伊勢丹「世界を旅するワイン展」2021年夏はスパークリングに注目！ 日本ワイン、自然派ワインも充実します

世界中の注目ワインが一堂に会する伊勢丹新宿店「世界を旅するワイン展」。毎年3月に開催されてきましたが、2021年は夏にも開催！会場では2021年7月21日（水）～26日（月）、オンラインサイトでは6月26日（土）～9月3日（金）に開催されます。

会場＆オンラインサイトでは、「国別」「スパークリング」「日本」「自然派」「イートイン＆BAR」と、全5つのカテゴリーでさまざまなワインがお目見え。なかでも、夏の開催ということで、今年はスパークリングワインが大充実しているとか！　

そこで、見どころと注目アイテム情報をいち早くチェックすべく、伊勢丹新宿店洋酒バイヤー半田真也さんにたっぷり教えてもらいました。

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「世界を旅するワイン展2021」、注目トピックスは3つ！

2021年の「世界を旅するワイン展」の注目トピックスは大きく3つ。それぞれについて、半田さんがバイヤーならではの視点で解説します！

注目① 夏ならではのスパークリングワインが充実

今回はイベントが夏に開催するにあたり、スパークリングワインのラインナップが大充実！

「王道のシャンパーニュはもちろん、イタリア最高峰のスパークリングの産地フランチャコルタや、近年注目されているイギリスのスパークリングなど、ぜひチェックしたいワインがそろっています。特に口あたりがなめらかなフランチャコルタは、暑い今の時期にぴったりです。会場ではテイスティングバーでフランチャコルタの飲み比べもできます」

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注目② 日本ワイン、自然派ワインにも注目アイテム続々

品質の向上から、近年、世界の注目を集めている日本ワインも見逃せません。

「通常はワイナリーでしか買えないアイテムや、さらにワイナリーでも購入できないバックヴィンテージなど、本数に限りがありなかなか購入できない希少な日本ワインもご紹介します」

ペアリングのしやすさなどから人気が高まっている自然派ワインもぜひチェックを。今回のワイン展では、通常は伊勢丹新宿店でも取り扱いのない産地のワインも登場します。

「自然派ワインの名醸地として名を馳せるジョージアや、多様な味わいが魅力のイタリア発の自然派ワインなど、この機会にぜひ試していただきたいセレクションです。中でも今回、オレンジワインには特に力を入れています」

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注目③ レストラン専用に卸していた、貴重アイテムも登場！

例年よりもレアなアイテムがそろうのも、今回のワイン展の特色だそう。その理由として新型コロナウイルス感染症流行の影響もあるのだとか。

「昨今は、コロナ禍により飲食店にワインを卸すことが難しくなっているという状況があります。その関係で、普段はレストランでしか扱っていないような貴重なワインが比較的手に入りやすく、中には驚くような掘り出しものも登場しますよ」

奇しくもワインファンにとっては、見どころの多いイベントとなった2021年夏の「世界を旅するワイン展」。続いて、具体的におすすめのワインをチェックしていきましょう！

【スパークリング①】人気メゾンの日本限定シャンパーニュ＜アルマン・ド・ブリニャック＞

飲食店でも人気が高いフランス・シャンパーニュ地方のメゾン＜アルマン・ド・ブリニャック＞が、日本向けに特別にリリースした限定版シャンパーニュ。高級感あふれる化粧箱、ゴールドに輝くボトルが限定版という特別感をさらに演出します。ここぞというときに場を盛り上げてくれること間違いなしの、プレミアムな1本です。

「口あたりはクリーミーでまろやか。シトラスフルーツ、オレンジの花のフレッシュなアロマが、ピーチやパイナップルとスパイスのニュアンスを引き立たせます」

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階

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【スパークリング②】フランチャコルタの生みの親＜グイド・ベルルッキ＞

今回のイベントでもプッシュされる、夏にぴったりなフランチャコルタからは、1961年にイタリア・ロンバルディア地方でフランチャコルタを初めて手がけた老舗ワイナリー＜グイド・ベルルッキ＞が登場。味の原点を知ることができる絶好の機会です。

「白ぶどうのみを原料に、ガス圧をあえて5気圧以下で作る『サテン』というフランチャコルタ独自の製法を用いて造られています。ぶどう本来の味わいが感じられる飲み疲れしない1本で、涼やかなエチケットは夏の暑い時期にぴったりです」

さらにイベント会場内に開設されるテイスティングバーでは、フランチャコルタ専用グラスでの試飲もできるので、ぜひチェックを！

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階

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【スパークリング③】近年注目の英国産スパークリング＜ナイティンバー＞

イギリス発のスパークリング、というとヨーロッパの他の地域に比べ見慣れないように感じますが、半田さんによると「近年、イギリス南部は温暖化の影響によりぶどう栽培が盛んになり、ワインの産地として注目されるようになった」のだとか。

「イギリス南部は地層がシャンパーニュと地続きになっていることから、ミネラル感を感じられるテロワールであるという点も評価されています。＜ナイティンバー＞は、そんなイギリス・スパークリングのパイオニア。中でも今回ご紹介する『クラシック・キュヴェ』は熟成を加えて仕上げた1本。アーモンドやパイ生地、焼きりんごのような香ばしいフレーバーを持ち、さまざまな料理と合わせやすいのが魅力です」

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階

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【日本ワイン】樽熟成由来の香味がそそる＜熊本ワインファーム＞

日本各地から注目ワインが集まる「日本」ワインカテゴリーからは、熊本県を代表する＜熊本ワインファーム＞のシャルドネをピックアップ。

「熊本県山鹿市菊鹿町で2017年に収穫されたシャルドネを使用し、フレンチオークで1年間じっくり熟成させた辛口白ワインです。樽由来のバニラ香があり、アプリコットやオレンジピールのような凝縮した果実味、ビスケットのような香ばしいニュアンスがあります。しっかりとした酸は暑い夏にぴったりですが、もう少し熟成させると、まろやかさと深みを増した味わいをお楽しみいただけます」

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階

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【自然派ワイン】シチリア発、究極のオレンジワイン ＜トンバッコ＞

近年のトレンドとなっている「自然派」ワインカテゴリーからは、イタリア・シチリア発のスペシャルなオレンジワインをセレクト。

「2,000年前の醸造法を再現した非常に珍しいシチリア産オレンジワインです。シチリアの固有品種であるぶどう、グリッロとジビッボを、化学肥料を使用したことのない畑で栽培し、自然酵母を用いて発酵。醸造も同じような作業を何度も繰り返しながら行われ、仕上げは樽とアンフォラで熟成させます。ぶどうの収穫からリリースまでに費やされた歳月は4年。大変な手間暇がかけられた究極の逸品です」

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階

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【フランス】ワインラバー必見の＜ジットン・ぺール・エ・フィス＞が登場

今回登場する掘り出し物ワインの中でもぜひチェックしたいのが、「国別」カテゴリーにお目見えするフランス・ロワール地方の＜ジットン・ペール・エ・フィス＞。区画ごとの醸造を行い、土壌の多様な個性をワインに反映する醸造法のパイオニアです。39年熟成の貴重な白ワインながら、価格はなんと1万円以下！

「同程度のヴィンテージであれば、ボルドー格付けの赤ワインで最低3万円ぐらいからのご案内になるので、これは極めてお買い得です。熟成するごとに味わいに深みが出るのはソーヴィニヨンブランならでは。枯葉にハーブやハチミツのニュアンスが混じったようなニュアンスで、絶妙なアロマのバランスを保っています」

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館6階

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初めての夏の開催に加え、近年のトレンドの変化やコロナ禍の影響もあって、これまでとはひと味違う「世界を旅するワイン展」。注目ポイントをしっかり予習して、会場へ向かいましょう！

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