670円・税込)。
見た目も美しく、洗練された味わいは、まさに歴史ある京都の料亭ならでは。大切な人たちとすごす新年の祝いの席を、さらに上質なものにしてくれそうです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
三越伊勢丹オンラインストアで<京料理 美濃吉>の商品をみる>>
「日本橋大歳の市」には、今回ご紹介した単品おせち以外にも、年越しそばや当日持ち帰り可能なおせちなども揃います。年末年始の準備に、ぜひ足を運んでみてください。
【日本橋三越本店 催物のご案内】
開催場所:日本橋三越本店 本館・新館 各階
開催期間:2022年12月26日(月)~12月31日(土)※最終日は午後6時終了
▼記事内でのご紹介ブランド一覧(敬称略)
<竹徳かまぼこ>、<日本橋弁松総本店>、<海老屋總本舗>、<銀座若菜>、<つきぢ松露>、<加島屋>、<なだ万厨房>、<京料理 美濃吉>
※その他商品や出店ブランド等はこちらからご確認ください。
※出店店舗、商品は予告なく変更する場合がございます。予めご了承くださいませ。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館・新館 各階にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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