2015.07.16
夏のギフトは小粋にワイン。相手に喜ばれる選び方とは
日頃お世話になっている方への夏のギフト、お中元。お酒好きな方には、ビールやウイスキーなど、アルコール類が定番ですよね。今年はその選択肢のひとつに、ワインを加えてみてはいかがでしょうか。
「ここ数年、ちょっと気の利いたものをと、夏のギフトにワインを選ばれる方が増えています。とくに、紅白で縁起がいいと、赤・白ワインのセットが人気ですね」
そう話すのは、伊勢丹新宿店地下1階「グランド カーヴ」のワインアドバイザー、清水香保里さん。ワインをギフトとして贈る際のコツや注意点を教えてもらいました。
相手がワイン好きかどうかを確認しよう
「ギフトのセレクトを相談された際、まずは贈り先がワイン好きかどうか、詳しいかどうかをお尋ねします。ケースバイケースですが、ワインに精通されている方に贈る場合は、三越伊勢丹プライベートブランドのオンリー・エムアイから、他では出会えない1本をお薦めすることが多いです。また、あまりワインに詳しくないという方にはメジャー品種や話題性のあるものを提案し、ワインに親しんでいただくきっかけ作りができればと思っております」
ワインに限ったことではありませんが、「まずは相手のことを一番に考える」ということがギフトを贈る時に大切なことですね。
ワイン以外の好みも、セレクトの手がかりに
「贈り先のワインの好みがわからない場合、ほかにどのようなアルコール類が好みなのかも、ワインをセレクトする手がかりになります。たとえばビールがお好みであれば、辛口の白やスパークリングワインはいかがでしょうか。伊勢丹のお中元カタログから選ぶとするなら、『<ドゥーツ>ブリュット・クラシック』などがおすすめです」
ワイン以外のアルコールや食べ物の好みも日頃からリサーチしておくと、ワインのセレクトに役立ちます。また、ワインをふだん飲まない相手であっても、きりっと冷やした白ワインやスパークリングワインは、夏の食卓に涼を与えてくれる一品として喜んでもらえそうです。
世界観の伝わるワインで印象に残るギフトに
「ワイン通の方には、飲みくらべができるようなセットが喜ばれるようです。ブルゴーニュ名門ワインの紅白セットや、イタリアを代表する赤白ワインや品種の飲みくらべをセットにしたものなどは、通のリピーターもいらっしゃいます。産地の特徴や表現、生産者の世界観が伝わるワインは印象にも残るのではないでしょうか」
また、誰もが一度は耳にしたことがある生産者や話題性のあるワインを集めたセットは、通のみならず初心者にもワインの世界観を楽しんでもらえるギフトとなるはず。たとえば、ふたつの品種を楽しめる『<マルケージ・ディ・バローロ>赤ワイン飲みくらべセット』などもおすすめだそうです(※こちらの商品は伊勢丹新宿店本館6階=中元ギフトセンター(~7月20日(月)まで)、および伊勢丹オンラインストア「伊勢丹のお中元」(~8月15日(土)午前10時まで)での承りとなります)。
贈る商品によっては品質保持にも注意を
「ワインの中には非常にデリケートなものもあります。たとえば、オールドヴィンテージのワインを贈る際は注意が必要。贈り先がセラーを所有されているかなども確認したうえで、オールドヴィンテージワインの取扱書も添えるようにしています。またお届け後に不明点があった場合も、取扱書にある問い合わせ先にお電話をいただければ疑問にお答えできるよう努めています」
グランド カーヴでは、発送時にクール便や常温便などの選択もできるので、ソムリエやワインアドバイザーに相談を。贈り先にワインの特徴を伝えたい場合は、取扱うほぼすべてのワインについて生産者や生産地域、品種、味わいチャートが掲載された名刺サイズのカードを添えることもできます。また、その時々でソムリエがおすすめするワインを有料試飲することも可能なので、味を確かめてから贈るのもいいかもしれませんね。
毎年頭を悩ませる夏のギフトですが、贈る側も贈られる側も新鮮な経験になるような、ワインのギフトをセレクトしてみてはいかがでしょうか。
商品の取扱いについて
世界各国のワインとハードリカーが揃った伊勢丹新宿店のグランド カーヴ。その充実のラインナップをはじめ、イベント情報や専属ソムリエによる旬なワイン情報などをお届けするワイン・洋酒の総合オンラインページ「グランド カーヴ オンラインストア」はこちら。
また、<ドゥーツ>
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Ranking
人気記事ランキング