2015.07.24
「スパイスの魔術師」が生み出す、インドのご馳走夏カレー
カレーなんて大嫌い!――という人は、きっとあまり多くないと思われます。いまや日本の国民食とまでいわれるカレー。それぞれの地域、家庭、お店などによってさまざまにアレンジされ、世代を超えて万人に愛されています。
「魔法のハーモニー」をテイクアウト
数あるカレーの中でも王道中の王道、本格的なインドカレーをデリで提供しているのが、日本橋三越本店・本館地下1階の<シターラ ティアラ>。青山・骨董通りにあるインド料理レストラン「シターラ」本店と同じクオリティのメニューを揃えたデリカテッセンです。「スパイスの魔術師」と称されるモハメッド・フセイン総料理長の技が生み出す本格カレーを、季節に合わせてお届けしています。
特別なスパイスと調味料、秘伝の配合、シェフの本物へのこだわりと鋭敏な感性、細部にまで行き届いた技……。これらが融合して生まれる味は、家庭ではなかなか再現することのできない魔法のハーモニー。それをテイクアウトして手軽に味わえるのが<シターラ ティアラ>の魅力なんです。
インドの夏の贅沢カレー3種
到来したカレーの季節に<シターラ ティアラ>がおすすめするのは、インドの夏のご馳走カレー。現地の最高級ホテルを経営するオーナーの一族が愛した家庭料理をもとに、インドらしい夏の贅沢食材を活かした3種類のカレーを提案しています。
1.夏鹿カレー
大きめの肉がごろごろと入った「夏鹿カレー」は、脂質の少ない淡白な夏鹿肉の風味を活かした今の時期だけの味わい。クミン、コリアンダー、ターメリック、チリペッパーなど10種類以上のスパイスを用いて、香り豊かに仕上げています。
<シターラ ティアラ>で販売している各種のナンはもちろん、ライスとの相性も抜群。ショウガの千切りをたっぷりとトッピングすれば、さらに豊かな風味が楽しめます。
2.パラックパニール(ほうれん草とチーズのカレー)
鮮やかなグリーンの「パラックパニール」は、ほうれん草をたっぷり使用したヘルシーな一品。ほうれん草の旨みや色合いとともに、スパイス&ハーブによって複雑な奥深い味わいに。さらに、パニールと呼ばれるインドのチーズを加えることで口当たりよく、まろやかな味に仕上げています。
おすすめは、ガーリックナンとの組み合わせ。また、真っ赤に熟したトマトをトッピングすれば緑と赤、レモンライスを合わせれば緑と黄色のコントラストが美しく、ますます食欲が増すことでしょう。
3.マンゴーカレー
マンゴーカレーは、鮮やかな黄色とフルーティな香りが想起させる甘みだけでなく、酸味もきかせた一品。マンゴーとタマリンド、2つの果実がもつ酸味を活かした、さわやかな味わいのカレーです。隠し味は濃厚なココナッツミルク。
この<シターラ ティアラ>ならではのマンゴーカレーには、プレーンナンを合わせてどうぞ。特に暑い日には、アツアツのナンに、ひんやりと冷たいマンゴーカレーの組み合わせがおすすめです。
インドカレーのダイバーシティを愉しむ
「肉・野菜・果物という3種類のカレーそれぞれの個性、つまりカレーのダイバーシティ(多様性)を皆さまに愉しんでいただきたいと思っています」と語るのは、三越伊勢丹の大澤邦英アシスタントバイヤー。カレーの愉しみをさらに広げる方法についてお聞きしました。
「インドカレーに合わせるものといえば、ライスやナンが一般的。でも、パンや麺、野菜、果物など、おいしく召し上がるためのバリエーションは、豊富に考えられます。カレーの個性と、それを楽しむ人たちの個性が組み合わされば、カレーのおいしさ・愉しさ・深さがいっそう増すのではないかと思います」
彩りの美しい野菜やフルーツを添えてみたり、暑い季節におなじみの冷たい麺類にカレーを合わせてみたり。この夏、より自由な発想でインドカレーを楽しめば、深奥なるカレーマジックの世界はさらに広がることでしょう。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館地下1階=シターラ ティアラにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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