2015.06.25
新価値感のガラス製「キッチンアイテム」が登場! 厳選おすすめブランド3選
メイソンジャーを筆頭に、かわいいガラス製のキッチンツールがブームです。でも「わが家のキッチンはかわいい系よりもちょっとモードにまとめたい!」という人もいるのではないでしょうか。今回は、そんな人にこそおすすめしたい、クールなガラス製キッチンツールをご紹介。伊勢丹新宿店リビング担当の立石ちあきさんがセレクトします!
ビーカー、フラスコ……キッチンがまるで実験室に
立石さんがまずおすすめしてくれたのは、ドイツTGI社のもの。
一見すると、理科室にあるビーカーやフラスコ。それもそのはず、TGI社はガラス製の実験器具を製造しているメーカーなのだそうです。
「デザインが非常にモードでユニーク、かつスッキリしているので、男性のキッチンにもおすすめです。いくつか揃えて使っていただければ、まるで実験室のような雰囲気が漂い、絵になりますよ。見た目だけでなく実験器具の特徴もそのままなので、耐熱性、耐腐食性も抜群。耐熱温度は120℃までなので、そのまま湯煎にもかけられます」
なかでも立石さんがおすすめするのが「フラスコ」シリーズだそう。
「フラスコの形そのままに上部が細くなっているため、香りが逃げにくいんです。コルク栓やポアラーが付いているので、調味料を入れたり、コーヒー豆の保管などにも活躍すると思いますよ」
思わず家で実験したくなりそう。ただし、耐熱性に優れてはいるとはいえ、直火にかけるのはNGなのでご注意を。
「宙に浮いている」かのような見た目がクール!
次に立石さんが推すのが、「コーヒーメーカー」でも有名なデンマーク「ボダム社」の「ダブルウォール」シリーズ。中身を入れると、まるで中の液体が宙に浮いているかのように見える、ガラス二層のデザインがスタイリッシュです!
「このデザインはスタイリッシュなだけじゃなく、ちゃんと実用的な意味もあるんです。二層構造で間に空気を挟んでいるため、外気による温度変化がしにくく、冷たいものを冷たいままの状態で長く保てます。夏は冷製スープを入れたり、中にソースを入れてカクテルシュリンプの器にしても。涼し気な見た目もテーブルに映えますよね。また、手で持ったときに冷たすぎたり、逆に熱すぎて持てなかったりという心配もありません」
耐熱温度も120℃までOKなので、お茶やコーヒーを飲むためのカップとして使っても。
変化を楽しむ……新しい価値観を食卓に
最後に、今立石さんが最も注目しているというのが2015年3月にオープンしたフラワーショップ「フラワーオブロマンス」のもの。水中花のようにボトルの中に花が閉じ込められていますが、決定的に違うのは、中の花は「だんだん朽ちていく」ということ。
「『朽ちていくことを楽しむ』という新しい価値観を提案しているオブジェです。水を入れたガラスのボトルに蘭の生花が閉じ込められていて、次第に花の色が水に移っていきます。実用的なキッチンツールではありませんが、アートとして楽しんでいただければ。生花のように花粉が落ちる心配もなく、水を入れ替えるなどの手間も必要ないので、食卓やキッチンの彩りとしておすすめです」
美しさを保つには、メンテナンスにひと工夫
そんなモードな美しさをできるだけ長く楽しむためには、「ガラス製品ならではの取り扱いを心がけましょう」と、立石さんからアドバイスが。
「耐熱ガラスは強化ガラスではないので、普通のガラス製品と同様に衝撃には強くありません。落としたり、ぶつけたりしないよう注意してください。また急激な温度変化には弱いので、熱いうちに濡れた布巾の上に置いたり、冷蔵庫に入れたりするのはNGです」
さらに、洗い方にもひと工夫することで、美しいデザインがより長く楽しめるといいます。
「洗うときは柔らかいスポンジを使って、クレンザーなどざらついた洗剤は避けましょう。洗ったら最後にぬるま湯をかけ、水滴が完全に乾ききらないうちにやわらかい布でやさしくふき取ると、水道水のカルキ痕が白く残るのを防げ、ガラス本来の美しさが保てますよ」
見た目も涼しいガラスのキッチンツールは夏にぴったり。お気に入りのデザインのものを見つけて、キッチンや食卓に取り入れてください。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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