2021.12.23
【日本橋三越】バイヤーが惚れ込む! 単品で買えるおせち8選。伊達巻、黒豆、栗きんとん…
2022年の新年を祝うとともに、その年の家族の健康や安寧を祈る意味もあり、一年の始まりには欠かせないおせち料理。すべてを手作りするのは時間的にもなかなか難しいですが、日本橋三越本店なら、プロならではの技を尽くした名品が勢ぞろい!
今回は日本橋三越本店のバイヤー3名が、それぞれ「ぜひ食べてみてほしい!」と熱くおすすめする、本格おせち料理の単品アイテムをご紹介します。
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。 詳細はこちらをご確認ください。
▼目次
【中島バイヤーのおすすめ】
なます<マルタケ>
かまぼこ<鈴廣かまぼこ>【望月バイヤーのおすすめ】
伊達巻<紀文>
栗きんとん<小布施堂>
黒豆<宮本商店>
【坂東バイヤーのおすすめ】
子持ち昆布<京昆布舗 田なか>
梅干し入りの卵焼き<つきぢ 松露>
香住かに甲羅盛り<マルヤ水産>
まずは入社以来20年以上、食品を担当しており、おせち料理の商品開発も多く手がけたベテラン、中島広平バイヤーの推しアイテムから見ていきましょう!
【中島バイヤーのおすすめ①】絶妙な甘酸っぱさが特徴の主役級のなます<マルタケ>
大根ににんじんを加えた紅白のなますはお祝いの席に欠かせない定番料理。漬物を作り続けて約50年の<マルタケ>が手がけるなますは、甘すぎず、酸っぱすぎずで絶妙なバランス! さっぱりした味わいに箸がすすみます。盛りつけのときにイクラをのせるといっそう華やかになり、お正月らしさが倍増!
「なますはご自宅で作る方も多いですが、<マルタケ>のなますはさすがプロの漬け技術と唸るおいしさ! 酢と砂糖の配合が見事で、さっぱりと上品な味わいが楽しめます。なますといえばおせちのなかでは脇役扱いですが、これは主役級の味と太鼓判を押せます」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【中島バイヤーのおすすめ②】完全無添加で仕上げた、最高ランクのかまぼこ<鈴廣かまぼこ>
創業150余年を誇る神奈川県小田原の老舗<鈴廣かまぼこ>。魚のおいしさが引き立つよう保存料や化学調味料、合成着色料は一切使わず、無添加で仕上げています。なかでも最高ランクに位置づけられる「古今」は、グチやオキギスを使い、板つけから蒸し上げまで職人がすべて手作業で作り上げる一品。食感や風味を存分に味わうため、厚さ12mmと贅沢に切り分けていただくのがおすすめだとか。
「控えめながらもしっかりとした魚の旨みに、プリッとした歯触り、滑らかなのどごしと、どこをとっても最高級の一品。グチにオキギス、天日塩などの厳選素材と、職人の技が織りなす伝統の味わいは、まさに格別です」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
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続いて、「おいしいものを食べることを仕事にしたい」と自ら志願して食品担当になった、望月佳央里バイヤーが自信をもっておすすめする3品です!
【望月バイヤーのおすすめ①】甘くてしっとり、カステラのような至福の味わいの伊達巻<紀文>
お子様にも人気が高い伊達巻。<紀文>の伊達巻は甘みとコク、さらに香ばしさも感じられる卵「美濃朝一」を使用。タイとアマダイのすり身を加え、和三盆や藻塩など厳選した素材で調味しています。きめの細かいしっとりとした口当たりは、まるでカステラ!
「甘くてふわふわな伊達巻は、おかずというより、もうデザート。<紀文>の伊達巻は甘すぎないので、大人もおいしく食べられます。卵焼きとはまた違った甘みと、スフレとスポンジの間のような食感で、わが家では人気ナンバー1です!」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【望月バイヤーのおすすめ②】栗菓子の老舗が作る本格栗きんとん<小布施堂>
栗の郷、長野県小布施町に本店を構える栗菓子の老舗<小布施堂>。「おせち鹿ノ子」は、同ブランドの代表銘菓「栗鹿ノ子」をおせち料理用に特別に調製した一品です。栗と砂糖だけで作られた栗あんはすっきりした甘みで、風味豊か。一口頬張ると、口いっぱいに栗の香りが広がります。量り売りなので、1人分でも、家族の人数分でも、生活スタイルに合わせて買えるのが嬉しいところ。
「年を重ねるにつれて栗好きになった私。いろいろな栗をいただきましたが、一番のお気に入りがこちら。栗と砂糖以外の材料は使っていないので栗本来の味を楽しめます。大きな栗がごろごろ入っていて食べ応えがあり、つい食べすぎてしまいますね」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【望月バイヤーのおすすめ③】ひと粒ひと粒においしさがぎゅっと詰まった黒豆<宮本商店>
一般的な黒豆よりも大きく、高級豆として知られる丹波の黒大豆。丹波ならではの粘土質の土壌で育った黒大豆を使った「丹波極上ぶどう黒豆」は見た目もつやつやと美しく、宝石のよう。やわらかくなるまでじっくりと煮て、上品な甘さに仕上げています。
「今までどのお豆も大差はないと思っていましたが、この黒豆を食べて認識が一変! いいお豆って皮がつやつやで、口の中で皮がはじけて、中身は味がしっかりしみ込んでおり、ひと粒ひと粒がおいしいんです」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
最後は、お酒が好きで、つまみ系商品には特に目がないという坂東秀太郎バイヤーが絶賛する3品です!
【坂東バイヤーのおすすめ①】肉厚の昆布を使っためでたい子持ち昆布<京昆布舗 田なか>
京都東山の昆布専門店が作る子持ち昆布は、「特厚」と呼ばれるもっとも肉厚のものだけを厳選。その歯触りと食感を大切に仕上げています。関東では江戸前寿司の製法などを用いた「づけ」が主流ですが、こちらは昆布とかつおだしにゆずの絞り汁を加えた白だしで味つけているのが特徴だとか。かつお節をかけてそのままいただくのはもちろん、天ぷらにしても意外なおいしさに!
「昆布・だしで有名な、京都の名店<京昆布舗 田なか>。厳選した特厚の子持ち昆布を昆布と鰹節から引いた自家製のだしで漬け込んであります。『おせちといえば数の子!』という方が大半かと思いますが、子持ち昆布の歯触りと食感もまた格別のおいしさで、おすすめです」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
三越伊勢丹オンラインストアで<京昆布舗 田なか>の商品をみる>>
【坂東バイヤーのおすすめ②】梅×卵焼きの異色のコラボがクセになる!<つきぢ 松露>
大正13年創業の玉子焼専門店。梅干し好きの三代目が、梅肉入りの飴をなめながら運転していた際に思いついたというユニークな一品がこちら。
玉子焼に合う梅を探し求めてたどり着いた紀州梅は、塩分控えめ。甘みのあるものを吟味して、玉子焼に焼きこんでいます。さっぱりかつ、あと引くおいしさで、これを買い求めに来る人も少なくないというコアな人気にも納得!
「玉子焼好きでこのブランドを知らない方は、まずいないでしょう。築地に店舗を構える名店<松露>の玉子焼は、甘みを抑えたさっぱりとした味わいが魅力。『玉子焼に梅干…!?』と驚かれるお客様も多いですが、相性は抜群です!」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【坂東バイヤーのおすすめ③】酒のあてにもぴったりな高級蟹に舌鼓<マルヤ水産>
お祝いムードを一気に高めてくれる高級食材、蟹(カニ)。香往かには関西の香往漁港で水揚げされる高品質なベニズワイガニのこと。みずみずしくて独特の甘さがあり、夏以外ほぼ年中食べられることから全国的な人気を誇っています。
コクと旨みがたっぷりなので、そのまま食べるのはもちろん、かにみそをのせて焼いたり、かにみそとマヨネーズであえたりとアレンジしても◎。酒のアテにもぴったりです。
「甘みが強く、口の中いっぱいに旨みを感じられる香往かに。<マルヤ水産>の甲羅盛は、甲羅に1杯以上分の蟹の身を贅沢に盛りつけてあり、一年の始まりにふさわしい華やかな一品です」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
いかがでしたか? 食のプロが絶賛する単品おせちアイテムは、試して損はなし! 心を尽くしたおいしい料理は、一年の始まりを華やかに盛り上げてくれますよ。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階=フードコレクションにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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