2021.05.01
【伊勢丹フルーツ】母の日に「太陽のタマゴ」は宮崎完熟マンゴーの最高峰ギフト! 簡単バラカットもご紹介
宮崎県産の完熟マンゴーの中でも、価格が1個1~2万円という最高級品「太陽のタマゴ」。マンゴーの王様とも呼ばれ、母の日などギフトとしても人気の高いアイテムです。
滅多に食べられない高級品だけに、「なぜ、そんなに高級なの?」「一体どんな味がするの?」など、気になることがたくさん。それらの疑問を解き明かすべく、伊勢丹新宿店青果ショップのベジタブル&フルーツマイスター、宮間雅子さんを直撃。おいしさの秘密を教えてもらいました!
おまけに、最高級マンゴー「太陽のタマゴ」をよりゴージャスに見せる、切り方&盛り付け方「バラカット」もご紹介するので、最後までお見逃しなく!
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まずは、1個1~2万円という「太陽のタマゴ」の価格の謎に迫りましょう!
マンゴーの品種には何がある? 国産と外国産の違いって?
そもそも1個1~2万円という「太陽のタマゴ」に対し、一般的な国産マンゴーは1個2,000円〜5,000円、さらに外国産なら1個1,000円前後が平均的な価格です。同じマンゴーでどうしてそんなに値段が変わるのか、考えられることといえば、「太陽のタマゴ」の品種が稀少だから…?
主なマンゴーの品種は3つ。国産はアップルマンゴーがメイン
「マンゴーには数多くの産地や種類がありますが、主流は大きく3つ。『アップルマンゴー』『ペリカンマンゴー』『タイマンゴー』です。このうち日本でよく育てられているのはアップルマンゴーで、宮崎県産の完熟マンゴーもこれにあたります」(宮間さん)
それぞれ見た目や味わいの特徴を教えてもらいました。
アップルマンゴー | 濃厚な香りが魅力で、見た目が赤くりんごのような色が特徴 主な生産国:インド、オーストラリア、メキシコ、日本など |
ペリカンマンゴー | まったりとした甘みと適度な酸味、なめらかな舌触りが特徴。形が細長くペリカンのくちばしに似ていることから名前がつきました 主な生産国:フィリピンなど |
タイマンゴー | 甘みと酸味のバランスがよく香りが強いのが特徴 主な生産国:タイなど |
つまり、宮崎県産も含め国産の品種が稀少なわけではないということ。では、国産と外国産では何が違うのでしょう?
国産マンゴーと外国産マンゴーの違いは「育て方」
「国産と外国産の違いは、ずばりマンゴーの育て方です」と宮間さん。
国産マンゴーの多くは、実が自然に落下するまで枝についた状態で熟成させる「樹熟」のスタイルで育てられおり、そうして育ったものを「完熟マンゴー」と呼ぶそうです。
「実がなったままの状態で完熟するため甘みが強く、手間がかかる分、価格は高め。外国産は、早もぎして輸送中に追熟させるため、多少味にばらつきは出ますが価格はお手ごろです」(宮間さん)
高級感あふれる完熟マンゴー。手をかけて熟成させているからこそ甘みが強く、品質も安定しているんですね。
太陽のタマゴだけに貼ることを許された「黒いシール」が王様の証!
そんな完熟マンゴーの中でも有名なのが宮崎県産。さらにその中で「太陽のタマゴ」が最高級品とされるのにも、もちろん理由があります。
「宮崎経済連の厳しい基準を満たしたものだけが、『太陽のタマゴ』を名乗ることができるんです。見事、通過したマンゴーには、『太陽のタマゴ』の証である黒いシールが貼られます」(宮間さん)
【太陽のタマゴの選定基準】
- 品位が『青秀(完熟で病気や薬害が無く、傷・ヤニの程度が軽いなど、さまざまな一定の条件をクリアしたもの)』以上
- 階級(大きさ)が2L以上
- 糖度 15度以上
この基準をクリアして「太陽のタマゴ」となるのは、宮崎県産マンゴーの中でわずか15%だそう! とても稀少な「太陽のタマゴ」。一体、どんな味わいなのでしょう?
「みずみずしく、なめらかで濃厚な味わいは、そのままいただくのがいちばんですが、凍らせてシャーベットにしたり、お菓子作りに使ったりといった贅沢な使い方もおすすめ! 通常のマンゴースイーツとは濃厚さと特別感が違います」(宮間さん)
旬は5~6月、まさにこれから最もおいしい季節を迎える「太陽のタマゴ」を、ぜひ一度、味わってみてください! 最後に美しく盛りつけられる「バラカット」の方法をご紹介するので、太陽のタマゴを手に入れたら、ぜひお試しを。
【おすすめのマンゴーの切り方】美しすぎるバラカットで、より華やかに!
最高級のマンゴーが手に入ったら、贅沢気分をたっぷりと味わいたいもの。マンゴーをよりゴージャスに見せるため、宮間さんがバラのように盛り付けるマンゴーの切り方を教えてくれました。華やかな見た目とは裏腹に、誰でも簡単にできちゃいます!
1. 果実の細い面を上に向け、中心の種に対して平行になるように包丁を入れる
マンゴーは、果実の中心に板状の種が入っています。中心に包丁を入れてしまうと種に当たってしまうので、少し右にずらして包丁を入れましょう。
2. 反対側も同様にして、マンゴーを3枚に切り分ける
反対側も同様に包丁を入れ、マンゴーを3つに切り分けます。
「種が入っている中央の部分は使用しませんが、実は一番甘みの強い部分。捨てるのはもったいないので、ちょっとお行儀が悪いですが、皮を剥いてからかぶりついて、余すところなく味わってください」
3. 皮をむく
「この工程が最大の難所です。マンゴーの実は柔らかくむきづらいので、慎重に。包丁を上下にスライドさせながら動かすのがコツです」
4. マンゴーの実をカットする
5〜6mm間隔で切っていきます。この1枚1枚が、バラの花びらになります。
5. マンゴーを花びらに見立てて盛りつける
カットしたマンゴーを花びらに見立てて中心から盛り付けていきます。中央部分に2〜4枚を山形に曲げて置き、その周囲を囲むように1枚ずつ外側へ、少しずつずらしながら重ねていきます。お皿の傾斜を利用するので、少し深さのあるお皿に盛り付けましょう。
6. お皿の縁まで並べたら、完成!
お皿のふちまでマンゴーを並べたら、完成です!
いかがでしたか? おいしさだけでなく、香りも見た目も華やかなマンゴーは、忘れられない味として心に刻まれること間違いなし。ぜひお試しを。
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商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階=フレッシュマーケットにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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