2015.08.02
粋なあの人に贈りたい。手土産に、「北斎漫画」の酔狂スイーツはいかが?
ユーモアセンスのある友人に贈る手土産は、ちょっとひねりを効かせたいもの。でも、粋で、ユーモラスで、おいしい手土産ってなかなか見つからないですよね……。今回は、そんな風に手みやげで迷っている方にうってつけな「スイーツの詰合せ」を紹介します。『日本が世界に誇る酔狂画家と人気洋菓子店のコラボレート』。これを聞いただけで、どんなスイーツと出会えるのかワクワクしますね。
和の王道・北斎漫画と人気洋菓子店による響鳴
江戸時代後期に活躍した葛飾北斎。6歳から絵を描きはじめると、90歳で亡くなるまでに約3万点もの作品を世に遺したといわれています。そんな葛飾北斎自身が「この世のあらゆるものを、気の向くままに漫然と描いた」という、絵手本と呼ばれるスケッチ画集が『北斎漫画』。現代漫画のルーツになっているといわれる絵手本には、風景画をはじめ、人物や動植物、そして妖怪変化まで多彩を極め、その数はなんと約4000図もあるのだとか。
200人ともいわれる葛飾北斎の弟子たちの教科書として、また工芸職人のデザイン参考書などに活用された『北斎漫画』。何よりも江戸の庶民から圧倒的な支持を受け、今日でいうベストセラーになっていたのだそうです。さらに、その評価は国内だけにとどまらず海外にも及び、19世紀中頃には、ゴッホをはじめとする多くのヨーロッパの芸術家たちに影響を与えました。
そんな、世界に冠たる『北斎漫画』をパッケージに使用した粋なスイーツが、日本橋三越本店に期間限定で登場します。飽くなきクオリティの追求を目指した葛飾北斎。そして、長年にわたって愛されつづける現代の洋菓子店が、いったいどんなコラボレートをしたのでしょうか。
多彩な味わいがうれしい「相撲四十八手」
80有余年変わらぬ味を提供し続ける老舗洋菓子店<泉屋>からは、ホームメイドな安心感と温もりが感じられるクッキーの詰合せが登場。青を基調としたパッケージには「相撲四十八手」を描き、クッキーの飽きのこない『多彩な味わい』を表現。また、クッキー自体にも「相撲四十八手」の焼印がされており、かわいくて、もったいなくて、食べるのを躊躇してしまいそう。
色とりどりの宝石を詰めた「風のいたずら」
新鮮なフルーツを産地から取り寄せ、厳選した果肉を贅沢に使用する<彩果の宝石>からはゼリーの詰合せがお目見え。フルーツ本来の豊かな風味を閉じ込めたゼリーからは、まるで「風のいたずら」で描かれている江戸の庶民たちのような、『遊び心に溢れた驚き』が感じられます。
日本一を目指す味の心意気「田子の浦の富士」
「田子の浦の富士」のパッケージに描かれた、泰然とそびえる霊峰富士は、老舗店<上野凮月堂>の『日本一をめざす味の心意気』そのもの。
オレンジケーキや抹茶バウムクーヘン、そしてレーズンケーキといった人気の洋菓子と、江戸アートがコラボレートした遊び心の妙を楽しんでください。
笑顔を呼び込む絶品洋菓子「笑う門には福来る」
華やかな色彩と斬新なフレーバーで楽しませてくれる<ビーンズナッツ>からは、マンゴーなど、夏らしい味わいの豆菓子8種類の詰め合わせが登場。パッケージには、葛飾北斎のユーモア性があふれる「笑う門には福来る」をセレクト。
『みんなでテーブルを囲む口福』という楽しい食卓の団欒をイメージしています。いろいろな味のビーンズを頬張りながらみんなと楽しくおしゃべりするだけで、幸せな時間が訪れるはずですね。
上記でご紹介したものは、いずれも1,000円でお釣りがくるお手頃価格なものばかり。ほかにも、ブラウニーとバナナケーキを詰め合わせた<フレイバー>の「焼菓子詰合せ」や、<WA・BI・SA>の「香ほろん~北斎漫画~」など、各社人気の味わいをご紹介します。
この夏、ユーモアのわかるあのひとに、ちょっと粋なご挨拶をしてみませんか?
※販売期間は8月12日(水)から。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館地下1階=洋菓子にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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