2021.02.17
【伊勢丹ラバーの愛用品】グルメな調味料&レシピを発表! 生胡椒、トリュフオイル、白味噌…
伊勢丹新宿店をこよなく愛する公式サポーター「イセタニスタ」をご存じですか? 2020年9月の応募で集まった43名の「第0期イセタニスタ」は、伊勢丹のお買い物と楽しみ方のプロフェッショナル! 伊勢丹新宿店の魅力や“好き”を、それぞれの価値観からリアルに発信しています。
今回は、イセタニスタの中でも頻繁にデパ地下に通うというグルメな4名にご登場いただき、グローサリー(調味料など、生鮮食品以外の食品)のマストバイアイテムを教えてもらいました。さらに、各アイテムを使った「通」なおすすめレシピもご紹介。最後までお見逃しなく!
<アパッぺマヤジフ>フルーティな香りが個性的! 塩漬け生胡椒
1人目のイセタニスタ「家庭シェフ たかこ」さん(@tsuki_to_tulip)は、「キッチンで料理している時が何よりも幸せ」と話す生粋の料理好きで、簡単かつおいしく作れる家庭料理を自身のSNSで発信しています。伊勢丹の地下食品売り場はいつも隅々まで頻繁にチェックしており、中でも調味料に関しては、新しいアイテムが並んでいないかじっくりと眺めて、家庭料理を格上げしてくれそうなものを積極的に試すようにしているそう。
「販売スタッフの方に『こんな料理がしたい』とイメージを伝えて、アイテムの選び方や使用方法についてアドバイスをいただくことも多いです」(たかこさん)
マストバイアイテムは<アパッぺマヤジフ>の粗挽き生胡椒。スリランカの原生林で収穫された胡椒の実を海塩で漬けたもので、ほどよい辛みと胡椒本来のフルーティな香りが特徴です。
「焼野菜やお肉のソテーなどにひとふりするだけで、絶妙なアクセントに。シンプルな料理でこそ、生胡椒のさわやかな風味が際立ちます」(たかこさん)
乾燥したものしか見たことがなかったですが、胡椒に「生」があるとは! 胡椒本来の味わいとフルーティな香り…。これはぜひ試してみたいです。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【家庭シェフ たかこさんのおすすめレシピ】チーズと胡椒を味わうパスタ「カチョ・エ・ペペ」
家庭シェフ たかこさんが生胡椒を使ってよく作るのが「チーズと胡椒」を意味するパスタ料理「カチョ・エ・ペペ」。具材を切る手間いらずの時短レシピで、気軽なランチやワインのお供に最適です。生胡椒がかかっているだけで、見た目も一気に高級感がアップします。
<材料>(1人分)
- パスタ(乾)…100g
- 無塩バター…30g
- <アパッぺマヤジフ>ブレイクペッパー…3g(約小さじ1)
- パルミジャーノチーズ(粉チーズで代用可)…30g
<作り方>
- 熱湯に塩(分量外)を入れ、パスタを袋の表示通りにゆでる。
- フライパンでバターを弱火〜中火で溶かし、ふつふつと出てくる気泡が小さくなるまで、焦げないように注意しながら数分加熱する。
- 1にパスタのゆで汁をお玉1杯ほど加えて、よく混ぜる。トロッとしたら火を止める(※水分がやや多めの状態でOK)。
- パスタがゆで上がる直前に、3を再び弱火〜中火にかけ、ブレイクペッパーを加える。しっかりと湯切りしたパスタ、パルミジャーノチーズを加えて手早く混ぜ合わせる。
- 器に盛りつけ、すりおろしたパルミジャーノチーズ、ブレイクペッパー各適量をふり、好みでエキストラバージンオリーブオイルをかける。
<サヴィーニ タルトゥーフィ>おうちごはんを格上げする、香り高いトリュフオイル
2人目のイセタニスタは、フランスの「アペロ」(「アペリティフ」の略称。夕食前に軽くお酒を飲んでリラックスするひと時)文化に魅せられ、パリで料理を学んだ経験を持つあーやさん(@ayavoyage)。アペロに欠かせない「気どらずおしゃれなおつまみ」を考えるのが生活の一部なのだそう。
そんなあーやさんが常備している調味料は、100年近くの歴史を持つヨーロッパ有数のトリュフブランド<サヴィーニ タルトゥーフィ>のトリュフオイルです。
「スープやサラダ、卵料理など、幅広い料理にマッチします。個人的にお気に入りの使い方は、スクランブルエッグにかけること。ジャガイモやそら豆などホクホクとした食材とも相性がいいですよ」(あーやさん)
おうちごはんを一気にグレードアップさせてくれるトリュフオイルがあれば、アペロにぴったりなおしゃれなおつまみも気軽に作れそう!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【あーやさんのおすすめレシピ】思わずお酒がすすむ! トリュフが香る「そら豆チーズ」
トリュフオイルを活用した、あーやさんおすすめのレシピは、超簡単なチーズとそら豆のディップ。シンプルだからこそ、仕上げにかけたトリュフオイルの香りがダイレクトに楽しめます。パンにのせて、お酒のおともにどうぞ。
<材料>(作りやすい量)
- そら豆…さや8本分
- ガーリックハーブチーズ(室温にもどす)…100g
※クリームチーズにおろしにんにく少々、好みのハーブ適量を混ぜたもので代用可 - 塩、胡椒…各少々
- カンパーニュなど、好みのパン…適量
- トリュフオイル…適量
<作り方>
- 熱湯でそら豆をゆでてさやから出し、皮をむいて軽くつぶす。室温にもどしておいたガーリックハーブチーズと混ぜ合わせて塩、胡椒で味をととのえる(チーズがかたくて混ぜにくい場合、クリームチーズを少量加えて混ぜるとよい)。
- スライスしたカンパーニュに1をのせ、トリュフオイルをかける。
<海の精>肉や魚を漬けてしっとりジューシーに。味に深みを出す塩麹
3人目のイセタニスタは、フードコーディネーターの鈴木麻友子さん(@mayu_uco)。手軽に作れるのに見栄えするレシピを、テーブルコーディネートと合わせて提案するコラムが好評を博しています。
伊勢丹のグローサリーについては「やっぱり豊富な品揃えが魅力。醤油ひとつにしても、スタンダードなものから、燻製して香りをつけたもの、粉末状のものなど、さまざまな種類があるので、宝探しのように見て回るのが楽しいんです!」と熱弁。「トリュフ塩」や「ポルチーニ塩」など、ほかではなかなかお目にかかれない変わった調味料を見つけたら「必ず試します」という調味料好きでもあります。
イチオシのアイテムは、国産有機玄米、米麹、伝統製法の海塩のみで作られた<海の精>の塩麹。凝縮した旨みと甘み、まろやかな塩味が食材の味わいを引き立てます。
「下味をつける代わりにお肉や魚を漬けると、とてもやわらかくジューシーになります。シンプルな原材料ですが、ほかの調味料を使わなくても味に深みが出るのがいいですね。塩気が強すぎないので、ドレッシングや漬物にも使えます」(鈴木さん)
味をプラスするだけでなく、食材の味を引き出す調味料選びはまさに「通」!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【鈴木麻友子さんおすすめレシピ】サラダやおつまみにぴったり!「塩麹の自家製鶏ハム」
鈴木さんおすすめの塩麹活用レシピは、しっとりとした食感の鶏ハム。そのまま食べるのはもちろん、さっぱりとしているのでサラダのトッピングにもぴったりです。材料2つだけで作れるお手軽さもうれしいポイント!
<材料>(作りやすい量)
- 鶏胸肉…1枚(約300g)
- 塩麹(市販品)…大さじ2
<作り方>
- 鶏肉の皮と余分な脂肪を取り除き、厚さが均等になるように開く。塩麹を鶏肉全体にまんべんなく塗り、冷蔵庫で30分から1時間ほどおく。
- ラップを広げて1を置き、端からくるくると巻いてしっかりラップで包む。ラップをもう1枚長めに広げて巻き、両端をキャンディー状に結ぶ。さらにアルミホイルで全体を包む。
- 鍋に2の鶏肉とかぶるくらいの水を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火で10分ほど煮る。火を止めて蓋をし、30分ほど余熱で火を通す。粗熱がとれたら1cm幅に切り分け、好みで粒マスタードやベビーリーフを添える。
<あぶまた味噌>「甘さ」がポイント! 料理にもフルーツにも合う白味噌
4人目のイセタニスタは、発酵食スペシャリストとしてレシピ開発や発酵料理教室の講師を務める石橋絵理さん(@eriri_rs)。特にお気に入りのアイテムは、6代に渡って江戸味噌の味わいを受け継ぐ問屋<あぶまた味噌>で取り扱い中の白味噌です。
「赤味噌は自家製のものを常備しているのですが、長期保存できない白味噌はハードルが高く、購入することが多いです。塩分控えめの純甘口白味噌を取り扱っているお店はなかなかないので、伊勢丹で見つけた時には即購入しました」(石橋さん)
それからは白味噌がキッチンのマストアイテムになり、和食、洋食問わずさまざまな料理に活用しているといいます。
「白味噌といえばお雑煮が一番に思い浮かびますが、これは塩気だけでなく『甘さ』もあるので、調味料として幅広い料理に使いやすいです。ドレッシングに使ったり、炒めものの仕上げに加えたり。意外な使い方としては、レモンや蜂蜜と合わせてフルーツのソースにしてもおいしい!」(石橋さん)
白味噌をフルーツに合わせるなんて、発酵調味料を熟知した石橋さんならではのアイデア! どんな味わいなのか実際に試してみたくなりますね。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【石橋絵理さんのおすすめレシピ】寒い日にぴったり!「白味噌と豆乳のこっくりグラタン」
石橋さんおすすめの白味噌活用レシピは、豆乳を使った和風仕立てのグラタン。グラタンなのにお餅を入れるという斬新なレシピですが、白味噌のまろやかな甘味が際立つソースとの相性は抜群です!
<材料>(2人分)
- 豆乳…200ml
- 薄力粉…大さじ2
- 石野味噌 白味噌…大さじ2
- バター…10g
- 玉ねぎ…1/2個
- ベーコン…30g
- 切り餅…2個
- オリーブオイル…大さじ1/2
- 塩、黒胡椒、チーズ、パセリ…各適量
<作り方>
- フライパンを火にかけ、弱火でバターを溶かし薄力粉を入れ炒める。なめらかになるまで炒めたら、豆乳を少しずつ加えながら混ぜ続け、とろみが出たら火を止め、白味噌、塩、黒胡椒を入れ混ぜる。
- 玉ねぎとベーコンは薄切りにし、切り餅は3cm角に切る。フライパンに油を中火で熱し、玉ねぎとベーコンを炒め、塩、黒胡椒で味をととのえる。
- 1と2を混ぜて耐熱皿に入れ、チーズをのせる。230℃に予熱したオーブンで、チーズにこんがり焼き色がつくまで15分ほど焼く。最後にパセリのみじん切りを散らす。
伊勢丹ラバーだからこそ知っている、伊勢丹フードの魅力と「通」な味わい方。普段の何気ない料理を格上げしてくれる調味料選びやオリジナリティ溢れるレシピは、すぐにでも真似してみたくなります。食への好奇心を駆り立てるグルメ系イセタニスタのアイデアに、今後も要注目です!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は伊勢丹新宿店 本館地下1階=シェフズセレクション/あぶまた味噌、プラ ド エピスリー/サヴィーニ タルトゥーフィ、三越伊勢丹オンラインストアにてお取り扱いがございます。
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