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2024.10.25

【2024年版】冬に食べるのがおいしい、福井の水ようかん7選。一枚流しのスタイルが新鮮です!

福井の水ようかん集合写真

涼を感じる見た目から“夏の風物詩”だとイメージされることが多い水ようかん(水羊羹)。実は「所変われば品変わる」という言葉のとおり、意外な季節に水ようかんを味わう地域もあるのです。それは福井県!

福井県の人々にとって水ようかんは、冬場にこたつでいただくのがスタンダード。つまり、福井県では、水ようかんは“冬の風物詩”。そんな福井県の水ようかんのおいしさは、毎年心待ちにしているファンを全国にじわじわ増やしているというから意外です!

水ようかんイメージ

そんな福井のご当地ならではの水ようかんの魅力を伝えるべく、日本橋三越本店では、2024年11月1日(金)~11月5日(火)までの期間限定で、福井県内のブランドの水ようかん7品をずらっとラインアップ。

そのすべてを担当バイヤーに紹介してもらいました。東京にいながら食べ比べができる希少な機会。食べたことがない人は、ぜひチェックしてみてください!

※この記事は過去記事を更新して公開しています

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【特徴】「冬水ようかん」は「丁稚ようかん」の呼び名でおなじみ。一枚流しをへらですくうのが定番!

福井の冬水羊羹のイメージ

「冬水ようかん(冬水羊羹)」、あるいは「丁稚(でっち)ようかん」と呼ばれる福井の水ようかんはその見た目も特徴的。なんとA4サイズもの大判の高さ2cmほどの箱に流し込まれた“一枚流し”が定番なのだそう(※今回、日本橋三越本店では食べ比べがしやすい、A4の約ハーフサイズでご用意)。

水分たっぷりのやわらかい水ようかんを付属のへらで切り分けて、すくいながら食べる…という楽しみ方が福井県流。他では見ないこの薄さと食べ方も気になります!

福井の冬水ようかんの代表格はここ! スタンダードな味わいを守り続ける専門店<えがわ>

<えがわ>えがわの水羊かん

<えがわ>えがわの水羊かん(1枚/240g) 751円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)、以降冬季期間中毎週金曜日入荷

砂糖の種類 黒糖と白砂糖のブレンド
味わい コクがあり、バランスがよいスタンダードな味わい

「福井の冬水ようかん」といえば、真っ先に名前が上がる<えがわ>。毎年11月〜3月のみ「水羊かん専門店」として営業するブランドです。餡、黒糖、寒天という昔ながらの冬水ようかんの素材にこだわり、伝統的かつスタンダードな冬水ようかんを作っています。

地元では家族で代々にわたり親しんでいる人も多くいるそう。黒糖のコクが緑茶にぴったりと合う、一度は味わいたい定番の冬水ようかんです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

甘納豆専門店が作る、バランスがよく小ワザの効いた水ようかん<久保田>

<久保田>久保田の水羊かん

<久保田>久保田の水羊かん(1枚/250g) 731円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)

砂糖の種類 黒糖(沖縄・波照間産)と白砂糖のブレンド
味わい なめらかで、クセのない味わい

1951年に甘納豆専門店として開業したのち、豆の味を知り尽くした職人が水羊かんも手がけるようになったという<久保田>。

なめらかな食感、クセのない素直な味わいながらも黒糖の風味が絶妙な「久保田の水羊かん」は、福井県内でもファンの多い一品。福井市内の学校給食のデザートになることもあり、子どもにも大人気なんだとか! 家族でシェアして楽しんでみて。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

上品な味わいと、みずみずしく、つるりとした舌触りが印象的<阿んま屋>

<阿んま屋>阿んま屋の丁稚ようかん

<阿んま屋>阿んま屋の丁稚ようかん(1枚/240g) 841円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)

砂糖の種類 黒糖と白砂糖のブレンド
味わい やわらかく、喉ごし抜群。こし餡好きにおすすめ

大正時代創業。自然豊かな越前町の里山にあり、地元の人々を中心に愛されている和菓子店<阿んま屋>。

皮むき餡を使用し、黒糖の分量を抑えて作られた「阿んま屋の丁稚ようかん」は、小豆色のやさしい色みで、みずみずしい見た目。口当たりやわらかで、喉ごし抜群の上品な水ようかんは、「こし餡」が好きな人に特におすすめです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

極上の喉ごしにやみつき! 和洋折衷を感じる水羊かん<シュトラウス金進堂>

<シュトラウス金進堂>金進堂 水羊かん

<シュトラウス金進堂>金進堂 水羊かん(1枚/240g) 801円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)、以降冬季期間中毎週金曜日入荷

砂糖の種類 三温糖
味わい すっきり洗練された味わいで、喉ごし抜群

ウィーン菓子専門店でありながら、先代の時代から手がける冬水羊かんが人気という<シュトラウス金進堂>。

和菓子職人としての技術ももつパティシエが編み出した水羊かんは、上品な甘さの餡に、ギリギリの分量の寒天…という絶妙なバランスで作られた一品。喉ごし抜群で、砂糖は定番の黒糖ではなく三温糖を使っているため、すっきりと洗練された味わいです。和洋折衷を感じる水ようかんは、首都圏の催事では一番人気というのも納得のおいしさ!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

深いコクとしっかりした食べ応えで、アレンジも楽しめる<丸岡家>

<丸岡家>丸岡家 水ようかん

<丸岡家>丸岡家 水ようかん(1枚/240g)771円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)

砂糖の種類 黒糖(沖縄・波照間産)と白砂糖のブレンド
味わい 黒糖のコク深い味わい、寒天多めのしっかりした食べ応え

福井市の中心街に店を構える老舗で、福井ならではのお菓子の製作や手土産の展開に力を注いできた<丸岡家>。手がける水ようかんは黒っぽく、重厚感のある見た目です。

沖縄・波照間産の黒糖を多めに入れ、寒天もしっかり使われた水ようかんは、スタンダードな冬水ようかんに比べて深いコクと食べ応えを堪能できます。そのまま楽しむのはもちろん、アレンジもおすすめでアイスクリームのトッピングや、パンに挟んでサンドイッチにしても◎! ぜひお試しあれ。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

小豆の旨みと黒糖のコク深さ、清らかな水の味わいが詰まった一品<やまうち>

<やまうち>やまうち でっち羊かん

<やまうち>やまうち でっち羊かん(1枚/240g)821円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)

砂糖の種類 黒糖と白砂糖のブレンド
味わい 小豆の味わいが濃く、黒糖のコクしっかり

「日本三霊山」の一つである白山と、「越前大野城」を背にした城下町。その一角にある和菓子店が<やまうち>です。

<やまうち>の「でっち羊かん」は、白山の伏流水を仕込み水として使用。小豆の濃い味わいを引き出し、黒糖のコクもしっかりと効かせています。小豆の旨みと黒糖のコク深さ、清らかな水の味わいを寒天でまとめた、技術とこだわりが光る水ようかんです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

京都府産宇治抹茶を使用。喉ごしよく、お茶本来の風味が楽しめる<菓寮 福ノ和>

<菓寮 福ノ和>お抹茶 冬水ようかん

<菓寮 福ノ和>お抹茶 冬水ようかん(1枚/240g)1,181円(税込) ※販売期間:2024年11月1日(金)~11月5日(火)

砂糖の種類 白ザラメ
味わい 渋みのないお抹茶本来の旨みが味わえる

京都の老舗「松北園」の、京都府産宇治抹茶を使用。お抹茶の風味を最大限に味わえる様に、細心の火入で和菓子職人が仕上げています。福井冬水ようかんの製法だからこそ表現できる、これまでに類をみないお抹茶水ようかんです。

リスの作家として人気の画家、藤岡ちさ氏が特別に筆を取ったデザインとなっています。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

福井の水羊羹のイメージ

ひと口に冬水ようかんといっても、製法や味わいはそれぞれ異なります。寒さが増してくる季節、福井県のユニークな風習に思いを馳せながら、温かい部屋で個性豊かな冬水ようかんを食べ比べてみてはいかがでしょうか。

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文:WEB FOODIE編集部
写真:松本いく子(1枚流しの写真、最後水ようかん単品写真)

 

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階=菓遊庵にてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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