2021.09.05
【日本橋三越】バイヤーがリピート買い! 幕の内&松花堂弁当6選。行楽やお祝いの日にもおすすめです
「あれもこれもちょっとずついろいろ食べたい!」という気分のときにぴったりなのが、たくさんのおかずが一度に楽しめる幕の内弁当と松花堂弁当です。
今回は、数多くの美食グルメがそろう日本橋三越本店の食品フロアで働くバイヤーに、個人的にリピート買いしているおすすめのお弁当を紹介してもらいました! セレクトしたのは和洋惣菜担当、小浦吉登さんです。
「幕の内弁当と松花堂弁当は、箱を開けたときに広がる香りと見た目の鮮やかさ、味覚はもちろんのこと、視覚・嗅覚からもワクワクした気持ちになれることが大きな魅力だと思います。『いろいろなおかずを彩り豊かに、全体の栄養バランスを考え、冷めてもおいしく食べられるように』と、作り手のさまざまな工夫が凝らされたお弁当は、ひとつの芸術作品だと思います!」(小浦さん)
幕の内弁当&松花堂弁当について熱く語る小浦さんおすすめ一品、気になります!
また、記事で紹介しているテイクアウト弁当の一部は、三越伊勢丹オンラインストアで事前予約できる「クリック&コレクト」の対象です。多めの個数を注文したい場合や、確実に購入したい場合は、各アイテムのリンクをクリックして詳細をチェックするのがおすすめです!
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。 詳細はこちらをご確認ください。
「幕の内弁当」と「松花堂弁当」の違いって?
具体的なお弁当の紹介に入る前に、そもそも幕の内弁当と松花堂弁当の違いとは、何でしょうか?
【幕の内弁当】 芝居の幕間に食べるものとして誕生し、今では、ご飯と複数のおかずを詰め合わせた定番のお弁当となっているもの。
【松花堂弁当】 懐石料理の流れの中から誕生し、区切られた十字の枠内におかずが入っているのが特徴。
ほぼ同じお弁当のことを指すと思っていましたが、実は誕生の背景が異なるんですね! 勉強になります。
では、まずは小浦バイヤーがリピ買いするおすすめの「幕の内弁当」3アイテムから見ていきましょう。
【幕の内弁当①】しっかりした味つけでご飯がすすむ! <神田明神下 みやび>
「江戸の味、粋なお弁当」をコンセプトに、神田明神下に暖簾を掲げる<神田明神下 みやび>。創業当初からのロングセラー商品である「特選味合せ」は、煮物、焼き物、揚げ物を品数豊富に楽しめる、ボリューム満点の幕の内弁当です。
おかずはどれも江戸風味のしっかりした味つけですが、品があり、後味まろやか。高野豆腐やにんじん、椎茸、がんもどきなど具だくさんの煮物は、噛むたびに風味豊かなだしが口いっぱいに広がります。シャキシャキとした鶏そぼろ蓮根や、ホクホクした煮豆など、食感も多彩で飽きずに最後まで食べられます。
「煮物の味つけが絶妙で、ごはんがよくすすみます。唐揚げやエビのフリッターなどボリュームのあるおかずが盛りだくさんなのも心憎いポイント。あっさりいただけるのに満足度が高いお弁当は、会議の仕出し弁当としても人気の高いアイテムです」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
三越伊勢丹オンラインストアで<神田明神下 みやび>の商品を見る>>
【幕の内弁当②】3種のおこわが選べる! <たもかみ>
国産のもち米を使用したおこわの専門ブランド<たもかみ>の「幕の内弁当」は、魚を主役とし、さまざまなお惣菜とともに同ブランド自慢のおこわを楽しめるよう作られた一品です。
末広がりで縁起のいいとされる八角形のお弁当箱の中には、彩り豊かなおかずとご飯がぎっしり! メインの沖目鯛の西京焼は脂がのっており、さっぱりしたおこわと相性抜群です。ふきやがんもどきを炊いた煮物はやさしい味わい。ほんのり甘い玉子焼きや、さっぱりした大根のおろしポン酢がけなど、味わいのバランスも◎。
「その日の気分でおこわを選べるのが嬉しいですね。おこわは3種類選ぶことができますが、真ん中はスペースが大きく、少し多く盛ってもらうことができるので、ぜひ一番好きなおこわを指定してみてください(笑)。個人的にはやさしい味わいの『五目おこわ』がお気に入りなので、いつも真ん中になるようお願いしています。見た目も美しく、ボリュームもほどよいので、特に女性からの支持が根強いお弁当です」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【幕の内弁当③】ほどよい量の揚げ物と副菜のバランスが◎ <とんかつ まい泉>
1965年の創業以来、「箸で切れるやわらかなとんかつ」にこだわって展開してきた揚げ物専門ブランド<とんかつ まい泉>。揚げ物メインのボリュームのあるお弁当が多い中、「まい泉 幕の内弁当」は、女性でも食べやすいヘルシーさを意識して生み出された、バランスのとれたお弁当です。
揚げ物は、ブランドの看板商品であるヒレかつと、やわらかな身が特徴のカラスガレイを使用したフライの2種類。そのほか、上品な甘さの切り干し大根の煮物やさつまいもの甘露煮、ほどよい塩気の野沢菜漬けなど、素朴ながら滋味深いおかずが盛りだくさんに入っています。
「ふっくらとした白身魚のフライにタルタルソースがよく合います。同ブランドこだわりのヒレかつは、やわらかく、冷めても美味。こちらは濃厚で甘みのある特製ソースで楽しめます。揚げ物オンリーではなく、野菜もたくさん入っており、体のことを考えたお弁当なのが魅力ですね」
なお、こちらのお弁当は事前予約が必要な商品とのこと。予約は店頭、またはお電話(☎03-3241-3311日本橋三越本店の大代表)にて受け付けているので、受取日3日前の午前中までに注文するのをお忘れなく。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
三越伊勢丹オンラインストアで<とんかつ まい泉>の商品を見る>>
続いてご紹介するのは「松花堂弁当」3アイテム。こちらも人気ブランド勢ぞろいです!
【松花堂弁当①】季節の味覚が盛りだくさん! 贅沢な味わいのお弁当<崎陽軒>
<崎陽軒>といえば、「シウマイ弁当」でおなじみですが、実は旬の味覚を詰め合わせた季節ごとに中身の変わる「松花堂弁当」があるのを知っていますか?
懐石料理の流れを汲んで誕生したという「松花堂弁当」。2021年秋季は、香りのいい松茸旨煮を大胆に使用した松茸ごはんがメイン。ふっくら炊き上がったごはんには山せり煮が添えられており、上品な香りが楽しめます。素揚げしたなす、舞茸などを生姜入りの和風あんで絡めた和え物や、ほろ苦さがアクセントの「秋刀魚のわた焼き」、ひと口サイズの「栗きんとん大福」など、心ゆくまで季節の味わいを堪能できます。
「お弁当を開けた瞬間、松茸の香りがほんのりと漂います。見た目も鮮やかで、秋の到来を感じさせますね。秋刀魚や栗、銀杏など秋の味覚が盛りだくさん。紅葉を見ながら頬張りたいお弁当です」
季節限定の少し贅沢なお弁当は、自分へのご褒美に購入する人も多いのだとか。ご年配の方へも自信を持って、振る舞えそう!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【松花堂弁当②】中華おかずのオールスターが勢ぞろい! <日本橋 小洞天>
日本橋に本店を構える中華料理の専門ブランド<日本橋 小洞天>からは、「冷」「揚」「焼」「蒸」の調理法が全部そろった中華おかずのオールスター弁当とも言える、「ヒーファン弁当」をピックアップ!
なんといっても目玉は、ご飯の横に鎮座している同ブランド人気の特大サイズのポークシュウマイ。肉肉しく、ジューシーなシュウマイは、冷めてもおいしく、白いご飯とも相性抜群です! ほかにも甘辛い肉団子やさっぱりした水餃子、香ばしい春巻きなど、みんな大好きなおかずが一堂に会しており、食後の満足度は十分。
「同ブランドのシュウマイを白いご飯で食べたいときにはこのお弁当を購入します。エビチリや春巻き、水餃子など人気のお惣菜を少しずつたくさん食べられるので、いろいろなおかずを試してみたい人にもおすすめ。ボリュームたっぷりのお弁当は、若いサラリーマンの方からご年配の方までファンも多く、会議用のお弁当として人気です。ちょっとした行楽のお供にも最適ですよ」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
【松花堂弁当③】丁寧に味つけられた、上品なお惣菜がぎっしり! <亀戸 升本>
江戸下町の心粋を今に伝える<亀戸 升本>のお弁当は、保存料や合成着色料を一切使用せず、自然のおいしさを大切にした職人こだわりの味わいが楽しめます。「華だより」は、同ブランドの中でも一番使用する食材の多いお弁当で、その名の通り、彩り豊かで華やかな点が魅力。
蟹やいくらがトッピングされたちらし寿司の周りには、厳選素材を使った玉子焼きや海老のうま煮、野菜のお煮しめ、茶碗蒸しなど和のおかずが満載。どれも割烹職人が一つひとつ素材の特徴を生かし、丁寧に仕上げており、繊細かつ奥深い味わいが堪能できます。
「<亀戸 升本>のお弁当は、どれも職人さんの手作りのやさしさを感じられる味わい。彩りもきれいで目でも楽しめるお弁当です。カップに入った亀辛麹(米麹と青唐辛子と有機醤油を長期熟成させた辛味調味料)は、つくねなどにつけるとピリッとアクセントになってとってもおいしいですよ。上品で華やかなお弁当は、訪客の際にも活躍しそうですね」
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階
いかがでしたか? 以上が、小浦さんおすすめの幕の内&松花堂弁当でした。ぜひ、ご自身で食べ比べてみて、お気に入りの一品を見つけてみてください!
「クリック&コレクト」で受け取りがスピーディに!
今回ご紹介したアイテムの多くは、三越伊勢丹オンラインストアにて事前に注文・決済し、日本橋三越本店 本館地下1階=パーソナルショッピングデスクで受け取る「クリック&コレクト」に対応しています。ゆっくり商品を選ぶ楽しさはそのままに、店頭で受け取る際には混雑時でも待ち時間が少ないので、人との接触を減らすことができます。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階=まい泉、和惣菜、中華惣菜にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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