2015.08.07
できたてそのまま!? 最新技術「プロトン凍結」で楽しむ老舗料亭弁当
一般的に「冷凍食品」のイメージといえば、忙しいときに利用する「有り合わせ」のもの。それなりに味わいを楽しむことはできても、できたてホヤホヤのおいしさには、到底かなわないとお思いの方も多いはず。
しかし、保存技術の進化が、そのイメージを覆しました。銘店のメニューをできたてそのままに保存できる「プロトン凍結」。舌の肥えた三越伊勢丹の食品バイヤーが「(できたてと)味のちがいに気づかないほど」と太鼓判を押す、この次世代冷凍技術を用いたお弁当アイテムをご紹介しましょう。
食材にやさしい「プロトン凍結」
まずは、「プロトン凍結」について、従来の冷凍技術となにが違うのか、簡単にご説明。
冷凍される際に膨張した水分の結晶が食材の細胞を破壊し、どうしても味が落ちてしまう従来の冷凍技術。それに対して、「プロトン凍結」は、磁束と電磁波を利用した短時間冷凍によって、水分の結晶が大きくなるのを防ぎます。氷の粒が小さいので、食材の細胞を壊さず、解凍前とほぼ変わらない味わいをしっかりキープできるのです。
これまで、生の海鮮がふんだんに使われたお弁当は、どうしても鮮度の問題がありました。しかし「プロトン凍結」の誕生によって、ちらし寿司などのデリケートな食品を気軽に安心して食べられるようになったのです。
そんな「プロトン凍結」で楽しめる、老舗料亭のお弁当3点は、以下のとおり。
色とりどりの海鮮、「下鴨茶寮」の華ちらし
安政三年(1856年)創業、京都の老舗料亭「下鴨茶寮」謹製のちらし寿司。刻み干瓢、椎茸が混ぜ込まれた酢飯には、いくら、エビ、蟹、いか、厚焼玉子、小鯛ささ漬、小川巻など、色とりどりの素材が11種も散りばめられています。
魚介の鮮度も落ちない「プロトン凍結」のお弁当。幅広い世代に人気のちらし寿司なら、小さなお子さまから、ご年配の方まで、お盆の集まりにも大活躍してくれそう。一段折のお弁当箱の彩りも美しく、大切なお客さまへのおもてなしに華を添えてくれることでしょう。
築地の海の幸をうにの香りが包む、鈴富の「銘月」
うにソースで和えた酢飯のドームには、築地からの海の幸がぎっしり。天然本マグロ、海老、サーモンをはじめ8種類の海鮮を新鮮なまま閉じ込めた「銘月」は、こだわりのお持ち帰り寿司「つきじ鈴富」が提供するひと品です。
その名の通り月のように丸く盛られた酢飯から、色とりどりの海鮮があらわれる、そんなサプライズ感も楽しみな変わり寿司。「プロトン凍結」の技術で、酢飯のおいしさもそのままです。ちょっと贅沢な夕食のメインに、取り分けてホームパーティのオードブルにと、楽しむシーンを選びません。
多彩な食感と美麗さが嬉しい「京風ばらちらし」
見た目にも美しい茶懐石寿司で知られるのが、東京赤坂に端を発する「有職」。その京風ばらちらしに詰まっているのは、蟹、鯛、干瓢、椎茸、蓮根といった自慢のネタの数々です。そのいずれも、職人の目利きと技が光る逸品ばかり。
バリエーション豊かなネタの数々が、食べやすい1人前サイズに収められており、このひと折で上質なコース料理を楽しんだかのような気分になれそうです。「プロトン凍結」されているので、時間を気にせず、遠方の訪問の手みやげにも重宝するはず。
気温が高く、食品衛生が気になる夏の時期は、お盆や帰省で親戚一同が集まる大切なタイミング。こうしたワンランク上の冷凍弁当を活用すれば、気のおけない団欒のシーンを華やかに演出することができますよ。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、すべて伊勢丹オンラインストアのみのお取扱いとなります。お取扱い期間は、8月5日(水)午前10時~9月2日(水)午前10時までの期間限定となります。
冷凍弁当は配送のみのお届けとなります。商品の詳しい情報やご注文方法については、上記WEBサイトをご確認ください。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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